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東山中体育館建て替え/空調整備第1号は来夏着工/米子市/建築7・9億円、設備2億円

 米子市は、同市車尾で計画する東山中学校の屋内運動場(体育館)の建て替え工事で、建築主体の概算工事費を7億9200万円、設備は電気を7163万2000円、機械を1億3299万円と見込んだ。2027年6月に着工し、28年7月の完成を予定する。

 現在の体育館=写真=を使用しながら敷地内の別位置に建設し、完成後に既存施設を解体する計画。市が進める学校体育館空調整備計画の一環で、改築に合わせて年1施設のペースで整備するとした方針の具体化第1号となる事業となる。
 工事内容は、建築が鉄筋コンクリート、鉄骨造平屋1378・98平方メートルの屋内運動場と鉄骨平屋223・56平方メートルの渡り廊下の新築、木造平屋56・70平方メートルと鉄筋コンクリート造平屋の浄化槽49・34平方メートルの解体。
 設備は電気がスポーツ施設用LED照明の整備、機械が空調換気、給排水衛生設備の整備。
 建築は3者JV、設備は電気、機械ともに単独での発注が目安となる概算工事費。
 実施設計は建築主体、設備ともに15日の開札を予定。履行期間は27年3月15日まで。
 現体育館は1979年に建設。市は、雨漏りや施設の傾きなどを含めた老朽化の状況を総合的に勘案し、東山中を改築対象の先行事業と位置付けた。新体育館は、固定式空調の整備に加え、断熱性能の向上などを図り、教育環境の改善と災害時の避難所機能の強化につなげるという。

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中郷橋右岸道路を公告へ/鳥取県土が1・5億円で

 県鳥取県土整備事務所は鳥取市国府町の中郷橋右岸側の県道改良工事を1億5000万円程度の規模で週明けに公告する。市立宮ノ下小学校側の県道鳥取国府岩美線を中心にした工事で、14日の資格審査会で調達条件を決める。
 県道三代寺宮下線の中郷橋は幅員が狭く老朽化しているため、橋長69メートルの新たな橋梁を建設している。このうち、右岸側については橋梁工事に関連して交差点から上流側に向かって迂回路を設置しているが、工事の完了後にはこれまでのルートに戻す。このため、今秋から工事に入る県道の改良は小学校前の交差点周辺を含む上流側の203メートル間で計画。学校側には2・5メートルの歩道も設置する。
 公告する工事の内容は、土工や排水構造物、舗装、防護柵などのほか擁壁を使った張り出し式の歩道と車道部の舗装1600平方メートル、歩道の舗装500平方メートル。また、橋梁工事の完成後には住宅地を走る既存の県道を市道に移管。宇部神社入口側を走る市道を県道にする方針も固まっており、近く発注する工事で一部区間を改良する。

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湯梨浜町長選/現職・宮脇氏が6選/跡地活用などに意欲

 任期満了に伴う湯梨浜町長選は、無所属現職の宮脇正道氏(75)が6期目の当選を果たした。
 宮脇氏は6月定例町議会で立候補を表明。グラウンドゴルフの国際化推進、温泉熱を活用したマンゴー栽培と農業の6次産業化、ウェルビーイングの推進などを公約に掲げ、「生涯活躍のまちづくりを進める」と訴えた。町長選は8日に告示され、同氏のほかに立候補の届け出がなく、5回連続の無投票。
 6選が決まると、町内で当選報告会を開き、赤沢亮正経済産業相の代理で妻・千晶氏、広田一恭倉吉市長、松浦弘幸三朝町長、手嶋俊樹北栄町長、福本まり子琴浦町長のほか、土木、建築、設計をはじめとした建設業界の関係者から祝福を受けた。宮脇氏は「魅力と活気があふれるまちにしたい」とあいさつ。梨団地や排水機場の整備などの実績に触れた上で、旧保養施設や旧北溟中学校の跡地活用といった課題に取り組むと説明し「湯梨浜町の発展、中部の発展に尽力する」と意欲を示した。
 同志社大卒。1974年に県庁入りし、倉吉土木事務所副所長などを歴任。湯梨浜町助役を経て、2006年10月の町長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選した。その後、4期連続で無投票当選した。同町泊。

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米子市上下水道局 下関浩次局長インタビュー/10年概成終え維持管理へ/老朽管更新に5年間50億円

 下水道は「造る時代」から「維持管理する時代」へと大きく転換しつつある。整備が進んだ一方、管路や処理場では老朽化への対応が課題となっている。人口減少や人手不足、激甚化する災害などを背景に、限られた人員と財源で施設をどう維持していくかが重要だ。米子市では2026年度末に汚水処理人口普及率95%を達成する見通しで、国の10年概成方針に基づく整備が一区切りとなる。9月10日の「下水道の日」に合わせ、米子市上下水道局の下関浩次局長に、これからの下水道事業について聞いた。

