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2023年6月30日
6月県議会は最終日の30日を迎えた。今議会の質問戦では米子―境港間の高規格道路など道路関係をはじめ、県土整備部に関連する質疑が多く、部内は〝久々に〟議会対応に追われた▼なかには市議会レベルの質問も。議員に対し「もっと大局的な課題を」といった陰口も聞かれた。もっとも、いまの県議は市議から上がってきた人が多い▼一般質問では興治英夫議員(会派民主)が、県庁土木技師の人員不足を指摘していた。中途の退職者が増え、穴埋めする採用もままならない。興治議員は「業者と丁々発止、コミュニケーションすることによって鍛えられるのに、現場に出る機会が減っている」と県OBの声を紹介。合わせて処遇改善も求めた▼退職原因はいろいろとあるだろうが、ただ下を向いて仕事をする部内職員は結構多い。(鷲)
2023年6月29日
誰にでも「推し」が存在するだろう。推しとは主に、アイドルや俳優、歌手で、人に薦めたいと思うほど好感を持っている人をいう。言い換えればファンであり、ひいきでもある▼先日、ひいきにしていた倉吉駅近くのラーメン屋が移転すると聞いた。平日の昼時にも客が多く、大型連休中は観光客で行列もできていただけに、売り上げが落ちたための閉店ではなさそうだ。話によると、家賃や建物の老朽化などが原因のようだ▼移転先は北栄町由良宿を予定しているようで、道の駅北条公園や青山剛昌ふるさと館のリニューアル、山陰道北条道路の整備など、これから数年先を見越した移転でもある。また、跡地には新たにラーメン屋ができる予定があるようなので、もしそのときが来た日には、また推したい。(雛)
2023年6月28日
図面を作成するために使った、大きな製図板やドラフターの姿をあまり見なくなった。夏の日は首にタオルを巻き、汗を拭きながら図面に取り組む光景はずっと昔の話。当然だが、仕事のスタイルは大きく変わった▼7月1日は「建築士の日」。1950年に建築士法が施行された日に由来する。自然災害が相次ぐ中、安全な暮らしを守る建物を提供する建築士の役割は、これまで以上に大きい▼ただ、資格を持つ若い人の姿はあまり多く見られない。今年も建築士の試験が始まるが、今も昔も難関だ。今時の人は子供の頃からパソコンを使い、CADも難なく使いこなすから見習わなくては▼それでも、普段はほとんど持つことがない鉛筆と定規を使って立ち向かう設計・製図の試験は簡単なものではない。(鷺)
2023年6月26日
米子駅南北自由通路の供用が来月末に迫り、関連施設や記念行事を巡る発表が続いている。JR西日本山陰開発は新駅ビルについて、牛たん専門店、ベーカリー、グロサリーなどが入る商業施設とする計画を公表。行事は、新設される駅南口での地ビールフェスタを筆頭に、多様な企画が展開され、一帯は賑わいを増しそうだ▼ところで、市と県が新設する米子新体育館を巡り、駅南口からの歩行者道の整備が課題となっている。市が「歩いて楽しいまちづくり」を掲げる中、安全安心な動線が確保できるかということだ▼開会中の定例市議会でも質問が上がり、市は複数ルートを示したが、いずれも歩道の幅員の狭さなどで課題が残る。体育館供用までは4年近くあるものの、歩道幅の確保に向けた検討をはじめ、対応が急がれる(鴛)
2023年6月23日
半導体大手・TSMCの新工場建設が進む熊本県では、ミニバブルとでも言うべき現象が起きている。駅周辺に高級マンションが立ち上がり、不動産価格は高騰。経営陣ら富裕層をターゲットにした新規出店も進む▼一方深刻なのが交通渋滞で、ラッシュアワーの光景は首都圏さながら。インフラ整備が急務と公共投資に沸くも、地域住民にとっては頭の痛い状況のようだ▼手放しで喜べない構図は対内直接投資の増大そのものにも当てはまる。「安い日本」が定着している証左であり、アジア圏内でも破格の人件費は健全とは言い難い▼そんな折、国交省が公表したCCUSレベル別年収はやや拙速な印象を持たれたようだ。原資確保の裏付けがなければ絵に描いた餅。不当廉売を防ぐ仕組み作りが急がれる。(鵯)
2023年6月22日
