鳥取県/9月補正案は28億円規模/災害対応の強化など追加
県は7日、災害対応の強化などを盛り込んだ28億2500万円の9月補正予算案を固めた。14日開会の9月定例県議会(~10月13日)に提出する。
今回の補正では、熊本地震と千葉豪雨を教訓として、県立高校体育館の空調整備や道路アンダーパスの安全対策などに取り組む。
主な事業は、熊本県の大型ショッピングモールで発生した爆発事故を受け、住宅のガス警報器設置費用の補助に2億円。体育館を避難所として活用する鳥取湖陵高校と倉吉東高校のエアコン設置には、断熱化改修と合わせて4億9400万円を充てる。
また、アンダーバスの冠水被害防止では、車両の進入を防ぐ遮断バーの設置などに3200万円。県立厚生病院は分娩室を拡充するため、母子同室の増床に施設整備費5100万円を注ぎ込む。
このほか、4月にリニューアルした「大山まきばみるくの里」では、周辺の渋滞解消に向けて駐車場の実施設計費と右折レーンの設置に2100万円を計上する。
これら補正後の一般会計総額は4100億2900万円(前年同期3750億1300万円)となる。
三朝町入浴施設整備/用地造成費に1・4億円/指定管理はさんびるに
三朝町が、三朝温泉で計画する日帰り入浴施設の整備事業で、用地造成費1億4000万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を、9月定例町議会に提出した。整備を予定する民有地の取得関連議案も提案しており、認められれば、発注準備に入る。
公募型プロポーザル方式で維持管理運営事業者の募集も行っており、審査の結果、さんびる(島根県松江市)に決定。指定管理者に選定する議案も定例会に提出した。
施設整備を巡って町は当初、DBO方式を採用して進めていたが、公募の結果、不調に終わったため、設計・施工の分離発注とする計画に転換。
基本設計・実施設計業務について、カイト・安本設計JVを事業者に決め、履行期間を2027年3月31日までとした中、設計段階から運営者の知見を反映させるため、維持管理者の公募を始めていた。
整備計画によると、同町山田の町総合スポーツセンターに隣接する敷地6823平方メートル=写真=に施設を建設する。延床面積1100平方メートルを想定し、入浴機能に加え、飲食機能、情報発信機能、ジム、運動できるスタジオを併設。屋外には広場、屋根付きふわふわドーム、トイレなどを設ける。厚生労働省が定める「温泉利用型健康増進施設(連携型)」の要件を満たすほか、ユニバーサルデザインへの対応などを求める。28年6月にかけ、調査、設計、建設。同年7月に施設を引き渡し、同8月の供用開始を目指す。
補正予算案の総額は3億7991万2000円。用地造成費のほか、地域交流拠点としての機能を整備する、同町大瀬の三朝小学校の旧校舎の改修事業費に2967万7000円を盛り込んだ。定例会の会期は17日まで。
鳥取市/市民会館アスベスト除去/10月中旬着手は1300万円
鳥取市は7日、市議会総務企画委員会で、市民会館=写真=で検出されたアスベストへの対応について報告した。空調設備や受変電設備の更新工事を控えていることから、10月中旬からアスベストの除去に着手する見通し。概算工事費は1300万円。除去作業は約1カ月を予定している。
市は、老朽化した空調設備や受変電設備の更新に向け、6月にアスベスト調査を実施。その結果、1階天井(床面積209平方メートル)、ホール3階席下天井(同92平方メートル)、ホール出入口内側の天井からアスベストを確認した。
除去作業は、市民会館が休館となる10月から準備に入り、10月中旬から約1カ月かけて実施する。その後、設備更新工事に移り、受変電設備は11月下旬、熱源・空調設備は2027年1月からそれぞれ改修に着手する予定。
アスベスト除去に伴う天井面の復旧については、27年度に予定しているバリアフリー改修工事と併せて実施する方針だ。
市は6月補正予算で、老朽化した空調設備や受変電設備の更新費用を計上しており、今後、業者を決める。
中林建築JVで設計へ/山陰地区隊庁舎総合設計/中四国防衛局
中四国防衛局はこのほど、「山陰地区(8)隊庁舎新設等総合設計」を中林建築設計事務所・総合技研設計・エイエム建設コンサルタントJVに委託すると決めた。落札金額は2億7600万円(税別)。履行期限は2028年2月29日まで。
業務は、出雲駐屯地で隊庁舎を新設するほか、米子訓練場で便所、高尾山分屯基地で渡り廊下を整備するための基本・実施設計。
出雲駐屯地に新設する隊庁舎は、鉄筋コンクリート造9階建て延べ床面積約6100平方メートル。米子訓練場の便所は平屋建て延べ床面積約20平方メートル、高尾山分屯基地の渡り廊下は延べ床面積約30平方メートルを想定している。
入札には落札者のほか2者が参加した。
コミュニティパークに16億円/建築工事費、施工管理費/江府町
江府町議会9月定例会が4日開会し、佐川地区で計画するコミュニティパーク整備事業に16億3570万円を盛り込んだ2026年度一般会計補正予算案を上程した。補正額は17億9077万7000円で、補正後の予算総額は68億1453万7000円。会期は18日までの15日間。
コミュニティパーク整備事業では、建築工事費15億8620万円、施工管理費4950万円を計上。土地交換に伴う建物解体などを見据え、別途342万円の造成設計委託料も盛り込んだ。26~28年度を期間とする債務負担行為として限度額16億3570万円を設定。
このほか、総務費では、まちの本屋プロジェクト事業に4500万円を計上。建物改築費4000万円、図書コーナー備品購入費500万円に充てる。せせらぎ公園ビオトープの整備委託に564万3000円、運動公園テニスコートの変圧器改修に1056万円などを充てる。
こおげ建設JVが落札/八東地区コミュニティC
八頭町は3日、八東地区多世代交流施設新築工事(同町東)を開札し、こおげ建設・松田組・八田建設JVが3億2270万円(税抜き、以下同)で落札した。応札には同者のほか、藤原組・山陰建設・竹内組JV、やまこう建設・中田組・一企工JVが参加した。予定価格は3億2370万円。
また、同日にあった工事監理業務の入札は、白兎設計事務所が688万円で落札した。
新施設は旧八東小学校跡地に残る体育館の正面に併設する形で建設する。規模は鉄骨造平屋建て、延べ床面積566平方メートル(=イメージ図)。施設内には260平方メートルの多目的ホールや調理室を設けるほか、屋外には人工芝を敷いたオープンテラス、34台が利用可能なアスファルト舗装の駐車場を整備する。設計は工事監理と同じく白兎設計事務所が担当。工期は27年3月31日までを設定している。