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2022年11月17日
フランス産のワイン「ボジョレ・ヌーボー」の販売が、きょう解禁される。今年はブドウの糖度が高く、仕上がりは上々という。ただ、ウクライナ侵攻の影響で空輸ルートが制限されて燃料費が高騰。円安も重なり、価格が高くなるのは確実で、秋の風物詩にも値上げの波が及んだという印象だ▼輸入を取り巻く環境が厳しくなる一方、影響を受けにくい国内メーカーでは、国産ブドウを使ったワインを製造する取り組みが広がっており、県内でも新たな設備投資の動きが出ている▼ワイン生産に限らず、物流コスト上昇は経済全般のマイナス要因となりがちだが、政府系金融機関によると、円安や経済安全保障の観点から生産の国内環流が進む向きもあるとか。結果的に建築需要の創出につながれば、と願ってやまない(鴛)
2022年11月16日
「ヒト・モノ・カネ」から「ヒト・ヒト・ヒト」へ―人的資本経営への転換が叫ばれる中、再び「EQ」が注目を集めている▼情緒的知性や感情能力といった表現で90年代以降にブームを呼んだが、かつては心理的な面にフォーカスした自己啓発の色が濃かった。しかし体系化が進むにつれ、今では組織や人間関係の中でどう役立てるかを主眼に、実践・活用のステージに入っているという▼互いに本音で向き合い、時には弱みも隠さず見せる。日本が十八番にしてきた「人間味ある仕事」の信条を、今後は仕組みとして落とし込んでいく必要があるようだ▼月内の成立を目指す第2次補正予算。柱の一つに位置付けられる「人への投資」が実効性を発揮するため、まずはパワーマネジメントからの脱却が肝要か。(鵯)
2022年11月14日
このほど発表された今年の新語・流行語大賞のノミネート語。「BIGBOSS」「令和の怪物」など野球関連のキーワードや、コロナ関連は「オミクロン株」のほか、マスクを外して顔を人前で晒すことに抵抗を感じる「顔パンツ」という言葉もノミネートされた▼流行語大賞のノミネート語には初めて聞いたような言葉もある。様々な流行語がノミネートされているおかげで今年を振り返る指標となる▼業界ではどんな言葉がよく聞かれただろうか。筆者としては「働き方改革」や「担い手確保」、建築物の発注方式を巡っては「PFI」「デザインビルド方式」なども取材する中でよく耳にした。特に発注方式は受発注者の間で溝がなかなか埋まらない▼業界の声に寄り添うような発注方式を行政側にはお願いしたい。(隼)
2022年11月11日
来年3月開場に向けた北海道日本ハムの新しいホームスタジアム「エスコンフィールド北海道」が野球規則で定める規定に引っかかっていると複数のメディアが報じた▼同スタジアムはメジャー球場のような臨場感のある設計コンセプトだが、ホームベースからバックネットが近すぎるということが問題になっている。完成を楽しみにしていたファンからすると嬉しくない報道だ▼ 当然、設計者も施設建設の要件には色々な規定があるのは知っていたと思うが、設計する段階で野球規則に反していなのかを確認していなかったのか、確認後、完成間近で指摘されたのか憶測が飛び交う▼米子市東山町に建設する新体育館。野球球場とはまた違うが、当然、スポーツごとの規定やバリアフリー化などを意識しなければならない。(鴎)
2022年11月10日
欧米人にとって日本の飲食店に入ると、おしぼりが当たり前に出てくるのが不思議らしい。「おもてなし」の精神は、万国共通で分かってくれる▼コンビニが提供するサービスもそうだ。公共料金の支払いにATMでの引き出し、宅配便の集荷受け付けまであり、まさにインフラの一翼を担っている▼最近では近所に工事現場があると、工事の内容や進ちょくを逐次知らせるチラシが各戸に配られる。掲示板にでも一枚、貼ってあればよさそうなものだけど。完成検査では「品質」「出来ばえ」に限らず、「社会性」や「地域貢献」も評価されることが要因か▼ムラの一斉清掃があれば、トラックや人も出す建設業者がいるし、河川工事では稚魚を放流するボランティアも。否応なくやらされているようで、過剰なサービスと言えなくもない。(鷲)
2022年11月9日
