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2021年10月28日
世界市場で石油や石炭、液化天然ガスが高騰している。朝晩の冷え込みで石油ストーブが欠かせなくなった我が家でも、灯油の価格がさらに上がる前に買い置きしておかなくては▼31日投開票の衆院選は終盤戦に。与野党の論戦が続く。地球温暖化で脱炭素に向けたエネルギー政策も争点。再生可能エネルギーの太陽光だけに頼って、脱原発に現実味はあるのか。電気料金に跳ね返ってくるのであれば、答えはノー。問題はあるにせよ、産業や生活を支えるエネルギーは、今のところ原発のほか見渡せない▼値上げと聞けば、東部の業界では大半の生コン工場が10月から卸価格をアップした。県の単価は追いついておらず、差額は工事請負者が負担?▼早く実勢単価が浸透し、県単価に反映しないと火種はだんだんと大きくなる。(鷲)
2021年10月27日
13・4万件。この数字が何を示すかお分かりだろうか。インスタグラムにおける「♯建設業」タグの付いた投稿件数だ。大型施設の建設を着工前から完成まで追う会社や、自社の扱う重機や製品を紹介する会社、更には会社の看板犬を載せるなど多種多様な投稿があった▼写真は受け手に想像の余地を与えてくれるものだと思っている。人間の喜怒哀楽。その瞬間その人は何を思っていたのだろうか。印象深い1枚に出会ったとき、無意識に考察してしまう。そんな経験はないだろうか▼とある建設会社のホームページを見てみるとインスタグラムやツイッターのリンクがあった。県内でもSNSを活用したPR活動をしている会社がちらほら。SNSを通して、人とのつながりは世界規模で発展することも。今後の利用拡大に期待したい。(雛)
2021年10月26日
「みなとテラス」―全国33都道府県、実に300件近い応募の中から見事最優秀賞を勝ち取り、この名前が境港市民交流センターの愛称として採用された▼来年7月のオープンを目指し、建築工事も着々と進行中。附属する歩廊・バルコニーなどを新築する外構工事の発注もちかく予定されており、完成に向けていよいよ大詰めといったところ▼芸術鑑賞・発表の場として活用するホールやレファレンス機能を強化した図書館を備え、地域の文化・交流の拠点施設として期待が高まる▼コロナ収束後のクルーズ船集客を担う夢みなとターミナルや、高度衛生管理型市場の整備といった周辺地域の活性化も併せ、今後の発展がますます期待される境港。愛称に籠められた願いの通り、市民の暮らしを明るく照らす施設になることを望む。(梟)
2021年10月25日
人が多くなるほど情報は伝わりにくい。昔の庶民にとっては、口伝えが大きな連絡手段だった。最初の数人には正確に伝わるが、その後は「尾ひれ」がついた話になり、見てきたようなうわさ話に変わっていった▼その後、連絡手段は紙や電話に変わり今の時代は電子化が進む。アナログが抜けていない人には、相手から「メールを送った」という電話がかかる。それでも、うまく伝わっていないケースはよくある▼以前から色々な組織で「情報の共有化」や「連絡体制の強化」が盛んに言われる。詳細な文書を送っても、受け止め方は人それぞれだ▼行政には毎日のように要望や苦情が寄せられる。中には重要なヒントが隠れているかもしれない。正確な情報を見逃すと、取り返しのつかないことになる。(鷺)
2021年10月21日
ファミリーレストラン「ガスト」などを運営するすかいらーくは、ネコ型ロボットを来年末までに2000店に導入する。ネコ型ロボットと聞くと、便利な道具を出してくれるあの国民的キャラクターを思い浮かべるが、このロボットは料理を出してくれる▼ロボットが担うのは、料理の配膳と食器の回収で、画面上の表情と声で顧客とコミュニケーションもできる。外食産業では非接触での接客、店舗運営の効率化を図る目的でロボットを導入する動きが広がっているという▼建設業でも技術者不足や働き方改革に対応するため、ICT施工も増えつつある。ただ、小規模な現場などでは建機導入のコストなど課題もある▼それぞれの会社規模に応じてICTを導入、活用すれば、業界の課題も解決に一歩近づくかもしれない。(隼)
