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コラム

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みちしるべ

2018-07-17
 「エチオピアが隣国エリトリアと20年ぶりに和解へ」というニュースがあった。人口約1億人を擁すエチオピア。昭和39年東京五輪のマラソンで金メダルを獲ったアベベ・ビキラ選手で有名に▼人類発祥の地と言われるアフリカ。50ヵ国余のほとんどの国が貧しい。そのために紛争が絶えない。内戦も然り。西海岸にシェラレオネという小国がある▼「健康寿命が25・9歳で世界一短い国」と以前、雑誌に載った。見出しに「ダイヤの利権争いが泥沼化 ハエを潰すように人が殺される」。無政府状態の同国は全土が鉱山。良質なダイヤモンドを巡り政府・反政府・多国籍企業が暗闘を続けている▼豪雨災害が発生するたびに、窃盗団が暗躍する長寿国・日本。為政者も襟度が欠如。先進国を自負するものの人間の本質は変わらない?。

みちしるべ

2018-07-13
 先日「働き方改革」の説明会を取材した。働き方改革関連法が6月29日に成立。建設業は2019年4月1日の法施行後、5年の猶予期間を経て他産業と同じ基準が適用される▼説明会では、質疑応答や終了後に講師の労基署課長への質問などもあって、業界の関心の高さを感じた。建設業にも時間外労働の上限、罰則付きの規制がかけられることになる▼いま厚生労働省では、全産業を対象に全国で業界団体の大きな会合から少人数の寄り合いまで、働き方改革に関心の高いこの時期を捉えて総出で同法の周知を図っているのだそうだ▼同じ建設産業でもサービス業の建設コンサルタント業は19年4月1日施行の対象業種となることから、こちらは文字通り「待ったなし」の状況に置かれている。

みちしるべ

2018-07-12
 自然の脅威を思い知らされる。今回の豪雨では鳥取県内でも智頭町などで大きな被害が出ている。暗い夜道を歩いて避難所に向かう恐怖心は、尋常ではなかったと多くの人達から聞く▼県と市町の意見交換会を毎年取材する。首長からは「中山間地域は、いつも災害の危険性がある。道路などのインフラが充実しない限り、安心や安全などという言葉を簡単に使えない」と公共事業の予算確保を訴える声が多い▼先週の豪雨で、また智頭町が孤立状態になった。町民だけの話ではなく、重要な物流のルートだけに、様々な分野で大きな影響が出る。国道と自動車道以外は、隣接する市町に抜ける幹線道路がなく、常に危機と隣り合わせだ。道路の充実を望む地域の声が一向に届かない。

みちしるべ

2018-07-11
 記録的な大雨による豪雨災害。西日本を中心に大きな被害をもたらしている。少欄でも記しているように県下でも各地で土砂崩れや路肩崩落など多くの災害が発生した▼この1ケ月間、6月18日に大阪北部地震、下旬には梅雨時期にもかかわらず連日気温30度を超す真夏日。そして今回の梅雨前線豪雨、さらに7日夕方には千葉県で震度5弱の地震。こうも異常気象ともいえる現象が短期間に続くと、今度は何処で何が…!と、目に見えない大きな不安と恐怖が募る▼地震や台風、洪水、雷、豪雨といった天災が発生する度に、インフラ整備の重要性を思い知らされる。安心できる生活環境を構築していくためにはインフラ整備予算を倍増、3倍増確保し、自然災害の猛威と脅威に備えた国土・県土づくりの一層推進が求められる。

みちしるべ

2018-07-10
 活発な梅雨前線による記録的な豪雨が西日本を中心に広範囲で大きな傷跡を残した。各地で河川の氾濫や土砂崩れが発生しており家屋の浸水や倒壊によって多数の死者と行方不明者がでた▼県内でも初となる大雨特別警報が発表され、各所で避難指示や避難勧告が相次いだ。幸いにも死傷者は発生しなかったが、孤立地帯や浸水など自然の脅威に脅かされた。住宅の多くが浸水した倉敷市真備町では今秋にも洪水を防ぐための工事を始める予定だったという▼災害はいつ起きてもおかしくない。国民の命を守るためには治山治水を早く、徹底して整備していくことが重要だ。国土を強くする必要性、公共事業の重要性、建設産業が担う役割の大きさを再認識する。復旧、復興に地元建設業は欠かせない。

