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2022年1月13日
今年は水木しげる氏の生誕100周年。大々的な催しも企画され、一県民として心躍る▼漫画家いわく、目は「同じ大きさで、大きさが違うもの」を無意識に探すという。例えば同サイズのビルを2棟描いた時、重要なのは窓。小さな窓が多く並んだものは「遠くの大きなビル」と認識され、紙の上に立体感が生まれる。すなわち「空間」を描いているのだ、という説明が印象深い▼建設の世界では三次元的にモノを生み出すが、道や建物ができれば人の流れや景観が変わる。構造物の関係性が都市空間全体を形作る仕組みは、どこか近しいものを感じる▼奇しくも水木しげる・青山剛昌両先生に因んだ施設が建て替えや移転を検討中。「まんが王国」を代表する名所として、エリア全域を広く俯瞰したビジョンを描いてほしい。(鵯)
2022年1月12日
1月も中旬になると、受験勉強は追い込み。良い知らせを受け取るために本人の努力はもちろんだが、家族の気遣いも長く続くから大変だろう▼ウインタースポーツは、文字通り今が本番。夏場のきつい練習が良い結果につながる。そして、春に本番を迎える競技は、この冬場の取り組みで「たくましくなった」と言われる選手が出てくる▼建設関連業界は、発注時期の平準化も進んだとはいえ、それでも3月工期の工事や業務はまだ多くある。現場を任された技術者は、完成までの工期を間近に控えて気になることも増える▼加えて今年の冬は雪も多い。寒さはこれからが本番だから、スタッフの体調管理にも気をつかいながら現場は進む。この人達からも「この時期を乗り越えなくては」という言葉が。(鷺)
2022年1月11日
「雪やこんこ あられやこんこ」―。有名な童謡「雪」の出だしだ。幼いころは2番の歌詞に出てくる犬のように、雪が降れば雪合戦やかまくらづくりなどをしたが、今は猫のようにひたすら布団にくるまっている▼昨年末は智頭町や倉吉市で大雪となった。県内の公共交通機関もダイヤが大きく乱れた。雪に慣れていても、シーズン初めの本格的な積雪には毎回てんてこまいだ▼6日には首都圏でも10㌢の積雪があった。普段雪が降らない土地での積雪はなかなかの試練だろう▼年始のあいさつまわりに訪問した業者さんは「年末は雪が心配で会社近くのようすを見に行った」と話す。また、ある県職員さんは年越しを事務所で過ごされたそう。除雪作業をする皆さんのおかげで、住民は安全に生活できていることを改めて痛感した。(隼)
2022年1月7日
「ファイト・一発!」このフレーズを聞くとリポビタンDのCMを思い出す。筋骨隆々の2人が雄叫びをあげながら、手を携えて断崖絶壁を乗り越える映像は今でも印象深い。販売は今から60年前の1962年。干支は今年と同じ「壬寅(みずえのとら)」になる▼生命循環を表す干支は「十干」と「十二支」の組み合わせで60年に一度巡ってくる。「壬」は十干の9番目。終わりの位置に近く、次の生命を育む準備の時期。「寅」は3番目で初めの位置に近く、誕生を表す。そのため新しい成長の礎となる年なのだとか▼60年を経たリポビタンDのキャッチは「一歩を、一緒に」。様々な課題の中、解決策となる手立てや更なる建設業の成長を共に導き出すため、情報や業界の訴えをいち早く紙面に載せられるよう取材活動に励む。(鴎)
2022年1月6日
年が明ければまずは賀詞の交換から。古式ゆかしい作法に則り新年を祝う慣習は、令和の時代も脈々と続いている▼美徳と言うべき「礼節を重んじる」国民性だが、働く上ではボトルネックになりかねない。190カ国に展開する企業がビジネスメールの調査をしたところ、「To」や「CC」に入る宛先数が世界一多いのが日本法人だった▼「筋を通す」ことを優先するあまり、大小問わず関係者を巻き込み、結果としてより多くの人に時間を割くよう強いていることになる。「礼儀正しく時間を奪う名人」とは言い得て妙だ▼時間は補充の効かないリソースであり、その使い方は人の一生と等価。働き方改革のリミットまであと2年に迫った。芽吹きを象徴する壬寅の年にこそ、新たな価値基準を打ち立てなければ。(鵯)
2021年12月27日
