コラム

2021年5月18日
世の中には面白い語呂合わせがいっぱいある。今日5月18日は「コ(5)リをい(1)や(8)そうサロンパスの日」。この語呂合わせにはクスっとなった。私も学生時代、歴史の勉強で年号と出来事を語呂合わせで覚えていた▼とある業者を訪問した際、社長から「読書はしているか」と問いかけられた。しどろもどろになった私を見て、続けて「歴史は学んだほうが良いぞ」と言われた▼ドイツ帝国を築いた中心人物のビスマルクはこのような言葉を残している。「賢者は歴史から学び愚者は経験から学ぶ」ーと。人が一生で学ぶことは極僅か。先人たちの経験や知識を学ぶことで幾つもの生涯を経験できるという▼今日の社会情勢の中、色々な課題も歴史から解決する手口はあるのではないか。学生時代に戻るように歴史を学ぼうと思った(鴎)
2021年5月17日
昨年末ごろから懸念の声があった「第3次ウッドショック」が、にわかに顕在化してきた。短期的な背景は、コロナ禍を引き金にした米中での木材需要増、世界的なコンテナ不足など。長期的に見れば諸外国とのインフレギャップや国内林業の停滞、ひいては個人事業主を直撃する税制改正、資源自給率の低さといった問題にも根を張っている▼3度目ともなれば、国産材を見直す議論が実体を伴ってくる。4月には建売大手3社が団体を設立。また足下では智頭町が民間と結び、林業を核とした事業創出プログラムを走らせ始めた▼外材の台頭に寄与したパワービルダーの宗旨替えは皮肉な話だが、それだけ大きな転換を図る機会が巡ってきている。感染症同様、再度の緊急事態は避けなければ。(鵯)
2021年5月13日
今年も若手在職者を対象にした測量基礎研修会が倉吉市内で開かれている。県中部建設業協会と産業人材育成センター倉吉校が連携して毎年実施しているもので、毎回参加者から「とても勉強になった」と声があがる評判の高い取り組みだ▼慢性的な人手不足が続く現在の建設業界では、現場で人材を育成する余裕がなく、若者が入職しても、やりがいを見つけられず早期退職するということが少なくない▼しかし、今の時代「仕事は見て覚えろ」では、若者はどんどん業界を離れていく。数少ない若手技術者を育てるには、基礎から指導し、スキルを継承していくことが大切だ▼ただ現状は、そこまで手間をかけられないことも事実。協会などの主導でこのような研修会を開くことが、人材育成の最善策のように感じる。(鴨)
2021年5月12日
鳥取市は、道路の維持管理にAIの導入を検討している。道路空間の画像をAIが診断し、危険カ所を発見するもので、今年度からシステムの開発に着手する▼市道の維持管理は現在、ベテランの現業職員がゆっくりと道路を巡回し、危険カ所がないかを目視で点検している。これには人手と時間、そして経験を積むことで培ったノウハウが必要だ▼人材の育成には時間がかかる。そして人材の確保も難しい現在、新しいテクノロジーが人手不足や経験不足をカバーするのはどの産業でも同じだろう▼建設業でも、起工測量や設計データの作成、ICT建機による施工に新しい技術が導入されつつある。人材の確保と育成は重要なテーマだが、新技術導入による生産性の向上や品質の向上も並行して進めるべきテーマだろう。(鷹)
2021年5月11日
7日正午過ぎ、鳥取市本高の鳥取西道路を走っていた軽乗用車が反対車線に飛び出し、大型貨物車と正面衝突する悲報があった。ニュース映像では中央線にワイヤーロープが設置されていない区間だった▼死亡事故の発生は、2年前に同道路が全線開通して以来、初めて。西道路では今年に入って交通事故が繰り返されており、実は先月、鳥取河川国道事務所に関係者が集まって事故対策の検討に入ったばかりだった▼いまのところ、道路構造に特に問題はない。事故は区間内に比較的多いインターチェンジ付近に発生する傾向がみられ、本線への合流部であろうか。事故原因は前方不注意が6割近くを占めていた▼結局はドライバーのマナー向上が欠かせない。感染症にしかり、今起こっている問題は、案外に基本的なところに起因している。(鷲)
2021年5月10日
