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2023年4月6日
今月から、自転車に乗る際のヘルメット着用が全年齢で努力義務化された。努力義務なので罰則はないが、自転車での死亡事故の約7割が頭部への致命傷で、ヘルメットを着けると着けないでは致死率が2・3倍も変わるという。身を守るためには必要な措置だ▼ヘルメットは建設現場では必須アイテムで、取材する我々も常備している。ヘルメットにも、飛来物から守るものや高所作業用、電気工事用など種類はさまざま。間違った用途で使用してしまうと、全く意味のないものになってしまうため、用途に合わせたヘルメットを使用しなくてはいけない▼ヘルメットには使用期限も設けられている。ヘルメットをはじめとする身を守る道具の一つ一つを改めて確認し、新年度を無事故無災害で過ごしていきたい。(雛)
2023年4月5日
晴れた日には明るく暖かい光を感じる季節になったが、「花冷え」といわれるように、この頃は少し寒い日もある。平野部の桜は盛りを過ぎたが、これから咲き始める花の芽は一気に息吹く4月に入った▼新しい生活が始まった人達を多く見かける。これまでの環境とは違って戸惑いもあるに違いない。それでも、初めての学校や職場に向かう若い人の姿は、数え切れないほどの夢が詰まっているように見える▼若い土木の技術者と会った。「失敗も多いが、仕事を覚えてくると創造力も増す。自分で考えて業務を進められるようになれば、楽しみも出る」と話す姿は、たくましい▼この人達の仕事はチームで取り組んでいる。「支えたり、助けられたりの毎日」。若い人が抱く夢や希望を支え続けなければ。(鷺)
2023年4月4日
今季から米大リーグで塁間に野手3人を置く守備シフトが禁止される。一方向に強い打球を放つ選手に対し、塁間に3人を配置して安打を防ぐ体制。禁止に伴い、昨季にシフトを敷かれ、アウトになる場面が目立ったエンゼルスの大谷翔平選手らには恩恵となり、安打を見る機会が増えそうだ▼制度改正といえば、新年度に入り、給与のデジタル払いの解禁、中小企業での時間外労働の割増賃金率引き上げ、雇用保険料率の改定、大企業に対する男性の育児休業取得割合の公表義務付けなど、企業経営に関わる項目は少なくない▼業界では来年、時間外労働時間の上限規制が適用される。食料品のさらなる値上げ、鉄道や宅配便の運賃アップなど、気が滅入るニュースばかりだが、対応を検討する重要な1年になる(鴛)
2023年4月3日
新年度が始まった。同時に初の110兆円台に乗った当初予算の執行もスタートを切る▼本来の使途から離れ巨額対策に充てられる予備費、そして過去最大規模に膨らんだ防衛費が槍玉に上がる。地方交付金の行方や財源について、裏付けに乏しい面は否めない▼一方で「おおむね5%」の賃金上昇を目指すことになった建設業界もまた、原資の確保に努める必要がある。5・2%の設計労務単価上昇が隅々まで行き渡るのか、そもそも適正な項目と水準なのか、検証は十分だろうか▼官公庁だろうと民間だろうと、悩みの種が社会構造上の問題にあることは明白。息切れしながらも走り続けるためには「施策の実効性」と「持続可能性」が課題―23年度も引き続き、お馴染みのフレーズと向き合わなければならないようだ。(鵯)
2023年3月31日
来春から小学校の全教科書にデジタル教材用のQRコードが掲載―。先日、このニュースを見かけ「時代が進んでいるな」と感じた。記者は「ゆとり世代」で、教科書が一番薄かった世代。その後、ゆとり教育が見直され、教科書は年々分厚くなっている▼学生へのタブレット端末の普及も進んだが、教科書は紙が基本。ラジオでこの話題に触れたDJの子どもは「タブレットで見られればランドセルが軽くなるのに」と話していたそうだ。今後、教科書は紙派と電子派で論争となるかもしれない▼業界では工事書類の簡素化を発注者に訴えている。発注者側も書類の簡素化を進めているが、好成績を残したい、要求事項が発注者で異なる―など、双方の事情でなかなか簡素化とはならない。新年度の書類簡素化の動きはどうなるか。(隼)
2023年3月30日
