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2021年8月23日
昨年は鳥取県が誇る2大夏祭りが中止となり、随分と静かな夏になった。華やかな傘の舞に魅了されるしゃんしゃん祭も、祭りの締め括りを華やかな花火が彩るがいな祭も、どちらも心湧かせる夏の風物詩だ▼後者では夜の街を威勢よく練り歩く万灯パレードも目玉の一つ。名だたる建設業者も社名やスローガンの書かれた万灯を掲げ、チーム一丸となって演技を競う。その勝負は、普段行われている入札の競り合い等とまた違った趣があり、観ていて胸が熱くなる▼無念に終わった昨夏から心機一転。今年は無観客にしたり、人が集まるイベントを改変したりといった工夫を凝らした上で、両祭とも小規模ながら開催が決まった。今回の復活を足掛かりにして、来年、再来年…また活気溢れる賑やかな夏が戻ってくれることを期待したい(梟)
2021年8月20日
盆休みが終わると、日が暮れるのが一気に早くなった気がする。暑い夏はまだ続くが、稲穂の背も高くなり、秋はゆっくりと近づいてくる▼雨の日が続いた。地域によっては降水量が多く、警報も長く解除されなかった。台風のほか、秋雨前線による豪雨が発生する季節だけに、気を付けなければいけない▼気が早いようだが、除雪の準備が始まっている。取材先の関係者と話すと「雪の準備に早すぎることはない」と気を引き締める▼昨シーズンは、豪雪による倒木が山間地域で発生し、集落が孤立する被害も。県では、素早い復旧につなげるため、年間の道路維持と除雪をセットして発注する試みも考えていると聞く▼豪雨や豪雪による被害は毎年、全国各地で相次ぐ。できる限りの備えが欠かせない。(鷺)
2021年8月19日
「数十年に一度の大雨」という言葉の根拠は、「ある場所」での確率降水量を過去のデータから統計学的に算出したものだが、現実には九州や島根県の江の川のように数年間で何度も大雨被害が出ている場所もある▼たびたび発生する自然災害に対し、行政は河川改修や治水計画などで防災・減災に努めている。一方、それを上回る勢いの気候変動で、我々の住める場所が変わってきている▼ただ、毎年被害が起きる地域に昔から住む人々の中には、先祖代々継いだ家や住み慣れた土地を離れられないなど様々な事情を抱えた人もいる。そのような場合、住宅のかさ上げなども有効だろう▼行政と住民が一丸となり、様々な角度から災害に強い街づくりを進め、ますます増える自然災害に対応していかなければならない。(隼)
2021年8月18日
学生時代、留学生からよく「日本語は難しい」と聞いた。普段から使っている言語でもあり、「覚えれば簡単」と何となく応えた▼米国務省の機関であるアメリカ外交官養成局は過去に「外国語習得難易度ランキング」を作成しており、その資料によると日本語は最高難易度に位置。世界の言語の中でも日本語のみ。いわゆる、「世界一難しい言語」となっている▼確かに、似たような言葉でも日本語は少し違う。14日、佐賀県を流れる六角川の河川が氾濫したと報じられた。ふと、「洪水」と「氾濫」の違いが気になった。英語では「flood」、フランス語では「inonder」、スペイン語では…と同じ意味だという言語が多いが、日本語では少し意味が違う▼留学生にまた会うことがあれば、世界一難しいと応えたい(鴎)
2021年8月17日
盆休みが終わり、今日から仕事という人も多いのではないか。休み明けはどうしてもだるさが出てやすく、その上日中はまだまだ厳しい残暑が続く。人にはそれぞれ自分のペースがある。慣れるまでは無理せず作業を進めた方がいいだろう▼さて、先ごろ国交省を皮切りに各発注機関が今年度の優良施工者を表彰している。受賞者は、苦労があった現場を思い出しながら安堵の表情だ▼技術者は施工管理の調整、安全管理、書類の作成など、様々なことに気を遣わなければならない。しかし、それが成果に結びついた時のやりがいはひとしおだろう▼「このやりがいを若い人に知ってもらいたい」ベテラン技術者は声を揃えて言う。まずは、建設業を知ってもらい興味を持ってもらうところから。しかし、これが難しい。(鴨)
