県入札参加資格/県内外13社を追加認定/7月1日以降公告から/藤原組が「しゅんせつ」
県土整備部は、建設工事の26年度入札参加資格者として県内10社と県外3社を追加認定した。7月1日以降の調達公告から入札参加を認める。資格有効期間は27年3月末まで。藤原組が新たに「しゅんせつ工事」を取得した。今回の認定業者は今年4月に審査申請していた。認定業者は次の通り。格付け工種は最下位級からのスタート。
※鳥取管内
▼藤原組=しゅんせつ工事▼木村建設=法面一般、舗装一般▼木村技研=塗装一般(新規)▼サンクリエイト=交通安全施設、塗装一般▼千代田工務店=解体工事▼栄和興業=土木一般▼片山庭園=土木一般
※八頭管内
▼こおげ建設=建築解体
※中部管内
▼クラエー=建築解体
※米子管内
▼足芝建築=建築一般(新規)
※県外
▼金剛測機(倉敷市)=電気通信工事▼トリアド工房(東京都八王子市)=内装一般▼藤田設備(姫路市)=建築一般、電気工事、管工事
BIM/CIM研修会開催/中部県土と県測協中部
県中部総合事務所県土整備局と県測量設計業協会中部支部が18日、BIM/CIM研修会を開き、県職員や協会員など100人がモデル業務での3次元測量や災害時の活用法などを学んだ。
中部総合事務所で開かれた研修会では、BIM/CIMモデル業務として、国道313号(倉吉関金道路)関連の2業務を紹介。地質解析業務では、西谷技術コンサルタントの中井貴彬氏が解説し=写真=、3次元モデルに必要な情報収集や作成までの過程などを紹介した上で、「地質リスクマネジメントの重要性が高まっている中で、地質状況を可視化して地質リスクを早期に発見することができる」と利点を挙げた。
また、道路改良の設計業務について西谷技術コンサルタントの磯本英孝氏が、3次元モデルを活用することで約100日間の作業短縮に成功したと話した。このほか、西谷技術コンサルタントの道祖尾友則氏が最新のハンディ型レーザースキャナの実演や3DGS(3Dガウシアンスプラティング)について解説し、参加者たちの興味を引いた。
茗荷谷ダム浚渫、基礎撤去/県企業局が8月公告へ
県企業局は、若桜町茗荷谷で進める茗荷谷ダム貯水池の浚渫工事と、鳥取市越路の鳥取放牧場風力発電所基礎撤去工事の2件について、8月の公告に向け準備を進めている。いずれも9月の契約を予定する。
茗荷谷ダムでは、昨年度に続き貯水池内に堆積した土砂の撤去を行う。2026年度は堤体付近に堆積した約1万5450立方メートルを対象に、グラブ浚渫により撤去する計画。概算工事費は約4億円を見込む。
設計書では、浚渫船に80トン吊りクローラーを搭載した台船(28台組)、土運船は120トン型12台組)を使用する計画としている。発注対象は県内のしゅんせつ工事業者。
鳥取放牧場風力発電所の撤去工事では、風力発電設備本体の撤去に伴い、基礎3カ所を撤去する。工事費は5000万円から6000万円程度を想定しており、とび一般A級を対象とする見込み。
用地調査の発注準備に/箭渓川放水路の建設
県鳥取県土整備事務所は、今年度から箭渓川放水路の建設に向けた用地の調査に入る見通しを明らかにした。これまでに放水路本体や道路、樋門などの詳細設計を終えて工事全体の施工計画を検討するための調査も始まっており、今夏にも用地調査を発注する見通し。
鳥取市福部町を流れる塩見川の改修は、浸水常襲地帯である福部駅前周辺を中心にした整備が本格化している。放水路については、箭渓川の流下能力を向上させるため同町細川~高江間600メートルに新たな河道を設置する計画で、エリア内にある県道池谷福部停車場線の一部区間を改良。また、既存の市道が利用できなくなるため新たな道路を新設するほか、橋長20メートル程度の県道橋(幅員10メートル)と橋長15メートルの市道橋についても新たな河道の建設に伴い新設。また、このエリアでは農地を区画整理する動きが本格化している。
同事務所では工事計画がまとまったことから、大掛かりな用地調査への準備を進めている。
せきがね湯命館改修/工事費10億円を試算/倉吉市
倉吉市は、日帰り温泉施設「せきがね湯命館」(倉吉市関金町関金宿)=写真=の大規模改修で、総事業費10億4100万円を見込んだ。2027年夏ごろの着工予定で、工期は1年半程度。29年度中の開業を目指す。
隣接する交流施設「倉吉市関金都市交流センター」との一体的な再整備を予定しており、市は今春の市長選後の肉付けとなる補正予算で、基本設計と実施設計の委託料に1518万円を既に予算化。今年度中に設計に取り掛かる。
改修事業案によると、湯命館のレストラン機能を同センターへ移設し、外部から直接利用できる「食の拠点」を形成。レストラン跡はイベント対応可能な休憩・交流スペースにし、浴室は解体して作り直す。
工事費は10億円を予定するが、中東情勢を踏まえ、変動を見込むという。事業費の大半を国の地域未来交付金や過疎債で賄う。
湯命館は1995年に完成し、鉄筋コンクリート造一部2階建て延べ床面積1506平方メートル。
長寿命化改修を検討する時期を迎えた一方、併設する交流センターとの機能の集約化、適正規模、整備内容の調整が必要となっており、在り方の検討が進んでいる。
中国地整/県内38者に功労者表彰/地震・雪害対応で貢献
国土交通省中国地方整備局は19日、2025年度下半期(10月~3月)の災害対策関係功労者として98者を表彰することを公表した。うち県内企業は38者が対象。
表彰対象となった事象は、1月6日に発生した島根県東部を震源とする地震、同21日の山口県周南市仙島の林野火災、25年12月から26年2月にかけての雪害。災害応急対策や防災活動などで顕著な功績を挙げた団体などに、中国地方整備局長が感謝状を贈る。
島根県東部を震源とする地震は、マグニチュード6・4、震源の深さ11キロで、最大震度5強を観測。日野川河川事務所管内では境港市と江府町で震度5強、米子市、南部町、日南町、伯耆町で震度5弱を記録した。河川堤防や砂防施設などの緊急点検が行われ、県内からヨナゴ技研コンサルタントが功労者に選ばれた。
雪害では、期間中に強い冬型の気圧配置が周期的に発生し、日本海側を中心に大雪となった。各事務所の管理区間で通行規制を実施したほか、積雪によるスリップ事故や車両の立ち往生なども発生。道路巡回や除雪、凍結防止剤散布、通行規制作業、タイヤチェックなどに当たった功績を称え、鳥取河川国道事務所管内16者、倉吉河川国道事務所管内21者を顕彰する。
感謝状は各推薦事務所長から伝達する。伝達式の日程と県内受賞者は次の通り。
▼倉吉河川国道事務所=25日午前10時=浅田建設、井中組、イワタ建設、打吹建設、馬野建設、おかだ、共栄組、クラエー、晃進、高野組、三徳興産、重道組、シモモト、大協組、チュウブ、特研工業、中本建設、平井組、福井土建、藤本組、みたこ土建
▼鳥取河川国道事務所=26日午後2時30分=吾妻商事、一高土木、技工社、栗山組、興洋工務店、大晃工業、大和建設、タカミズ、竹内組、中央建設、中一建設、原田建設、武晃建設、美穂建設、未来建設、YAHATA
▼日野川河川事務所=29日午後2時=ヨナゴ技研コンサルタント
鳥取市内での除雪作業のようす