今年度も残り僅かとなった。年明けからもう4月になると思うと時間の流れがあまりにも早く感じる。人事が発表され、出入りの激しいこの季節は何だか寂しい気持ちにもなる▼「時代の変化なのか…」人事を聞いて嘆くのは1人の職員。異動が嫌で退職者が多くなったことが原因だった。仕事一筋のその人は異動があっても「家族より仕事だった」と長年を振り返ったが、「家族を優先したい」という理由は今の時代当たり前になっているのか…と話した▼どこもかしこも人手不足。土木関係の仕事量が減っている現状だが、職員が減ってしまえばそれを捌ききれなくなるのではないかと不安に感じている職員もいる▼人事の発表をみると県土関係は20人弱が採用された。新たな環境での活躍に期待したいところだ(鴎)
2023年3月29日
昨年から続く鳥インフルエンザの感染拡大。スーパーに行くと卵が品薄状態になっている。値段も以前の約1・5倍で、特売もない。鳥インフルの波は「卵は物価の優等生」という看板を吹き飛ばしてしまった▼花見客の弁当に卵料理は入っているか―。コロナ禍に見舞われ、中止されていた各地の桜イベントも4年ぶりに再開される。ただ今年の開花は平年より10日以上も早く、イベントの際には葉桜になっていないか心配する声も▼休日、県庁の駐車場は一杯になっていた。近くの久松公園でも桜が満開になり、多くの人出でにぎわっている▼公園内は擬宝珠橋をはじめ、鳥取城内に続く「大手登城路」の復元など整備が進むほか、重要文化財・仁風閣もある。が、県民文化会館も含めこの近辺に駐車場が少ないのは痛すぎる。(鷲)
2023年3月27日
鳥取県知事選挙が告示され、現職と新人が立候補し、17日間にも及ぶ選挙戦がスタートした▼県議会議員選挙も31日に告示されるが、総務省によると前回の統一地方選挙で無投票当選となった都道府県議会議員が26・9%だった。県内では35議席中3議席が無投票当選で、今回は5選挙区で無投票の可能性がある。地方議員の「担い手確保」も喫緊の課題であり、半ば名誉職のような感覚から脱却し、公益を担う職業として待遇や議会のあり方などの議論が必要だろう▼情報技術が発達し、SNSで一国の政権すら左右される。そんな時代の中で、より身近な問題に取り組むのは地方自治体だが、注目を浴びることがあまりにも少ない。地方自治は民主主義の基盤になるので、次代の担い手のためにも清き一票を。(雛)
2023年3月24日
彼岸を過ぎたこの頃になると春の気配が一気に加速する。千代川の河川敷には菜の花の「黄色いじゅうたん」が広がるエリアもあり、車を止めて写真を撮る人も多い▼それでも遠くの山肌にはまだ雪が残る。この冬は雪の降る寒い日が多かったが、平野部の積雪はそれほどでもなかったこともあり、車での移動に苦労は少なかった▼先日、鳥取市と三朝町を結ぶ佐谷峠を走った。つづら折りといわれるカーブが連続する長い坂道の道路だが、昔から親しみがあり年に何度か通る▼この峠の冬は厳しい。重要な幹線道路だが、雪崩の不安もあるため通行止めになることも。抜本的な改善策は「トンネル」だと思うが、難しいか▼峠の景色は山と狭い空だけだが、もうすぐ若葉の季節。絵のような風景が心地良い。(鷺)
2023年3月23日
熱戦が繰り広げられたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本代表の躍進とともに「ペッパーミルパフォーマンス」が注目を集めた。カージナルス所属のヌートバー外野手がチームに持ち込み、人気が沸騰。打者が安打や本塁打を打つと、ミルで胡椒を挽くようなポーズをするもので、「コショウを挽くようにコツコツと。チームのために身を粉にして働こう」との意味が込められているという▼選抜高校野球大会でも、披露した球児が審判から注意され、波紋が広がった結果、高野連がコメントを発表する事態に発展するなど、話題をさらう▼選抜の決勝が終わるころには、業界で新入社員を迎える会社が少なくない。球児のパフォーマンスに対する賛否はさておき、「コツコツ粘り強い」社員が多いと助かるに違いない(鴛)
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