2021年8月11日
災害への備えは欠かせない。頭では分かっていても平時にはおろそかになりがちなこと。しかし近年は全国各所で大きな災害が多発していることもあり、以前に比べ意識は高くなっているように思える▼中国地方整備局では地域建設業の事業継続計画(BCP)の認定制度を設けている。2021年4月1日現在の認定業者数は206社。そのうち52社が県内企業となっており、中国5県で鳥取県の認定業者数が最も多い▼BCPは、災害時に従業員を守ること、企業を存続させることを目的に策定するもの。被害を受けた交通ネットワークやライフラインの機能を早期に回復させるためには、地域の建設業の果たす役割は大きい▼建設業に活気がある地域は災害に強い地域といえるだろう。鳥取県が先頭を走ってほしい。(鷹)
2021年8月10日
まだか、まだかと待ちわびる声が高まってきた。先月9日に開札して1カ月。県が発注した江府道路・久連トンネル(2609㍍)の技術審査会がきょう10日にも開かれる▼応札したJV13者のうち12者は県内Aクラス1~2社を組み入れており、県内16社がJVに参加している格好だ。正直、これだけの県内業者が参画しているのには驚いた▼60億円超の物件は調査基準価格に4者が張り付き、技術審査の結果はいかに。会社実績や配置技術者実績のわずかな差での決着もありそう▼参加している県内業者は落札決定後に効力が発生する「受注額」が大きいと話すも、4カ年の売上高からすればまんざらでもないようす。「だけど、だれも自分のところ(JV)が落札するとは思っていないだろ」と本音もポツリ。注目。(鷲)
2021年8月6日
山間部を車で走行していると、険しく傾斜が厳しい場所にも舗装された道路が整備されている。中には、よくこんなところにまで舗装された道路を整備したなと感心することが多々ある。道なき道を切り開き整備を進めた、建設に携わった方々に頭の下がる思いだ▼建設業界では、担い手不足が問題になっており、熟練された技術を継承する人材が育たない状況にある。一部では最新のICT技術を活用して、技術の継承をAIで行う動きもあるが、作り手の思いを継承することは不可能だろう▼日ごろ利用している何気ない道路にも、必ず誰かの思いが詰まっている。その道路整備に関わった人たち一人一人の思いが詰まっているのだ。そう思いながらいつもの道路を通行すると、また違った感情が湧いてくるだろう。(雛)
2021年8月5日
東京オリンピックで女子フェザー級金メダルを勝ち取った入江聖奈選手の雄姿は、日本中を大いに沸かせてくれた。入江選手の金メダル獲得は、女子ボクシング界にとって初の快挙。さらに鳥取県出身者としても史上初という事で、歴史を塗り替える偉業の達成に胸が熱くなるのを感じた▼入江選手はボクシングを始めた小学生の頃から、金メダル獲得を目標に掲げて打ち込んできたという。夢を叶える為に、自身の身体特性を考慮した最適なトレーニングを積み重ね…その成果を見事、世界の舞台で結実させるに至った▼入江選手は夢の実現に向けて邁進する事の大切さを改めて示してくれた。その姿に勇気づけられた、我々県下の建設業関係者もまた。未来を見据え、「次代に誇れる建設業」の実現に向けた努力を続けていきたい(梟)
2021年8月4日
猛暑の夏が続く。「マスクの夏」にもなれてはきたが、あまりの蒸し暑さに耐えられず、一人で乗る車の中では外すことも多い▼7月上旬の豪雨では、県中部地区などで被害が発生。県内で営業する建設コンサルタントは、復旧に向けた災害査定の準備に被災直後から取り組んでいる。昔に比べれば、調査に必要な設備も大きく進化しているが、それでも人の数は必要▼現地の調査は、猛暑の中での業務だけに、体調を崩していないか気がかりだ。身体も気持ちも休めない日々が続くが、安全には十分に気を付けたい▼まだ8月になったばかり。毎年のように、台風や秋雨前線による被害が発生するのは、これからの季節だ。いつも利用する道路や見慣れた河川も万全ではない。被害カ所を見て改めて思う。(鷺)
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