鳥取県での移動手段といえば車。どこへ行くにも車。鳥取県の自動車保有台数は全国でも上位で、特に軽自動車はトップ5に入る▼今、県内では岩美道路や北条道路など、多くの道路新設工事が進んでいる。道路事業は非難を浴びやすく、財政縮減の敵にもなりやすい。しかし、どの地域でも商業施設が集まるのは使い勝手のいい幹線道路沿い。道路の周りにお金は落ちてくる▼地方では高齢者もなかなか車を手放さない。さらに、これからは自動運転の時代になり、高齢者も障害者も車を使う機会は確実に増える。ただいくら車が自動でも道路がなければ役に立たない。今の環境を守るのか、新しい道路を開発するのか。それぞれにメリット・デメリットはあるが、あとはそこに住む人々の選択の問題だろう。(雛)
2021年5月7日
災害大国たる日本に暮らす上で、自然災害への備えは必要不可欠。大風への対処もその一つと言えるだろう▼台風や、この時期に多い春の嵐などはその代表例だが、最近では大規模な竜巻の報を聞く事も多くなった気がする。このGWにも静岡県で突風が発生し120軒以上に被害が出たが、積乱雲の状態などから、原因は竜巻の可能性が高いと専門家は見ている。鳥取県でも今年はじめに東部で竜巻が発生し注意喚起がなされたのが記憶に新しい▼時に激甚災をもたらす一方で、風力は再生可能エネルギーの活用を考える上で欠かせないものだ。北栄町の風力発電事業はストップがかかったものの、鳥取市や県西部4町などでは計画が漸次進められている▼自然は吉兆併せ持つもの―防災と利活用法を今後も模索していかなければ。(梟)
2021年4月30日
コロナに背を押されてか、ICT活用の現場に伺う機会が急増した。スマホやタブレットを携え、頭上にはドローン。データで完結する高精度な測位も実用レベルに達していると聞いて、超ネットワーク社会の到来を肌で感じている▼小さい頃、そんなSFめいた世界に憧れた。だからこそ今の子供達が夢見る職業のトップが「会社員」だったことは驚きだ▼6年前、野村総研らの調査を受け「ホワイトカラーの綺麗な事務仕事はAIに一掃される」と語り草だった。成熟社会において人はクリエイティビティが問われるようになる、と▼無から有を生み出す建設の世界は創造性に満ちている。子供達を無くなる仕事に動機付けないためにも、理想的な現場作りを進め、魅力を発信し続けてほしい。(鵯)
2021年4月28日
今年も本紙の「ニューフェイス」で建設業界に入職した若手社員が続々と顔を並べる。小欄も数社取材させてもらった。自分が思い描く理想や将来像をハキハキと話す姿に、最近の若い人はしっかりしているなという印象を受けた▼今の若者は、積極性にかけるなどの特徴を持つ一方、真面目・チームワークを大切にするといった強みを持つという。そのため、個人の昇格よりも職場の環境を重視する▼現に、数年前にニューフェイスで取材させてもらったある会社の若手社員は「仕事が辛くても会社の雰囲気が良いので頑張れる」と話す▼「今の若者は根性がない」とよく聞くが、育ってきた時代背景がこれまでとは全く違うのだ。若者の特徴を把握し、それに応じた育成を続ければ、必ずや会社の宝となる。(鴨)
2021年4月27日
建設業では、人材の確保と育成が喫緊の課題になっている。一般的には、この人材とは技術者や技能者のことを指すが、経営者も育成していかなければ業界は存続しない▼県東部建設業協会は、今年度から青年部を立ち上げる。若い経営者や経営者候補が中心になって、今後の建設業のために何ができるか。今から注目していきたい▼鳥取市上水道組合では2015年に設立した「次世代の会」の会長が交代した。コロナ禍で、社会状況を見ながらの活動となるだろうが、技術の研鑽や業界のイメージアップにつながる活動に期待したい▼若い経営者は経験が少ないかもしれないが、新しい発想がある。そして成長していく可能性も秘めている。新しい発想を受け入れ、伸ばしていく環境を業界全体で整えていく必要があるだろう。(鷹)
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