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2022年9月27日
NHKの朝ドラ「ちむどんどん」がいよいよ最終週をむかえた。沖縄本島北部・やんばる地方から料理人を目指し上京したヒロインが、家族や周囲に支えられながら腕を磨き、そして故郷に再び舞い戻り、料理店を開業させる過程を描く▼ちなみにドラマによく出てくるシークワーサーなるもの。すだち、カボスに似たような酸味の効いた果実と想像できる。揚げ物やドレッシングにも合いそう▼差し迫った月末は上半期末でもあり、1年の折り返し。さて、各発注機関による執行状況の行方は。いくら執行率が上がったとしても、要は受注者側に〝実感〟が伴っているかどうか▼発注時期の平準化の取り組みもあって、以前に比べてボリューム感に欠ける。昔あった大量発注のように、ちむどんどん(心がわくわく)した頃を懐かしむ。(鷲)
2022年9月26日
今では子供でも簡単に手に入れることができるドローン。災害時の状況把握などに使われる大型の全天候型ドローンから、本体重量が100グラム以下の小さなものまで種類も幅広い▼建設業界では、現場での測量だけでなく、高層ビルやダム、トンネルなど大規模工事の進捗確認や、堤防、橋梁などのインフラ設備を点検するのにも役立っている。i-Constructionとドローンは非常に親和性が高く、今後のさらなる利活用が期待されている▼国は、2022年度中に「補助者無しで有人地帯(第三者上空)での目視外飛行」を目標に掲げ、ドローンに関わる法整備や周知を進めている。ふと空を見上げればドローンが荷物を運んでいる、そのような未来は決して遠くないのかもしれない。(雛)
2022年9月22日
農業に携わるみなさんは、長い時間と手間をかけて作物を育てる。農家ばかりではなく、子供たちにスポーツを教える指導者は単純な反復練習だけではなく「競技の楽しみがわかれば上達する」と指導に知恵を絞る▼建設業界で働く人も長い時間をかけて育つ。完成後の建物や構造物を思い描き、多くの人が培った経験と技を使って完成させる。高齢化する業界だが、新しい技術や設備の開発も進む▼悪い話ばかりではない。年齢は若くても、自信を持って発注者と協議する姿を最近見かける。昨年、技術士の国家資格を取得した若い人は業務への自信も増したと聞く▼何よりも刺激と資格取得へのプレッシャーを感じているのは周囲にいる若手の技術者か。この人達が土木の表舞台に立つ日も遠くない。(鷺)
2022年9月21日
PSGsという言葉に触れた。SDGs、ESG、DX、GXとアルファベット略語が続々と登場する中、心理的安全性(Psychological Safety)を意味するという▼米大学教授が提唱し、組織内で安全性の高い環境が整えば、成果が出るとグーグルが実験で実証。安心して発言や行動ができる職場環境が醸成されれば、人材の定着、高い収益性、コンプライアンス意識の向上が期待できるそうだ▼山陰の複数の企業も着目し、実行委員会を発足。心理的安全性の高い組織をつくるため、具体的な取り組み、目標設定、情報交換を進めるということで、県内建設業も参画した▼来春高卒者の選考と内定通知が始まり、業界の採用担当者が動き出した。人材確保や定着にむけ、何か参考になるといい。(鴛)
2022年9月20日
今年度から高校の必履修科目に「情報」が組み込まれた。遅まきながら内容を流し見てみたところ、選択科目の「Ⅱ」まで進めば素人目にもかなり高度な内容。10年もすれば彼らが世に出てくると思うと、楽しみでもあり末恐ろしくもある▼しかし専門家は「勾配降下法をゼロから書けるような子が生まれるとは思えない」と懐疑的だ。流行の機械学習や画像解析を動かす計算原理の一つだが、高等数学で扱う微分の知識を前提とする。基礎と応用の関係であり、並行して習得するなど無茶な話だと訴えた▼ただ使える道具だけを渡しても、仕組みを理解していなければ結果や意義が想像できない。業界も技術障壁の低下が進むが、ともすれば命に関わる仕事なだけに、若年世代には基礎から丁寧な教育を施していきたい。(鵯)
