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コラム

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みちしるべ

2022-03-01
 「雪が溶けて川になって流れて行きます」―。キャンディーズの春一番の冒頭の歌詞だ。この曲がシングルで発売されたのは1976年3月1日。まさに今くらいの時期だ▼先週にかけて東部や中部を中心に雪が降り続いた。駐車場の雪かきをしても、数時間後には再び雪に埋もれている自分の車を見て無気力状態になった。恐らく除雪作業された皆さんも同じ思いだっただろう。春が待ち遠しい▼春と言えば新年度。県や各市町村で議会が開会し当初予算案が続々と発表されている。公共事業費が前年度に比べ増額した自治体もあれば、減額となった自治体も。業界からは「以前に比べて仕事がない。何とかならんものか」といった声も聞こえてくる▼季節は春になるが、業界に本当の意味での春が来るのは、いつになるのだろうか。(隼)

みちしるべ

2022-02-28
 SDGs(持続可能な開発)の一環として普及促進が求められている再生可能エネルギー。温室効果ガス削減のため太陽光や水力ーなど自然エネルギーを利用するエネルギー開発に各国が取り組んでいる▼再エネの主な課題はコストと安定性。この2つが両立しなければ成功とは言えないだろう。日本は1950年代、エネルギー自給率が58%(現在は8%)で、その大部分を占めたのが水力だった。いわゆる再エネ大国だったと言える▼自然エネルギー以外にも様々な要素でのエネルギー開発が挑戦されている。振動からエネルギーを取り出す振動発電や、日本の資源を活かした潮流発電など、各分野ごとに研究が進む▼西部では2つのバイオマス発電が稼働予定。再び再エネ大国と言われるよう、様々な研究に期待が膨らむ。(鴎)

みちしるべ

2022-02-25
 賃上げ企業への税制優遇や総合評価への加点など、官が旗振り役になって賃金上昇のムードをあおっている。コロナ禍にエネルギー高と物価上昇が重なり、所得が増えないと経済雇用は行き詰まる▼人材不足の会社にとっても賃上げは避けられない。しかし、収益に見通しが立たない中、人件費だけ増やせばどうなるか。かえって人員削減にもつながりかねない▼22年度の労務単価が10年連続して上昇する。追い風にして建設現場で働く人たちの賃金アップに結び付けたい。だが、労務単価は現場の技能労働者に支払う賃金。管理技術者や会社の事務員さんたちの給与は、現場管理費や一般管理費に含まれる▼ここらあたりの経費を削った上での応札を迫られていては、いつまでたっても建設業に携わる人の待遇は改善されぬままだ。(鷲)

みちしるべ

2022-02-24
 自動販売機が日本に誕生してから100年以上が経過した。学生時代にはよくお世話になったが、社会人になってからはめっきり使用する機会が減った▼日本は世界一の自動販売機大国と言われているが、2000年に560万台を突破してからは減少し続け、20年までには156万台が消滅した▼その一方で、新型コロナウイルスの感染拡大により、接触リスクの低減、人手不足への対応のために注目を集めている。そんな自動販売機は近年進化しており、花束やケーキ、昆虫にかばんなど様々なモノやサービスを販売している▼こういった商品の開発は新たな視点、アンテナの高さから生まれるもののような気がする。時代の節目の今、建設業界でも画期的なアイデアや企画が生まれる時なのかもしれない。(雛)

みちしるべ

2022-02-22
 きょう2月22日は猫の日―2・2・2が猫の鳴き声「にゃんにゃんにゃん」に通じる事から制定された記念日だ。特に今年は2022年、2が6つも並ぶ「スーパー猫の日」。鎌倉時代以来、実に800年ぶりの事であり、愛猫家達の関心を集めているとか▼建設業で猫と言えば―安全ヘルメットを被り、ヨシ!と指差し確認する猫のイラストをよく見かける。イラストレーター・くまみね氏が手掛けるこの猫は、WEB上で不安全行動の象徴的存在として扱われていたキャラクターを、逆に安全啓蒙の立役者としてリファインしたもの。最近では中災防や農水省ともコラボしてますます人気を集めている▼労務上の安全対策をユーモラスに伝える猫の姿は強く印象に残る。自分の働き方も振り返りながら、今日も一日、ご安全に。(梟)

