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2022年3月8日
買い物をする時に、キャッシュレス決済を使うことが増えた。小銭を探す手間やお釣りのやりとりが無く、使用額によってはポイント付与などで、現金で支払うよりもお得になる場合がある。手軽が故に気が付くとつい買い過ぎてしまうことも▼電子化の流れは手形にも。経済産業省は、2024度に約束手形の支払期間を短縮し、26年度には廃止する方針を打ち出している。銀行振込や電子手形に移行することで、事務手続きの負担軽減につなげていく。手形による取引が根強く残る建設業界においても、新たな変革が求められる▼前払金要件の拡充や中間前払金を活用することで、円滑な資金繰りを行っていくのも大切だ。業務の効率化や生産性向上のために、積極的に電子化や手続きの簡略化をしていく必要がある。(雛)
2022年3月7日
今季も県全域が大変な大雪に見舞われた。西部に目を向ければ―大山町のスキー用品レンタル店に、約10㍍に及ぶ巨大なつららが出来たとの報が。観光資源に活用できそうな程見事な代物ではあったが、流石に危険であるため撤去されたそうだ▼東部では―若桜町で一時4㍍以上の積雪に。舂米・諸鹿地区では県建協と町建設業協会の協働による民家の除雪作業が行われた。町と町協会が結んだ災害時協定に基づく出動は、今回が初めてのこと。自力で雪を下せない高齢者を始め、町民から篤い感謝の言葉が寄せられた▼恵みをもたらす雪も、甚だしければ牙を剥く。県民生活と切り離せない雪害への対処にあたって建設業界が果たす役割と、有事の早期対応を可能にする災害時協定の重要性―それを改めて実感させられた冬だった。(梟)
2022年3月4日
河川敷に菜の花を見つけて春を感じる。3月に入ると晴れた日は陽ざしも暖かいし、これから咲く花も芽吹く。この時期になると雪の日は少なくなるが、山間部の積雪は今も多く残る▼県道鳥取鹿野倉吉線は、鳥取市と倉吉市を結ぶ幹線道路。名前の通り。鳥取市から西南方向に向かい、鹿野城下を抜けると佐谷峠の急な上り坂が始まる。峠を越えれば三朝町。急な山道を下れば投入堂のある三徳山。そして、三朝の温泉街が見えてくる▼若葉や紅葉の頃は峠をよく利用するが、冬は豪雪。怖い思いをしたくないから走る勇気はない。最近は三朝町内などで改良が進むが、雪への対策はさらに必要だ▼観光だけではなく、沿線には多くの人の暮らしがある。地域を守り続けるこの道路の役割は大きい。(鷺)
2022年3月3日
目下、トピックスはウクライナ情勢一色だ。初回の停戦交渉は下馬評通り決裂したが、継続協議の中で落とし所が見出だせるか。一方で国連緊急特別総会も開幕。本稿が読者諸氏の目にとまる頃には、また次の局面へ差し掛かっているかもしれない▼どうあれ対露の経済制裁は既定路線。小麦や化石燃料、金属などの資源供給が覚束なくなれば、物価上昇のかたちで企業経営や生活に影を落とすことは必至だ▼こうした論調に前線兵士の命の軽視を揶揄する声も上がるが、かねてコロナ禍から取り沙汰される「経済死」の議論に目を背けることはできない▼業界では労務単価や一般管理費等率などの引き上げで、賃上げ加点運用の緒についたところ。流れに掉さすためにも、経営維持の下支えが欲しい。(鵯)
2022年3月2日
「雪が溶けて川になって流れて行きます」―。キャンディーズの春一番の冒頭の歌詞だ。この曲がシングルで発売されたのは1976年3月1日。まさに今くらいの時期だ▼先週にかけて東部や中部を中心に雪が降り続いた。駐車場の雪かきをしても、数時間後には再び雪に埋もれている自分の車を見て無気力状態になった。恐らく除雪作業された皆さんも同じ思いだっただろう。春が待ち遠しい▼春と言えば新年度。県や各市町村で議会が開会し当初予算案が続々と発表されている。公共事業費が前年度に比べ増額した自治体もあれば、減額となった自治体も。業界からは「以前に比べて仕事がない。何とかならんものか」といった声も聞こえてくる▼季節は春になるが、業界に本当の意味での春が来るのは、いつになるのだろうか。(隼)
2022年2月28日