―10年概成方針が今年度で終了する。取り組みの総括と、今後の管渠整備の進め方は。
 汚水処理人口普及率95%という目標が見えるところまで整備を進めることができた。公共下水道の整備と合併処理浄化槽の普及を組み合わせ、地域の状況に応じた最適な手法を選んできた。3月末時点の普及率は94・9%で、今年度中に95%を達成できる見通しだ。ただ、95%で終わりではない。最終的には全ての人に汚水処理サービスを提供することが目標。2027年度以降は、国道9号沿いを中心とした未整備区域約20ヘクタールを対象に、4年間で約10億円を投じて管渠整備を進める。国直轄事業の電線共同溝事業と調整しながら、効率的に整備していく。
―老朽管の改築・更新需要の見込みは。
 国の特別重点調査では、管径2メートル以上かつ布設後30年以上の管路を対象に調査し、緊急度1.が約0・39キロ、2.が約1・69キロあった。これらについては応急対応を終えており、現在、恒久対策に向けた管内調査や実施設計を進めている。今後5年間で本格的な対策を進める。今年度は緊急度1.の全区間と2.の約150メートルについて管更生やマンホールの改修を行う予定で、約10億円を見込む。特別重点調査の対象外も含め、ストックマネジメント計画に基づいて老朽管対策を進め、26~30年度の5年間で約50億円を投じる見込みだ。
―道路陥没対策を含め、管路の点検・調査をどう進める。
 昨年11月の路面空洞調査をもとに、道路管理者と試掘した結果、下水道管に起因する空洞を3カ所確認した。応急措置は終えており、今後の管更生では、原因となった取り付け管の閉塞なども併せて行う。市内の下水道管は約840キロに及ぶことから、経過年数や維持管理履歴、交通量、腐食環境などを踏まえて調査対象を選定している。今後は、下水道法の改正を踏まえ、道路管理者と占用事業者が調査や費用負担などの役割を明確にする維持管理協定についても検討し、効率的な予防保全につなげたい。
―下水道施設の耐震化や浸水対策の進捗は。
 管路では、医大通り下の中央第二幹線や国道181号下の青木内浜幹線などで耐震診断、実施設計を進めており、設計後(11面に続く)

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久松小児童に出張授業/藤原組/建設業の役割を伝える

 建設業の魅力を小学生に伝えようと、藤原組(鳥取市千代水)は8日、市立久松小学校(同市東町)で出張授業(=写真)を行った。7月から請け負う「わらべ館」(同市西町)の改修工事を通じて、3年生児童46人に建設業の仕事や役割を紹介した。
 先生役を務めたのは、藤原正弥常務ほか、監理技術者の塚川百合さんと現場代理人の大谷翔さん。児童たちは、藤原常務が自ら制作したというアニメ動画を鑑賞。キャラクターの「わらっち」が、国鉄若桜線の敷設をルーツとする藤原組の95年にわたる歩みや、わらべ館の改修内容をひも解いた。
 1995年完成のわらべ館は、約90年前にあった旧県立図書館の外観をモチーフに復元された。塚川さんは、同社の歴史と重ねながら「次の世代に引き継ぐために改修工事を進めている」と説明。建設業の役目について「道路や建物を造るだけではなく、まちの歴史やみんなの暮らしを守っている」と伝えた。
 また、教室とわらべ館の改修現場をオンラインで結び、実際の職人が外壁を打音検査するようすも披露された。
 締めくくりに、藤原常務は「建設業に興味をもってもらい、将来、思い出して私たちの仕事を手伝ってくれれば」と優しく語り掛けた。

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平井知事が山本局長と懇談/米子・境港や南北線要望

 平井伸治知事は7日、県庁で国交省中国地方整備局の山本大志局長と懇談し、米子―境港間の高規格道路や山陰近畿自動車道・鳥取―覚寺間(通称南北線)の早期整備を要望した。

 ルート帯3案が示されている米子―境港間について、平井知事は「都市部を通過することに疑いはなく、地元としても緊密に協力していく」とし、南北線では「都市計画決定ができて、下地はととのった」と述べ、早期事業化を訴えた。
 これに対し、山本局長は「地域から必要とされる良質で実効性のある社会資本整備に向けて、関係者が役割分担してしっかりと取り組んでいく」と応じ、来年度の概算要求では国交省全体で1・44倍を要求し、予算確保に努める考えを説明した。
 このほか県側は、皆生海岸の侵食対策で、県が管理している区間の和田・大篠津海岸の直轄事業化を求めた。
 一方、平井知事は、政府による『脱補正』の予算編成について「補正予算で対応していた国土強靱化予算が、当初予算に完全に乗ってくるのか」と不安視。さらに「当初(予算)に回ってくれば、債務負担の活用がないと年度後半に仕事が止まり、非効率になる」と懸念を伝えた。

平井知事の要望に応じる山本局長(写真中央)

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