みちしるべ

2022-02-21
 2月が駆け足で過ぎていく。昨年末から雪の日が多く、春を感じることはまだ少ない。今朝も、取材先の駐車場に積み上げられた雪の壁は、いつになったら消えるのかと思いながら車を止めた▼山間地域に住む知人は「今年の冬はスコップが壊れるだけではなく、身体も疲れ果てている」と苦笑い。それでも、地域の自然と向き合ってこの地で暮らしていかなければ、と話す▼自然災害は、どこでも発生する。何とかなるだろうという考えではいけないが、備えは行政も個人も万全ではない。「安心・安全」という言葉を軽々しく使えない場所もたくさんある▼道路などの公共施設を管理する県や市町村の担当課は、困っている地域を守る最前線と言っていい。土木の知恵は暮らす人達に安心を与えている。(鷺)

みちしるべ

2022-02-18
 姫鳥線の全線開通が3月12日に決まった。計画から35年、鳥取市・姫路市間の移動がついに2時間を切るようになる▼交通円滑化の恩恵が特に大きいのは物流分野だが、コロナ禍も相まって事業継続上のリスクが急騰している。企業の売上に対し物流費が占める割合は、JILSの20年度調査で前年比1割上昇。21年度速報値では直近20年間の最高値を更新した▼企業の経常利益は大手でも4%が平均とされる中、インパクトのある数字だ。加えて人口減や時間外労働規制を背景に、一過性の影響では終わりそうにない▼あらゆる業界に根を張る物流。輸送時間の短縮は生産性向上に直結し、ハード整備はその近道として広く産業振興に寄与する。気運の盛り上がりを見せる米子ー境間にも、否応なく期待がかかる。(鵯)

みちしるべ

2022-02-17
 「行く」「逃げる」「去る」―。1月から3月まではよく、このように言い表される。気が付けば2月もすでに折り返してしまった。年末もせわしなく日々が過ぎるが、年度末も何かと慌ただしい▼そうしていると1年があっという間に感じる。このことを「ジャネーの法則」と言う。簡単に言うと、50歳の人の1年は人生の50分の1、5歳の子の1年は人生の5分の1だから、年々1年が早く感じるようになる▼マンネリ化した生活は特に時間が早く過ぎる。例えば、職場と家との往復で日々が終わる場合がそうだ。今はコロナ禍ということもあり、そういう人が多いのではないだろうか▼長引くコロナの影響で業界でも軒並みイベントが中止になっている。早くコロナが終息し、イベント復活で刺激ある日々となることを願う。(隼)

みちしるべ

2022-02-16
 若手の仕事への価値観が変化している。就職活動する際、「賃金が高い」や「休みが多い」、「やりたい仕事」―など人それぞれで職を選ぶ価値観は違う。あなたは会社に何を求めますか▼さて、約30年前の平成初期頃、第1位となったのは「やりたい仕事」だった。ところが、最近では「ワーク・ライフ・バランス」を重視するという声が50%以上。また、自分の職に対して、やりがいを答えることが出来る若手は約10%という値が出ている▼建設業の人材不足は喫緊の課題。建設業者もあの手、この手で人材確保に努めている。国や地方自治体も他人事ではない▼例えば「週休2日制工事」を導入し、人材不足の解消を進めている。官・民が一体となり、こうした取り組みを若年求職者層にも周知していく必要があるだろう。(鴎)

みちしるべ

2022-02-14
 帰宅時、いつの間にか日が長くなっているなと感じられるようになった。日差しがあればなおさらだ。2月も半ばを迎え、雪の心配はなくならないが春は一歩一歩と近づいている▼県の各機関から国補正を中心に繰り越し工事が多く発注されている。何とか、春先の手持ち仕事を確保しておきたいと、だれしも思いが募る。この現場はどうか、あの現場は…そして受注に結び付くかどうか思案する▼なくならないのは同クラスで、同一日による複数開札だ。「スケジュールが過密で理解してほしい」とは発注者。ならば昨年のいまごろ、試行要領を策定した一括審査があるのでは。同一業者の受注は1日1本まで。分かりやすい▼せっかくの年度末入札。1社でも多く受注機会に恵まれ、仕事が行き渡るよう、いまこそ踏み切っていい。(鷲)
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