県土整備部/26年度補助・交付金/道路事業に114億円を投入/久連トンネルは舗装工
県土整備部は、26年度補助・交付金の道路事業をまとめた。当初予算ベースで県下271カ所に114億円を投入する。主な内訳は、補助117事業に50億5600万円、交付金138事業に51億6800万円。
26年度道路予算については、今後「6月補正」で国認証増額分14億円を上乗せし、6月補正後の予算は128億円となる見通し。前年度(152億円)に比べて24億円あまり減少。同部では「補助の地域高規格道路整備の減が響いている」(道路建設課)と説明している。
主な事業カ所は、鳥取鹿野倉吉線・高住―良田工区で良田橋の架け替えに伴う迂回路に2億円、麻生国府線・福地バイパスは橋台工事に8700万円。国道373号・福原工区は、福原橋上部工の拡幅に1億円を付けた。
鳥取鹿野倉吉線・坂本工区では、上部工の製作に1億5500万円、国道181号・佐川―根雨原工区は下部工の建設に1億8000万円を配分した。
このほか、国道181号・江府道路は久連トンネルに13億3800万円。うちトンネル舗装に3億円を充てる。また、国道180号・福長―菅沢工区は、補強土壁に1億4100万円を投じる。
当初予算ベースで配分した各事務所の予算状況は次の通り。
▼鳥取県土=85事業、28億6600万円▼八頭県土=35事業、9億5100万円▼中部県土=28事業、23億6300万円▼米子県土=47事業、27億7000万円▼日野県土=32事業、20億6800万円
国交省日野川/26年度事業費は12・1億/河川改修や砂防事業継続
国土交通省日野川河川事務所は2026年度事業概要を取りまとめた。当初事業費は事務所全体で12億1600万円。内訳は河川3億4500万円、ダム4000万円、砂防5億5300万円、海岸2億7800万円で、前年度13億6000万円に対し約1割減。河川は伯耆町溝口地区の河川改修、砂防は大山山系の直轄火山砂防、海岸は米子市富益地区の皆生海岸保全施設整備を進める。
河川事業では、日野川の一般河川改修事業に2億2200万円を充てる。主な事業カ所は伯耆町溝口地区。流下断面が不足していることから、河道掘削などを実施し早期の安全性向上を図る。
ダム事業は4000万円。菅沢ダムの堰堤改良として、洪水調節容量内に堆積した土砂の除去と、貯砂ダムの新規整備などによる恒久対策の検討を見込んだ。
砂防事業は5億5300万円で、今年度の事業費配分では最大。大山山系直轄火山砂防事業を推し進め、伯耆町添谷地先ほかで透過型砂防堰堤などの整備を集中的に進める。
海岸事業では米子市富益地先、皆生海岸の海岸保全施設整備事業に2億7800万円を充てる。日野川からの流出土砂の減少に伴い著しい海岸侵食が生じているため、サンドリサイクルによる養浜で施設損傷や背後地の浸水、越波被害の軽減を図る構え。
発注見通しによれば4月時点で工事6件、業務12件の発注を予定。工事は大山砂防関係が4件を占め、御机3号砂防堰堤や大坂砂防堰堤改良、船谷川38砂防堰堤工事用道路などを進める。業務では皆生海岸施設整備検討、日野川流域総合土砂管理検討、菅沢ダム貯砂ダム詳細設計、大山砂防事業評価検討、日野川水系治水計画検討などが並び、施工と調査・設計を並行して進める。
米子県土/土砂法基礎調査を開始/近く2件公告
県米子県土整備局は、土砂災害防止法に伴う基礎調査の発注を始める。米子市内の2件を21日の資格審査会に諮り、25日に公告する。概算委託費は2100万円~3300万円。
米子市愛宕町など就将・明道地区の基礎調査に同2100万円を見込み、履行期間を200日間に設定。イエロー・レッド区域の急傾斜地45カ所と土石流2渓流が対象。
残る1件は、同市奈喜良など成実地区の基礎調査。イエロー・レッド区域の急傾斜地65カ所、土石流11渓流を対象に履行期間を260日間に設定。委託費は3300万円を見込む。
ともに、県内の土木関係建設コン2者JVが入札条件。
米子県土管内の調査対象箇所は約580カ所。2026年度から5年間で順次進める。
塩見橋の改築工事/6月から仮橋と下部工事/3・8億円を段階的に公告
県鳥取県土整備事務所は塩見川の新たな河道整備に伴う塩見橋について、6月から仮設橋や下部工事を段階的に発注する見通しを明らかにした。6月中旬にも仮設橋の工事に続いて7月と8月に分けて左右岸の下部工を公告することにしており、総額は3億8000万円余りと見られる。(=写真)
鳥取市福部町を流れる塩見川の改修はJR福部駅周辺などの浸水常襲地帯解消のための整備や上流部に新設する放水路の建設に向けた調査や設計も本格化している。このうち塩見橋は福部駅へ向かう幹線道路に古くから設置されているが、新しい河道の設置に関連して橋長37・5メートル、全幅10・75メートルの橋梁に改築する。
上・下部工のタイプは、上部工が2径間PC連結プレテンション方式のスラブ桁。下部工は逆T式橋台と小判柱式の橋脚。基礎は長さ20メートル以上の場所打ち杭を予定している。最初に発注する仮設橋は現橋の下流側に設置。その後、7月に1億5000万円規模のA2橋台と樋門を加えた工事。8月にはA1橋台と橋脚工事を1億8000万円程の規模で公告する準備を進めている。
工事2件を26日公告/八頭県土が土木A級で
県八頭県土整備事務所は智頭町大呂地区の地すべり防止工事など工事2件を26日に公告する。工事2件は土木A級が対象となる。
大呂地区の地すべり工事は集ボーリング142メートル、工事用道路243メートルを内容とし、工事費は6200万円。工期は220日間に設定する。
寺谷川(智頭町口波多)の砂防工事は、取付護岸151平方メートル、流路護岸工126平方メートル、帯工12立方メートルなどに着手。工事費は4400万円、工期は204日間とする。
管工事業協会が総会開く/石破前総理が激励に/倉吉市内
県管工事業協会(荒川恵会長・会員77社)の2026年度定時総会が15日、倉吉シティホテルであり、今年度の事業計画などを決めた。
総会には委任状、代理出席を含め77人が出席。荒川会長=写真=は「業界を取り巻く環境は、人材確保、働き方改革やデジタル化など課題が山積み。今後もより一層気を引き締めて業界の発展のために取り組んでいく」と決意を新たにした。
議事では、山本孝平氏(中海工業)を議長に25年度事業報告、収支決算を承認し、26年度事業計画や収支予算などを報告した。
今年度は▽県や他団体との意見交換会▽安全研修会▽担い手育成確保▽業界PR活動の推進▽公共工事の発注方法検討―などを各委員会を中心に実施していく予定。
総会後の懇親会には、中部総合事務所の木本美喜所長や倉吉市の吉川仁彦副市長が招かれたほか、石破茂前総理が激励に駆け付けた。