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2021年4月26日
大型トンネル工の発注見通しが明らかになり、新年度早々からゼネコンを中心に騒がしくなっている。県が建設する江府道路「久連トンネル」(2609㍍)は60億円規模。5月連休明けにもWTO(政府調達協定)案件として工事公告される▼地元県内業者もJV構成員として参画するチャンスがありそう。だが、一部に腰が引ける県内業者も。というのも受注額2億8700万円の加算だ▼落札すれば他の身近な工事をよそ目に、半年以上にわたって苦戦が強いられる。大型工事に入札参加の門戸が開かれてはいるものの、県内業者にとっては目に見えない制約がある▼「受注すれば減点は当然」との声も聞こえてきそうだが、トンネル工事でもせめてWTO案件くらいは別工事扱いにできないものか。滅多とない機会なのだから。(鷲)
2021年4月22日
交通量の多い道路は大型車の通行も多くなり、車線の白線が見えづらくなったり舗装の状態が悪くなることが増える。先日、通勤などで使用する道路を走行中に、白線や舗装が見違えるほどキレイになっていた▼気付かないうちに工事が完了していたのは夜間工事のおかげだった。日中は工事を行わず、我々が就寝している際に工事を進めていた。通行止めや車線規制をしていれば、渋滞の発生も生じ、まだ工事をしているのかと思うこともあったかもしれない▼道路だけでなく、商業施設や鉄道の工事も営業時間外の遅い時間や電車の運行が終わった後に行うなど、利用者に支障が出ないように工事を進めることもある。建設業だけではないが、気付かないうちに誰かが活躍してくれていることに感謝して生きていきたい。(雛)
2021年4月21日
今年も国や県の各機関で出水期前の河川堤防点検が執り行われた。時勢を顧みて例年より規模を縮小するところもあったが、やはりこの時期の安全確認は欠かせない。遠くからでは気付かない河川施設の傷みを真剣な面持ちで見まわる参加者達の姿に、その重要性を改めて認識させられた▼すぐ背後に民家や田畑を背負って立つ堤防は、地域住民の安全安心な生活実現に直結する重要なインフラ。作って終わりではなく、その後の適切な維持管理もまた重要である事は言うまでもない▼河川災害といえば、八頭郡などで被害をもたらした2018年豪雨などが思い起こされる。あのような甚大な災害がまた起きない事を祈ると共に、適切な維持管理の賜物として、いざという時には河川施設が十二分に効果を発揮してくれることを願う。(梟)
2021年4月19日
3月末に観覧したキャリア教育に関するセミナーで、大山町のコミュニティが取り上げられていた。空き家を丸ごと使った子供の遊び場で、地元の方ならご存知だろう▼空き家対策も兼ねた小規模・地域密着の、都市社会学で言う「サード・プレイス」のような場が注目されている。急速なオンライン化で、自宅や職場に縛り付けられてしまう現状の後押しもあるか。心地よく過ごせる第三の場を提供する動きは活発だ▼特に若い世代が個人レベルから始め、後に大きなうねりを呼ぶケースが目立つ。そうした火種が身近にある実感を覚えた▼立て続けに続投を決めた米子市・大山町の首長も若く、柔軟な発想に期待する声は多い。小さな火種を察知し拾い上げ、地域を照らす炎に育ててほしい。(鵯)
2021年4月16日
暖かい日が続いており、水田に目をやると、トラクターなどで土壌を整備する人の姿をよく見かける。日本穀物検定協会が発表した昨年の米の食味ランキングでは、県内産コシヒカリときぬむすめの2品種が最高位の「特A」評価を受けた。今後は星空舞など新品種の振興にも力を入れていこうとする機運が高まっている▼これらは農家の方の土壌づくりや水田管理の賜物であるが、決してそれだけではない。建設業も排水機場の整備やほ場整備などで、気候変動に対する農作物への影響を軽微にしている▼「ほ場整備したところで、農業従事者がいないのでは」という声を聞くこともある。しかし、農業従事者の減少が見込まれるからこそ、効率的で安定的な営農が必要。そのためには、ハード面を整備することが重要だ。(鴨)
2021年4月15日
