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2022年5月13日
ガソリン価格が高騰している。ウクライナ情勢の影響が大きいが、物価の上昇は公共工事にも影響を及ぼしている▼木材や鋼材の価格上昇など、先の見通せない状況が続き、工事費や資材の見直しなどを理由に予定していた発注時期が遅れる自治体もあるという。発注時期の遅れにより、施工する意思があっても繁忙期で人材や機材が足りなければ受注できず、必然的に収入の減少につながってしまう。そうなると削減の矛先が向くのは人件費で、給与が減るとやる気も落ち込み、人手不足に拍車をかけてしまう▼政府は4月から、国の公共調達における総合評価落札方式の案件で、賃上げを表明した企業への加点措置を行っている。給料条件が良くなれば従業員の意欲向上につながり、企業の信頼度も高まる。賃金上昇には期待したい。(雛)
2022年5月12日
3年ぶりとなる行動制限無しのGWが明けた。 5月5日「こどもの日」には、袋川(鳥取市)や日野川(江府町)に数多の鯉のぼりが掲げられ、道行く人々を楽しませていた。美しい川辺に泳ぐ、鮮やかな鯉の群れ。実に優雅な姿だ▼こうした催しを楽しむため、我々建設関係者も一役買っている。恒例の河川点検では、国や県の職員達が堤防に破損など無いか具に確認して回った。河川を安全に利用する為に欠かせない▼発見した傷を直すのは業界の役目。それだけでなく、GW前の河川美化に汗を流した業界団体もあった。協会の社員が一丸となってゴミを拾い、美観を保つ。それもまた大切なこと▼「川の流れ」という大いなる財産を、安全かつ美しいかたちで次代へと繋いでいくために。これからも官民協働での整備が必要だ。(梟)
2022年5月11日
ゴールデンウイークが終わり、今週は長く感じる人も多かろう。連休は、それぞれの毎日だったと思うが、カレンダーは5月も中旬▼今週は、すっきりしない天気の日も多く、梅雨の季節も近いと感じる。今年の雨はどうか。冬は雪も多く降ったし、降雨量を今から心配する▼昨年は県内でも雨によって大きな被害を受けた地域があるなど、全国各地で災害は毎年発生している。県中部地区などでは被害発生直後から復旧工事に入っているが、まだ途上▼行政も早めの注意を呼びかけるが、自分たちが暮らしている地域は大丈夫だろうという気持ちが多くの人にはある。避難の遅れが惨事につながる▼地域から行政に出される要望の多くは公共施設の整備。難しい問題もあるが、危険は一つも見逃せない。(鷺)
2022年5月9日
各社が新戦力を迎えて1カ月。建設業の経営者から、新入社員との世代間ギャップや仕事に対する価値観の違いについての話をしばしば聞く▼新卒社員は1990年代後半から2000年代生まれの「Z世代」に該当。内閣府調査によると、家庭・プライベートの優先度が高く、生まれたときからデジタル技術に慣れ、効率性も重視するという。職業選択では自由度が高く、ワークライフバランスが整いやすい企業を好む傾向にある中、建設業は働き方改革の実現が難しい業種。週休2日制の推進、賃上げ加点措置などに加え、2024年には法改正に伴い、時間外労働時間の上限規制が適用され、対応が求められる▼大型連休が明け、社員の「五月病」が心配な時期だが、現代社会と向き合う経営者の悩みも深い。(鴛)
2022年5月6日
IBM製コンピュータ「ディープ・ブルー」がチェスの世界王者を打ち破ったのは、25年前のちょうどこの時期だった。寂しさに近い感情が大型連休明けの名残惜しさとない交ぜになっていたように思う▼同機はさらに改良を加えて売りに出された。価格は100万ドル、円換算で1億は下らない。その演算能力はいかほどかというと、今やミドルクラスのスマホ程度だ▼クイズのような一問一答形式でも、人間を上回るマシンが10年前に出現。一般化のスピードが維持されるなら、長らく優秀さの指標だった「正答を導く知性」はありふれたものになる▼例えば特許書類の作成は弁理士の資格業務だったが、ついにAIの導入が可能になった。2カ月かかった作業が1時間で済む時代、人の働き方は大きな岐路に立っている。(鵯)