暮れが押し迫り、まちなかを往来する人たちも何だか慌ただしくみえる。今年を振り返ると、猛威を振るったコロナ第5波が秋にかけて収まり、年末年始は落ち着きを取り戻せそう▼やはり災害も発生した。7月豪雨と8月の長雨による被害は土木施設だけでも50数億円に及んだ。発災直後から現場の最前線に立って活動に励んだのは建設業者やコンサルだ。もっと光が当たってもいい▼他方、若手の採用に手を焼く経営者の声を次々に聞く。「働き方改革」や賃金、休日確保の課題も横たわる。が、どうだろう。来年に向けて、まずは誇り高く建設業の社会的な地位を向上させる啓発から始めて見ては―▼ともあれ、きょう付の本紙は年内最終号。読者の皆さんに今年1年を感謝するとともに、どうか穏やかな新年をお迎えください。(鷲)
2021年12月24日
今年の新語流行語は「リアル二刀流/ショータイム」に決定した。この言葉は大リーグのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の活躍によるもので、投打における歴史的な活躍は国内外で大きな話題となった▼建設業界の場合は、「CCUS(建設キャリアアップシステム)」「国土強靭化」などが思い浮かぶ。業界では聞き覚えのある用語で、来年以降も登場頻度が増加するだろう▼毎年、新語流行語が生み出されるが、その一方で使われなくなり、消えていく言葉もある。真の流行語とは、誰もが意味を理解し、何の違和感もなく使われてこそ価値がある。逆に考えると一度定着してしまえば、その用語や施策は成功と言える▼建設業界が明るい話題に溢れ、前向きな新語・流行語が知れ渡る時代が来ることを期待したい。
2021年12月23日
19万9000人―国が21日に発表したこの数値は、日本海溝・千島海溝を震源とするM9クラスの地震発生した場合に予想される死者数だ。想定される津波の高さは30㍍にも…東日本大震災の光景が否応なく思い起こされ、背筋が寒くなる▼国は「正しく恐れる」ことが大切と語る。先の数値は、冬の深夜に発生し、すぐに避難する住民が2割しかいなかった場合のケース。津波と低体温症に備えた迅速な避難がなされれば、最悪の未来は回避できる。個々人の意識付けが肝要だ▼当然、防災対策として建物の耐震化や地盤強化も重要になる。避難施設の建設によって、被害を8割まで減らせる―とも▼災害大国である日本において、防災・減災の担い手たる建設業がどれだけの希望をその背に負っているか、改めて実感させられる。(梟)
2021年12月22日
毎日、発信される情報は数えきれないし、少し時間が経過すれば別の話題でにぎわう。こんな世の中だから、この一年どんなニュースがあったのか忘れがちになる▼ワクチン接種の開始、岸田文雄総理の誕生、衆議院選挙、東京オリンピック・パラリンピックの話題がランキングされるが、山陰の夏は雨の日も多かった▼スポーツニュースは、今年後半になって日本ハム・新庄剛志監督の就任でにぎやかだ。野球ファンのみならず、注目される存在。それでも、今年は大谷翔平選手の活躍が一番目立ったかも▼気分の滅入る話題が2年続いて、毎日のトップニュースになることも多い。そして、今年も甚大な自然災害が発生した。現地の復旧は、まだ途上。来年の今ごろ「良い一年だった」と振り返りたい。(鷺)
2021年12月21日
先日、趣味の音楽の機材(カウベル)を楽器通販サイトで購入した。ポイント失効が近づいていたこともあり、衝動買いの形になった。後日、届いたカウベルを見てびっくり。小欄が想定していた15㌢ほどの大きさと倍もサイズが違う。どう使っていこうか困ったものだ…▼初めて購入する機材。街の楽器屋で一度実物を見てから購入を考えるべきだったと反省した▼少し前にある事務所で聞いた話だが、舗装工事で設計書どおりに施工したらガタガタになってしまい、一から舗装し直した業者がいたそう▼今の時代、システムを駆使すればどこでも仕事をすることが可能だ。ただ、「百聞は一見に如かず」と言うように、直接目で見る情報に勝るものはない。それは我々記者も同じ。現場を見て勉強せねば。(隼)
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