九州と北海道を拠点とするスポーツ新聞社が紙面発行を休止することを発表した。インターネットの普及に伴う事業環境の変化の中で、紙面発行を休止し、ウェブサイトでの情報発信に全移行を決定したようだ▼オートバイ業界でも電動化が進む。ホンダは2025年までに10モデル以上の電動車を投入することを公表した。ガソリン車特有のエンジン音や振動が無くなるかもしれないと、バイク乗りの間では寂しさが広がっている▼これから先、多くの新聞が完全ウェブメディア化する日がやってくるだろう。受信側は好きな時に簡単に情報が入手でき、発信側は間違いがあってもすぐに訂正できるなどメリットがある。しかし、後で直せるからといって、正しい情報を伝えるという原点を忘れてはいけない。(雛)
2022年11月7日
地球温暖化の影響が長く続けば、今世紀末には日本の平均気温が相当高くなる予測が出ている。猛暑で雨の降らない日が増加。半面、滝のような雨が降り続くこともあると予測する▼先月の下旬、日本技術士会と県測量設計業協会の催しで多くの話を聞いた。テーマは「気候変動の影響」。技術者が教訓や予測を基に知恵を絞る▼参議院議員の足立敏之さんは建設部門の技術士で、地球温暖化対策はライフワーク。鳥取市内での講演では「平均気温が上がれば大変なことになる。減災には国土強靭化のためのハード対策が欠かせない。充実した予算の確保に努力している」▼そして「河床掘削は水害対策に効果がある。地道な取り組みだが、重要な工事」。現場を知る技術者としての声が会場に響いた。(鷺)
2022年11月4日
日本漢字能力検定協会が、一年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」の募集を始めた。応募があった字から最も多い一つを選び、年末に京都・清水寺の舞台で発表するもので、昨年は東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手の金メダル獲得が相次いだことなどを受け、「金」だった▼今年は、ガソリンや電気、食料品などの価格高騰が生活に影響を与えたとして「騰」、元首相の銃撃事件、進行する円安を踏まえた「安」が予想される▼業界では建設資材の値上げが止まらない一方、足元の資材卸業では大手進出の動きがあり、価格競争の激化は確実。地元関係者から懸念の声が上がる▼漢字一字の候補を思案しつつ、「騰」ではなく、受注や価格が安定し、経営者が少しでも「安」心できる環境になることを願ってやまない(鴛)
2022年11月2日
10月に始まった「全国旅行支援」。支援策の効果も相まってか全国の観光地はコロナ前の賑わいを取り戻しつつある。県内の観光地も同様だ▼県内の公共交通機関は1時間~数時間に1本ということが当たり前なため、観光地を巡るには車が必須となる。そのため駐車場整備が必要となるが、場所によっては停められる台数が限られているところも。利便性が悪いとなれば観光客の足は自然と遠のく▼隣の岡山県、特に岡山市には至るところに駐車場が整備されている。空き地がすぐに駐車場になるのもどうかと思うが、とにかく少し歩けば駐車場が見つかる。意外と車社会なので何かと便利が良い▼鳥取でも例えば久松山近くの旧森林管理署跡地にでも大型駐車場を整備すれば、城跡周辺の利便性が高まる気がするが。(隼)
2022年10月31日
北は日本海に流れ、南は日南町三国山を源流とする県内最大・全長77㌔の日野川。鮎やイワナなどの川魚や、冬にはオシドリなどの野鳥で賑わう自然豊かな河川として有名だ▼一方で業界からは「河川の規模から考えると横断する橋梁の数が少ない」と聞く。確かに、県内でも中部にある天神川、東部にある千代川に架かる橋梁の数と比較して、日野川に架かる橋梁の数が少ないのは一目瞭然。原発から近く、住民の避難道路としても整備が必要なのではないかと思う▼土木関係の事業数の少なさも背景に、一つの案として日野川の橋梁整備を求める声が上がる。事実コンサル業界は厳しい現状にあり、後を追って建設業界全体の冷え込みも懸念される。何より地元住民の安全を守るインフラ整備、投資を渋るべきではない。(鴎)
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