2022年9月16日
インターネットが大衆にも普及し始めてから約四半世紀。ネット社会から離れるには、意図的に隔離しなければならない状況だ▼ネットを巡っては色々な問題がある。倫理的なことや技術的なことなど。このうち、技術的なことは利用者側で解決できないことも多い▼携帯大手4社は通信障害を発生させた経験がある。特に、今年7月のKDDIの通信障害は復旧に約61時間かかり、緊急通報にも影響を及ぼした。この時再注目されたのが公衆電話だ。災害時でも優先的に電話が繋がる優れものだ。携帯が「デジタル」なら公衆電話は「アナログ」だろう。ただ、10・20代では使い方が分からない人もいたようだ▼建設業でもデジタル化は進む。万が一に備えて従来のやり方も伝えれば、いざという時困らず済むかもしれない。(隼)
2022年9月15日
昨年3月頃から起きた木材の高騰から1年半が経過しつつある。住宅業界からは「ウッドショックはいつまで続くのか」と声が出るほど終息の見通しは立っていない▼ウッドショックの影響が続くのは何故か。日本は国土面積の約70%を森林が占める森林大国。だが、住宅メーカーが使う木材の7割は輸入材に頼っているのが現状である▼ウッドショックにより注目が集まるのは国産木材。CLT(直交集成板)工法により、工期の短縮や強度、さらには大幅なコスト削減にも期待ができる。国産木材の需要喚起へ呼び水となるか▼PFI手法を検討する上粟島団地の建て替え事業で、県はCLT工法を活用した構造材の採用も選択肢に入れている。もし導入が決まれば、県内初の事例となりそうだ。(鴎)
2022年9月14日
「ゴーン」と音がすると見れば、自宅の周辺では大型農機が稲刈りを始めた。瞬く間に刈り取っていく。昔は親戚の家に手伝いに行っていたものだが。時期も早くなった。今年の米価はどうか▼「申し訳ありません。9月1日から料金を改定しております」―セルフうどん店での会計時「〇〇円です」と、いつもとは違う勘定に戸惑った。モノの値段が多岐にわたって上昇している。値上げのピークは10月だという。▼コストの上昇は業界も例外ではない。下請けにまで上手く価格転嫁できているか。安全機材を取り扱う会社は「とにかく元請けには高い価格で受注してほしい」と、切実な声▼仕事量の確保も重要。政府は物価高騰に対応した総合経済対策を10月にまとめるという。参院選があったことだし、公共投資も忘れなきよう。(鷲)
2022年9月12日
記事を書く時に、外来語に由来するアルファベット表記、カタカナ語には日本語表記を追加するなど読者に分かるように工夫している。▼建設業界でも、i-Constructionやデジタル化などの表記が増えている。その中で「建設ディレクター」はオフィスから現場を支援する新しい職域で注目を集めている。現場と書類を分業することで、現場担当者が現場業務に集中できることに加え、現場経験のない女性にも活躍の場が増える利点がある▼日本語表記は、意味が分かりやすい反面、どこか堅苦しい印象を与えことにもなる。内容が良くても、難しいと敬遠されてしまうよりは、将来の担い手を確保するため、若者が「なんかできそう」と、興味を持ってもらえることは重要かもしれない。(雛)
2022年9月9日
子供の頃、本を読むより地図を見ることが好きで、線路や道路を指でたどりながらどこまで続くのか興味と夢が膨らんだと同時に、行き止まりになった場所があるとがっかりしたことを思い出す▼今も地図をよく見るが、行き止まりの場所が気になり、近ければ現地に行く。たまには反対側から山を見上げることもある▼天神川の西側は、標高が高い地域でも比較的地形がなだらかなため、多くの道路はどこかに抜ける。逆に、東部地区には途中切れの道路が多い。山間地の地形が険しいこともあるが、地図上では隣町なのに直接連絡できる幹線道路がない地域も▼道路は、地域が躍動するために大きな力を与える。費用対効果を問われるが、沿線の自治体は整備の実現に向けて懸命に知恵を絞り続けるが。(鷺)
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