2022年4月28日
本紙が毎年この時期に企画する「ニューフェイス」に登場する若い皆さんンのコメントを読み、社会人になったばかりの頃を思い出す先輩方も多い。働き始めて1カ月になる今の時期は、業務の内容も少しは理解するが疲労もたまる。大型連休が待ち遠しい▼いつかはぶつかる高い壁への戸惑いや、不安をのぞかせながら毎日を過ごす新入社員も少なくない。周囲の先輩も日々の仕事に追われて余裕はないが、暖かく見守ろう▼長く建設業界で働く知人は「業界の明るい将来を託す貴重な人材」などと言うと、若者に余計な負担を与える。「まずは、焦らずに仕事に慣れよう」と励ます▼ニューフェイスに登場した若者が言う。「地域に貢献できる人になる」。この人達の思いがたくさん叶うことを願う。(鷺)
2022年4月27日
もうすぐ5月。この時期は青空が広がり、気温もちょうど良いからお気に入りの季節だ。自然の景色なんかも春仕様で、休日を使って各地へ旅行に出かけたいところだが、もう少し辛抱といったところか。いつになったら落ち着くのだ、コロナよ▼今の時期は業界にとっては総会シーズン真っただ中だ。軒並み書面総会となった2年前と比べ、今では感染対策を徹底して対面での総会を実施するところがほとんどだ。ただ、コロナ前とは違い懇親会はやらないところが多い。このことに「気を遣うことがなくて気が楽」という意見もあれば、「味気なくてなんだかさみしい」という声も▼コロナ禍で大きく変化した日常生活。リモートと対面それぞれの良い点を組み合わせながら、アフターコロナに向き合っていく必要があるだろう。(隼)
2022年4月26日
今月から開幕したメジャーリーグ。今年も日本選手が渡米し、活躍ぶりをニュースでよく見かける。二刀流の大谷翔平は今年どんな成績を残すのか注目が集まるところ▼大谷選手といえば、今年度からメジャーで導入された「大谷ルール」。ピッチャーで降板した後もDHで打席に立てるというもの。このルールを使えるのが大谷選手しか居ないだろうということで、称される理由である▼ルールといえば、とある市でも総合評価方式に使われる事業者成績点数の算出方法を適用するか悩んでいる。というのも入札の不落が続く中、参加意欲を持ってもらうため新ルールを昨年策定し、今年度からの導入を見込んでいたが複数の業者にデメリットが生じてしまうため検討しているという。導入までおよそ1カ月。どうなるものか(鴎)
2022年4月25日
裏庭に植えてある山椒の葉が青々しい。まだ、小さな葉のうちは香り高く、摘み取ってはお汁に浮かべたり、煮物に置いたりと…ピリッとしたアクセントにちょうど良い▼ツバメも巣作り場所を探しにやって来た。糞の始末は覚悟して、車庫の扉を少し開けておくことにした。自然界は季節に合わせて流れゆくが、世情はどうか▼原材料不足や高騰がうまく価格に転嫁できていない結果が、各大手調査会社の調べで分かってきている。身の回りでも、民間の建築工事で「これから契約するものはまだいいが、工事中の現場は」といった話を聞く▼オイルショック以来の「悪い物価高」だという。スムーズに次の支払いに価格反映できる仕組みはないものか。公共工事でも「スライド条項」を発動する要件緩和を検討していい時期にきている。(鷲)
2022年4月22日
急速なデジタル化は、あらゆるところで進んでいる。学校の授業では、タブレット端末や電子黒板などが当たり前のように使われており、紙の辞書を引く習慣がない子どもたちも増えてきた▼もちろん建設業界も例外ではない。例えば建設現場で、公衆が見やすい場所での掲示が求められる施工体系図や標識について、国土交通省はディスプレイなどの表示機器を活用できるように解釈を明確化した。施工体系図は工事関係者が増えるたびに速やかに更新する必要があるが、デジタルであれば簡単に変更が可能で、便利。今後あらゆる現場で目にする機会が増えるだろう▼デジタル化することで、工事概要た完成予想図なども紹介できるようになり、地域の人々が興味を持つきっかけにと期待する声もあるようだ。(雛)
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