コラム
みちしるべ
2017-02-02
寒波による水道管の凍結が全国でニュースになっている。鳥取市でも1月12日から15日にかけて82件、24日から29日にかけて71件の水道管凍結・破裂等が発生した▼こうしたトラブルに対応するのは地元の建設業者だ。担当する業者からは「同時に何件も依頼されると手が回らない。昼食抜きで10時まで作業をしたこともある」「宅内配管の場合、個人の負担になるため、料金の請求や集金に手間がかかることもある」など苦労話を伺った▼大災害が発生すれば建設業者の重要性が再認識されることもある。しかし年間を通して、昼夜を問わず小さなトラブルにも対応していることはあまり知られていない。建設業は、こうして日ごろから国民の生活を支えていることを改めて感じた。
みちしるべ
2017-02-01
平成30年も早いもので今日から2月。「平成」と書いたが、この元号も、昨年12月の閣議で来年4月30日に天皇陛下がご退位され、5月1日に新天皇が即位され、新元号となることが決まった▼そういうことから考えると「今年は変化に備える年」と言えるかも知れない。元号のこと、来年10月から消費税も10%に引き上げられるし▼県内の建設業界も跡継ぎの問題など事業継承の難しさを感じさせる。そいう中、県内、県外の建設業者同士のM&Aもあった。また、ここ数年のうちに社長交代が予想されている企業も少なからずあり、業界も一つの過渡期を迎えた感がある▼どんな変化にも対応できる、足腰の強い企業、また、それを力に変えられるそんな企業になれるよう備える年としたい。