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2019年8月8日
6月に改正法が成立した「新・担い手3法」。うち20年秋施行の建設業法と入契法は、働き方改革と生産性の向上、持続可能な事業環境の確保―の3本柱で構成され、目標には女性や若者ら将来の担い手確保が据えられた▼17年に発足した産官学による担い手確保・育成連携協議会(山田和成会長)が取り組む内容も、まさしく「新3法」の狙いと一致する。人口減少に伴い子どもたちが益々減るなか、いかに建設産業に目を向けてもらえるか。知恵の出しどころだ▼業界からは「とにかく賃金」といった声が強い。県東部のある高校の全生徒に休日と給与のどちらを優先するかと聞いたところ、給与に手を挙げた生徒が多かった▼賃金アップには何が必要か。入札制度や元下請け関係の改善など、アプローチすべき点は山ほどある。(鷲)
2019年8月6日
6月21日、富山県出身の八村塁選手がNBA(全米プロバスケットボール協会)のドラフトで9番目の指名を受け、ワシントン・ウィザーズに入団。世界で最も競技人口が多いスポーツはバスケットボールで4・5億人。NBA選手は450人で、さらにドラフト対象者は60人で選りすぐりのエリート▼日本では2016年に「Bリーグ」を創設。全国各地にチームが誕生しており、小規模な体育館で開催されているが、若者を中心に観客動員数や売り上げも右肩上がり。まさに地方創生、コンパクトシティ、若手確保と現代のテーマに適応している▼「昭和のプロ野球、平成のJリーグ、令和のBリーグ」とはBリーグ大河正明チェアマンの言葉。日の目を見なかった日本バスケット界が変貌を遂げようとしている。(雛)
2019年8月1日
連日35度を超える猛暑日、夜は25度以上の熱帯夜。夏本番を迎えた▼この時期、気をつけなければならないのが、熱中症と同時に車の運転、交通事故。夏型交通事故は、事故多発時期の冬季時期と同じくらい発生しているというデータもある。原因は疲労や気の緩みになどによる漫然運転。特に午後の時間帯は注意力が散漫になりがちで、居眠り運転の最大注意時間帯▼昨今、高齢者による交通事故をはじめ、悲惨な交通事故が全国的に多発している。カーエアコンを上手使い分け、休憩、水分を十分にとり、日々充分な睡眠確保など、万全な体調管理が必要▼建設作業は、暑さから逃れられない労働環境条件下にある。疲労困憊やホットする一瞬の気の緩み、脱力感が事故誘引となる。交通安全意識を一層高めて欲しい。(雀)
2019年7月31日
気づけば7月も下旬。昨年の記録的な猛暑の印象が強く残っているせいか、今年は夏の到来が遅く感じる。今年は冷夏と予想されていたが、気象庁の最新の発表によると、8月上旬まで各地で猛烈な暑さになるそうだ▼建設業ではこの時期、熱中症対策が大きな課題となっている。昨年の業種別の死亡者数をみると、全体の4割(10人)が建設業で発生している▼業界も休憩場所の整備、透湿性・通気性の優れた作業着を着用するなどして対策を進めている。しかし、一番危険なのは、「自分だけは大丈夫」といった過信や、「周りが頑張っているから自分も無理して頑張ろう」といった意識を持つことだ▼人にはそれぞれ自分のペースがある。それをよく知った上で万全の対策を施し、厳しい夏を乗り切って欲しい。(鴨)
2019年7月30日
2020年7月24日から開かれる東京オリンピックの開催まで早くも1年を切った。大会会場も世界に誇る日本の卓越した技術と技能で完成に向け、順調に進んでいるようだ▼梅雨が明け、今年も危険なレベル、災害級の暑さが日本全土を覆っている。猛暑の中での開催が予想されるこの大会でも、暑さ対策とともに大きな課題となっているのが交通混雑の解消▼そこで、交通規制とともに考えられているのがテレワークという勤務形態。実効性が求められる働き方改革でも注目されている情報通信技術(ICT)を活用したテレワークという働き方だ▼場所を選ばないこの働き方は、職種によっては、業務の効率化や生産性の向上が期待される。人口減少が問題の地方にとって、サテライトオフィスとともに注目される手法だろう。(鶯)
2019年7月29日