みちしるべ

2018-07-09
 鳥取県警によると、本県の今年の交通事故発生件数は、5月末時点で369件。死者数は8人で、そのうち65歳以上が5人と過半数を占める。しかし、高齢者でなくとも運転時にヒヤリとしたことは、ドライバーであれば誰しも経験することではないか▼特に、見通しの悪い交差点や、連続カーブが続く道路などを運転する時は非常に気を遣う。地元も行政に改善要望を出しているだろうが、改良など抜本的な解決までたどり着くそれは多くないのが実情▼日々寄せられる要望から、時間・コストなどを考慮しながら優先順位をつけて効果的に事業を進めていくのは、非常に神経を使うだろう。しかし、それを先送りして、取り返しのつかない事故が起きるということだけは避けなければいけない。

みちしるべ

2018-07-05
 最近知ってとても驚いたデータがある。それは各国の公共事業費の推移だ。1996年を100とした場合、我が国の公共事業費は2012年には47%にまで落ち込んだ。実に半減以下だ▼他の先進国を見ると15年間でアメリカは2倍、イギリスは3倍、フランスは1・6倍、韓国は2・5倍、カナダは3倍に増えている▼一方で、台風に伴う豪雨やゲリラ豪雨など雨の降り方はこの20年間で1・8倍を記録している。以前よりも強靭な国土が求められる環境にあるのに事業費が伸びなければ必要な整備はなかなか進まない▼デフレや少子高齢化による社会保障費の増額など日本が抱える課題は多い。公共事業費の推移をみると、公共事業がその犠牲になっていると思えてならない。

みちしるべ

2018-07-04
 サッカーのロシアワールドカップ。日本チームは逆転負けでベスト16に終るという悔しい結果だったが、決勝ステージは今までと違う景色を見せてくれた▼その日本。グループリーグ最終戦での戦いぶりに賛否両論が出ていたが、勝敗ごとは結果がすべてである。そこに目指すべき果実があるなら、今あるルールの範囲であらゆる手段を使ってでも、その果実を取りに向かうべきだと思う。それがダメというなら今後ルールを変えて行けば良い▼建設業界も同じで、様々な制度、ルールの中で営業を行い、その中で工事の受注にしのぎをけずっている。そのルールがそぐわないもので、変える方がいいものならば、変えていくべきだろう▼行政と業界の意見交換が行われている。一番よくないことは問題意識を持たないことだ。

みちしるべ

2018-07-03
 「果たして落とし所はどこか」―建設コンサルタントの簡便型総合評価は試行から11年目。県は来年度から適用件数を増やす本格実施に向けて見直し作業中▼狙いは価格競争から抜け出すだけではなく、抽選の回避だ。総合評価は低入に一定の歯止めが掛かるメリットもある▼技術力の評価と受注バランス…両睨みの状況が続く。今のところ採点項目に変動はない見通し。ただ、業務成績は高止まりで差がつかないし、技術者の数や手持ち業務件数(受注減点)が鍵を握りそう。7月中にたたき台をまとめ、8月に業界との会合に持ち込む▼制度に100%完璧なものはない。各社の考え方に温度差があるなか、究極は上から下まで等分の痛み分けができるか。素案が固まってから激しい綱引きが始まりそうだ。

みちしるべ

2018-07-02
 産業革命―。中国に電池メーカーの巨大工場が完成した。世界に君臨したい国らしい。全ての面で世界のトップを豪語したい米国。両国は貿易関税を巡り火花を散らしている▼人口減少で窮地にある日本。一説によると、米中の狭間で日本はやがて沈没する。日本国内での中国人の“爆買い”は異常と言われる。そのうち、列島そのものが爆買いされてしまうのか▼産業革命によって日本の産業、暮らしも激変した。先頃、九州の炭鉱を撮った写真展が開かれたテレビニュースを観た。エネルギーが石炭から石油に変わったことで炭鉱町は疲弊した▼今、車の燃料はガソリンから主に電気に移行しようとしている。「今後10年で全国では1万店のガソリンスタンドが消える」(専門家)。文筆業も“3行革命”を迫られているー
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