昨年よく耳にした「仕事がない」という声。実際に数値で目にすると実感が湧く。本紙14 日付12面既報の20年度県内公共工事では請負額が前年度比9%減の1025億円だった。各状況も前年より減少した数字に目がいく▼発注者側でも同様の声が。「防災対策や維持系などは予算がつくが、道路改良系はなかなか要求通りにつかない」と関係者は話す。災害が多いからこそ、河川など防災対策が重要視されるのも分かる▼しかし、道路改良も重要なインフラ整備だ。道路の幅員が狭ければ日常生活はもちろん、緊急時の緊急車両走行に支障が出る。災害時に緊急車両が通れないとなると、被害が拡大する恐れも▼発注者が道路改良にも力を入れれば、業界に仕事が増え、地域の防災減災もでき正に「一石二鳥」ではなかろうか。(隼)
2021年4月14日
工事看板といえば工事名や工期、発注者、施工業者が表示された素っ気ないものを想像する方が多いだろう。みつわ安全機材(鳥取市)は、このほど間伐材を使ったデザイン看板枠「ククチノ」を開発した▼ククチノは、造花プランターが設置され、LEDでライトアップするなど女性や子供にも親しみやすい柔らかいイメージになっている。同社が間伐材を使った看板枠を扱いだした時にも新しさを感じたが、もう10年以上も前の話になる▼現場事務所も昔に比べれば随分と快適になった。作業服も昔に比べれば、カラフルになりバリエーションも増えた。i-Conはこれからも進化を続け、生産性の向上を後押しするだろう。昔と比較すれば様々なものが進化し、建設現場の労働環境が改善されていることがわかる。(鷹)
2021年4月13日
近ごろ朝夕は肌寒く感じられるものの、日中は暖かくなった。花冷えの時節もそろそろ終わりか。4月人事異動でバタバタだった取材先も段々と落ち着いてきた。新年度も本格的にスタート▼県工事の発注は20年度補正の残りがこれからの開札を控え、総合評価の各社施工能力点もようやくまとまった。指名競争が主だったころは、何でも格付け点数の上位が有利だった▼が、いまの総合評価では施工能力点が受注の行方を左右する。評価項目の「会社工事成績」「企業経営(P点)」は固定点。とくに年度後半になって重みが増してくる。それに受注ポケットの大きさを表す生産指標額も重要だ▼そんな訳で、各社は施工能力点の内容を実力と見て優劣を競う。群雄割拠。八頭管内の土木では意外な業者がトップに躍り出てきた。(鷲)
2021年4月12日
新年度が始まり、一週間余りが経過した。今まで顔なじみだった取材先の担当者が異動などによって新しい担当者に代わり、名刺交換をする場面が増える▼名刺には、91㍉×55㍉という限られた寸法の中に多くの情報が詰まっている。顔写真付きのものもあれば、名前のみのシンプルなものもある。官公庁の名刺には、その地域の観光名所の風景を紹介する写真が入っていたり、業者の名刺には、会社イチ押しの商品の名前などが入っているものなど様々だ▼業者の中には、あえて特徴的な名刺を作り、会社名や名前を印象付ける業者もある。たった一枚の名刺でも、工夫を凝らすことで営業の武器と成り得るのだ▼過去に名刺交換をした方々がいずれ昇進し、またどこかで再会できることを願い取材に励みたい。(雛)
2021年4月8日
県内にもグループ企業を有する島根県松江市の島根電工が、このほど栄誉の賞を受賞した。「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の中小企業庁長官賞に輝いたのだ▼この賞は従業員とその家族・顧客・地域社会といった「人」を大切にしている優良企業に贈られるもので、今年で11回目となる。島根電工の受賞にあたっては、職場のバリアフリー化や離職率の低さ、社員の生活を守るための経営革新努力などが高く評価された▼「働き方改革」の推進はまさしく、業界全体で取り組まなければならない大きな課題の一つ。山陰の建設・設備業者の中から業界のイメージアップにも繋がる受賞が果たされたことを大変嬉しく思う。これを嚆矢として、より良い働き方を希求する動きが今後ますます活性化していくことを期待したい。(梟)
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