先月、東京で建設トップランナーフォーラムが開催された。14回目となる今年は、鳥取県と島根県の企業が運営を担当し、美保テクノスの野津一成社長が実行委員長を務めた▼運営するトップランナー倶楽部は、夢を持って新事業、新しい建設業に挑戦する建設業経営者の集まり。今年のテーマは、「原点回帰―復業で地域を支える」だった▼フォーラムでは、農業などへの復業化、高齢化社会を支える地域建設業の取り組み、再生可能エネルギー・環境事業への進出など新しい取り組みの成功事例が紹介された▼地域の建設業者の中には、復業化に成功した例がいくつもある。共通するのは建設業の技術力や機動力など、自社の強みを活かしたことだ。建設業には無限の可能性が秘められていると改めて感じさせられた。(鷹)
2019年7月26日
コンサル向けの改正総合評価は、開札が始まって約1カ月。全般に業務の金額帯によって入札する企業は上位と下位に二極化し、1件当たりの応札者数が少ない▼受注減点は業務1件ごとに加わり「少しでも大きいものを」と、地域密着型(500万円未満)では500万円に近い仕事に狙いを定める。簡便型(500万円以上)でも、1000万円未満のものには二の足を踏む傾向がみてとれる▼各社が売上高を重視するばかりに、各々得意分野の技術力を活かした入札には程遠い。いっそのこと500万円未満は価格競争。1000万円を境に地域密着型と簡便型に区分し、受注金額によって減点する方法もありか▼上半期までの入札をみて県は検証作業に入るが、「何をどうしたいのか」―業界内でも原点に立ち戻ってよく考えてみたい。(鷲)
2019年7月24日
10月から消費税が10%に引き上げられることが確定的となった。同時にキャッシュレス決済でのポイント還元が始まることからスマートフォンのQRコードを活用した「○○ペイ」と名の付く決済方法が乱立している▼スマートフォンを使い慣れている若者からは、決済が楽でポイントも付くキャンペーンもあり好評だが、高齢者などのスマートフォンを使い慣れていない世代からは不便だという声も▼そんな中、プロ野球チームの東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」では、今シーズンから球場内での買い物を全面的にキャッシュレス化となった。キャッシュレス化に対応しなければ買い物ができない場面も今後、増えてくるかもしれない▼建設業も同様に機械化による技術革新は進むだろう(雛)
2019年7月17日
マナーの悪さで欧米から批判を浴びた農協ツアーに代表される団体客で全国の観光地が賑わったのは、今は昔。今では、インバウンドと称される訪日外国人客がその主役だ▼ライフスタイルの変化と価値観の多様化で旅行のスタイルも大きく変わった。観て回る観光に変わり、今では、遊び(アクティビティ)を楽しむ体験型旅行が主流だ▼そんな中、今流行しているのが「グランピングリゾート」という新しいキャンプスタイル。バッグ一つで、豪華で快適に滞在しながら自然を満喫する軽装な旅だ▼大山隠岐国立公園の大山ではすでに取り入れられているが、山陰海岸国立公園の拠点となる鳥取砂丘でもこうした動きが具体化しつつある。日本海を眺望できる絶景。そして、自然が織りなす造形美は滞在してこそ味わえる。(鶯)
2019年7月9日
毎年、学生を対象にした「将来なりたい職業ランキング」というアンケートがある。今年は小学生男子の7位に建築士が入り健闘したが、中学生、高校生、大学生ではIT関係や公務員などが上位を占め、建設関係は10位以内に入らなかった▼建設業は多種多様な業種で成り立っている。建設業への憧れと言っても「かっこいい建物を作りたい」「大きい重機を操縦したい」など理由は様々であり、その分だけ業種がある▼建設業の担い手不足はすぐにでも解決しなければならない課題として立ちふさがっている。就職が現実となる高校生や大学生に入職を促すには、それぞれのニーズを把握し実現するにはどの業種がふさわしいか判断できる情報を発信すること。そして、憧れに応えられる業界となることが必要だ。(雛)
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