手軽に楽しめるスポーツの一つにボウリングがある。きょう6月22日は「ボウリングの日」だそうだ。1861年同日付の英字新聞に、日本初のボウリング場が長崎に開設されたと掲載されたことから、日本ボウリング場協会が1972年に制定した▼鳥取市内には平成の中ごろまで、日本海リッチランドのボウリング場もあったが、現在ではスターボウルのみとなった。昭和の後半には市内数カ所にボウリング場があったというのだから、何とも寂しい▼映画館も同じような状況だ。都会で上映されている作品が、数カ月遅れて鳥取で上映はよくある。慣れているが、リアルタイムでの上映がベストだろう▼娯楽が少ない状況では街の衰退にもつながりかねない。街の活性化につながるような奇抜な施策があっても良いと思うが。(隼)
2023年6月21日
今日から二十四節気でいう「夏至」が始まる。蒸しっとした日々が続いているが、これを過ぎると本格的に夏が到来。考えただけでも汗が吹き出そうだ▼夏至は1年の中で最も昼が長く、夜が短いといった日であり、夏の4番目にあたる期間でもある。北の地方に行けば行くほど、昼が長くなるということもあり、北極では白夜が起きる▼二十四節気ではそれぞれ旬の食べ物を食べる習慣がある。夏至は水分が多く、夏バテ防止にも繋がることが理由で、一般的に「冬瓜(とうがん)」を食べる。また、福井県では焼き鯖、関西ではタコといったように地域によって食べる物が違うのは面白いところだ▼もうすぐ、焼けるような暑さが来ると思うと熱中症には気をつけたいところ。私は冬瓜を食べたことないが、今年は買ってみようと思う(鴎)
2023年6月20日
帰宅時、日が長くなったなと感じていたら、あす21日は夏至だ。業界からは「仕事が出ていない」との声が漏れる。以前のこの時期は、新年度の体制がようやく動き始めるころで、仕事は盆前までほとんどなかった▼それでも近年は、春先からでも発注がぽつぽつある。もっとも、本来は年度末までに発注されるべき補正工事であったりもするが。昔に比べれば「発注の平準化」は格段に進んだ▼そんな中、仕事が取れても安心できない現場がある。3月に受注した河川工事の着工は秋になってからだとか、官民の建築工事でも着工までに長い期間がかかることもある▼特に下請け業者は、元請けから契約の見直しを迫られないか戦々恐々。高騰した資材の調達に苦慮している。価格転嫁はかけ声ばかり。発注者の姿勢も問われる。(鷲)
2023年6月19日
厚生労働省が調査している「日本の将来推計人口」によると、人口が50年後には現在の約7割に減少するという。減少の進行はわずかに緩和されたが、依然として頭の痛い問題だ▼担い手不足の対策として、DX推進や労働環境の整備を進めているが、外国人労働者も注目を集めている。建設分野で活躍する外国人の数は約11万人で、外国人労働者は仕事に意欲的な人が多く、人手不足が深刻化している建設業には大きなメリットだ。国土交通省は、技能などの習得が顕著な特定技能外国人、その育成に尽力した企業などの活動を称える、「外国人材とつくる建設未来賞」を作るなど、外国人材の重要性が高まっている▼地元の子供たちに建設業の魅力を伝えるのも大事だが、世界に目を向けるのも一つの手かもしれない。(雛)
2023年6月16日
あじさいの花が見ごろ。梅雨の季節に咲くこともあって、雨の日が似合う花だと多くの人が感じる。桜に比べると咲いている期間も長い。その分、ゆっくり楽しめる▼6月も半分が過ぎた。この頃になると業界団体の定時総会もほぼ終わった。トップが話す多くのコメントも聞いたが、組織の規模が小さいほど独自色を打ち出すのに一生懸命だ▼多くの人から仕事の内容を理解されなければいけないだけに「我々に何を求められているのか。もう一度、しっかり考えなければいけない」と話す▼あじさいの花言葉はたくさんあるが、印象に残るのは「移り気」。ネガティブなイメージではなく、色が変わりながら長持ちするから。技術や技能も時代によって変わる。この花のように辛抱強く咲き続けなければ。(鷺)
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