2021年10月20日
社会人のコミュニケーションの基本とされる「ほうれんそう」というワード。誰もが耳にしたことがあるのではないか。1982年頃、当時の山種証券の山崎富治社長が発案し、社内で「ほうれんそう運動」を始めたのがキッカケとされている▼「ほうれんそうは古い?」以前このような記事を見た。管理職からすると「相談だけして自分で考えようとしない」社員か増えてると頭を悩ませているらしい▼そこで相談ではなく確認を取り入れ、「かく(確認)れん(連絡)ぼう(報告)」が新しいワード。確認を行うことで社員は事前に準備する事例が増えているという▼年末年始にかけてさらに繁忙期になる工事関係者。「ほうれんそう」「かくれんぼう」を改めて共有し、無事故・無災害での工事完成を祈る。(鴎)
2021年10月19日
京都の百貨店での出来事。客が食料品売り場でお菓子を買い求めたところ、雨よけのビニール袋を掛けてくれた。外は晴れているのになぜ、と尋ねると「東京からご出張ですよね。あちらは雨ですよ」と見事に言い当てられたとか▼きっかけはエスカレータの立ち位置。関西は右、関東は左と暗黙のルールがある。そこから服装や所持品、時間帯などの条件を踏まえて「東京からの出張帰りに手土産を探しに来た客」と判断したそうだ▼優秀と言われる販売員は一様に、早い段階から客に注目している。それも鋭い観察眼をもって一瞬に▼その高いホスピタリティがもたらすポジティブな記憶や体験はすべて資産になり、巡り巡って企業の成果につながる。我々も含め人が介在する業種では広く、「観る」力を磨いて損はない。(鵯)
2021年10月18日
柿、銀杏、栗…と秋の味覚を楽しんでいる。先日、知り合いからいただいた栗はどうしたものか。渋皮までむき取るのは手間だが、栗ご飯といこう。白いご飯と色合いよく、風味もある。秋が深まってきた▼衆院解散で、あす19日は「未来選択選挙」(岸田文雄首相)が公示される。これまでの安倍、菅両政権に対する世論の評価は厳しいが、株価上昇はあったし、コロナ対策でワクチン接種率の向上など実績も正当に評価されるべき▼何といっても、業界にとってはアベノミクスや国土強靭化によって公共事業はそこそこ増えた。県内建設業も経営内容は十分とは言えないものの、改善傾向とみてよい▼さて、これからだ。経済対策に伴う国からの指示は県に届いていないが、防災・減災絡みの補正はあるか。選挙後の動向を注視したい。(鷲)
2021年10月15日
秋晴れに県道を走っていると、複雑な場所で交通量調査をしていた。交通量調査は2、3人のチームで手動の計測器を使って種類別にカウントしていくが、早朝から深夜までの長時間で体力勝負だ▼国交省は、国道などを対象に実施する交通量調査について、調査員の手による観測を廃止する方向で検討中。交通監視カメラの映像を人工知能(AI)で解析し、交通量情報に変換。将来的には交通量を常時観測できる体制を構築し、渋滞対策などにも応用できるようにする▼交通量以外にも多数の単純作業が人から機械やAIに入れ替わると言われているが、自治体が発注する業務などは要領や基準に縛られて、自動化や機械化がなかなか進んでいないとも感じる。交通量調査を皮切りにAI化など効率化が進むことを期待する。(雛)
2021年10月14日
全国的にも珍しい「溶接体験施設」が富山市にオープンした。地元の鉄工業者が運営するこの施設では、職人による指導のもと本格的な溶接作業を体験できる。初日には小中学生が集まり、スツール作りを楽しく学んだとか▼この施設がオープンに至った背景には、業界の魅力を若い世代に知って貰い、次代の人材確保を目指す―業界が抱える担い手不足解消という切実な課題があった▼建設業のやりがいは様々にあるが、「ものづくりの楽しさ」もその大きな一つだろう。地図に残る仕事、自分が作った物を日々使って貰える事―そうした仕事のあり方に価値を見出す人は数多い。昨今の業界情勢を鑑みても、若手世代を対象にものづくりの魅力を教示し、業界イメージ向上に繋げる取り組みは今後ますます希求されてゆくだろう。(梟)
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