SDGs(持続可能な開発)の一環として普及促進が求められている再生可能エネルギー。温室効果ガス削減のため太陽光や水力ーなど自然エネルギーを利用するエネルギー開発に各国が取り組んでいる▼再エネの主な課題はコストと安定性。この2つが両立しなければ成功とは言えないだろう。日本は1950年代、エネルギー自給率が58%(現在は8%)で、その大部分を占めたのが水力だった。いわゆる再エネ大国だったと言える▼自然エネルギー以外にも様々な要素でのエネルギー開発が挑戦されている。振動からエネルギーを取り出す振動発電や、日本の資源を活かした潮流発電など、各分野ごとに研究が進む▼西部では2つのバイオマス発電が稼働予定。再び再エネ大国と言われるよう、様々な研究に期待が膨らむ。(鴎)
2022年2月25日
賃上げ企業への税制優遇や総合評価への加点など、官が旗振り役になって賃金上昇のムードをあおっている。コロナ禍にエネルギー高と物価上昇が重なり、所得が増えないと経済雇用は行き詰まる▼人材不足の会社にとっても賃上げは避けられない。しかし、収益に見通しが立たない中、人件費だけ増やせばどうなるか。かえって人員削減にもつながりかねない▼22年度の労務単価が10年連続して上昇する。追い風にして建設現場で働く人たちの賃金アップに結び付けたい。だが、労務単価は現場の技能労働者に支払う賃金。管理技術者や会社の事務員さんたちの給与は、現場管理費や一般管理費に含まれる▼ここらあたりの経費を削った上での応札を迫られていては、いつまでたっても建設業に携わる人の待遇は改善されぬままだ。(鷲)
2022年2月24日
自動販売機が日本に誕生してから100年以上が経過した。学生時代にはよくお世話になったが、社会人になってからはめっきり使用する機会が減った▼日本は世界一の自動販売機大国と言われているが、2000年に560万台を突破してからは減少し続け、20年までには156万台が消滅した▼その一方で、新型コロナウイルスの感染拡大により、接触リスクの低減、人手不足への対応のために注目を集めている。そんな自動販売機は近年進化しており、花束やケーキ、昆虫にかばんなど様々なモノやサービスを販売している▼こういった商品の開発は新たな視点、アンテナの高さから生まれるもののような気がする。時代の節目の今、建設業界でも画期的なアイデアや企画が生まれる時なのかもしれない。(雛)
2022年2月22日
きょう2月22日は猫の日―2・2・2が猫の鳴き声「にゃんにゃんにゃん」に通じる事から制定された記念日だ。特に今年は2022年、2が6つも並ぶ「スーパー猫の日」。鎌倉時代以来、実に800年ぶりの事であり、愛猫家達の関心を集めているとか▼建設業で猫と言えば―安全ヘルメットを被り、ヨシ!と指差し確認する猫のイラストをよく見かける。イラストレーター・くまみね氏が手掛けるこの猫は、WEB上で不安全行動の象徴的存在として扱われていたキャラクターを、逆に安全啓蒙の立役者としてリファインしたもの。最近では中災防や農水省ともコラボしてますます人気を集めている▼労務上の安全対策をユーモラスに伝える猫の姿は強く印象に残る。自分の働き方も振り返りながら、今日も一日、ご安全に。(梟)
2022年2月21日
2月が駆け足で過ぎていく。昨年末から雪の日が多く、春を感じることはまだ少ない。今朝も、取材先の駐車場に積み上げられた雪の壁は、いつになったら消えるのかと思いながら車を止めた▼山間地域に住む知人は「今年の冬はスコップが壊れるだけではなく、身体も疲れ果てている」と苦笑い。それでも、地域の自然と向き合ってこの地で暮らしていかなければ、と話す▼自然災害は、どこでも発生する。何とかなるだろうという考えではいけないが、備えは行政も個人も万全ではない。「安心・安全」という言葉を軽々しく使えない場所もたくさんある▼道路などの公共施設を管理する県や市町村の担当課は、困っている地域を守る最前線と言っていい。土木の知恵は暮らす人達に安心を与えている。(鷺)
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