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2020年4月20日
13日に発生した暴風雨は、県内各地で倒木や河川への土砂流出といった多くの被害をもたらした。驚いたのは、この低気圧・寒気の影響で季節外れの積雪が発生したことだ◆シーズン中は雪に恵まれなかった大山町でも、45㌢を超える雪が。4月の降雪は例が無い訳ではないが、これ程積もるのは近年では稀だという。また、日南町豊栄周辺でも50㌢近い積雪が発生、翌日まで通行不能になるなどの被害が出た。すでに冬用タイヤから履き替えていたり、除雪車を返却したりした業者も多かったため、今回の思いがけない大雪の対応には苦慮した事が伺える◆世の中、何が起こるかわからない。世界を混乱の渦に陥れているコロナ禍もまた。これまで経験した事の無い事態に直面した場合でも、状況を確と見据え対応する力が求められている。(梟)
2020年4月16日
県内初の感染発覚から、立て続けに届いた新型コロナ関連のニュースが波紋を呼んだ。0から1への変化は見た目以上に重く、危機感が高まる▼リモート対応が困難な現場の防疫に建設各社が頭を悩ませている。マスクの供給が追いつかない。安全には代えられないと、割高な転売品に頼らざるを得なかった企業も複数。またある企業では、職員がガーゼとゴムで自作して社員に行き渡らせているケースも。しかしその材料すら品薄になりつつある、とこぼす▼西部のある土木業者は「それでも土木の現場はまだ三密になりにくい。建築・設備業者は困難な状況だろう」と眉根を寄せた▼業種問わず「先の見通しが立たない」と口を揃える中、大手ゼネコンの工事中断決定が不可抗力と認められるか、一つの判例になりそうだ。(鵯)
2020年4月15日
今年も本紙の「ニューフェイス」で建設業界に入職した若手社員が続々と顔を並べる。小欄も数社で取材をさせてもらった▼取材中、偶然にも昨年のニューフェイス紹介で取材した若手社員の方を見かけたので、近況を聞いてみた。「仕事はしんどいが、職場環境が良いので、楽しく仕事ができている」と言う▼今の若者は、積極性にかける・競争意識が低いなどの特徴を持つ一方、真面目・チームワークを大切にするといった強みを持つという。そのため、教えたことに関しては真面目に取り組み、個人の昇格よりも職場の環境を重視する▼「今の若者は続かない」とよく聞くが、育ってきた時代背景がこれまでとは全く違うのだ。若者の特徴を把握し、それに応じた育成を続ければ、必ずや会社の宝となる。(鴨)
2020年4月14日
7都府県に緊急事態宣言が出され、文化施設や娯楽施設に休業要請が出された。感染者が多い地域では、生活にも影響が出ているし、仕事に大きな影響が出ている人も多いだろう▼緊急事態宣言の対象地域では、建設業でも工事中止・現場閉所に向け発注者と協議する企業も出始めた。工期が延期されるとなれば、経費が増加するが、誰がどのように負担するかが大きな課題になりそうだ▼県内でも、中国で生産している資材の入荷に見通しが立たないという声が聞かれるようになった。新型コロナウイルスは、感染者数が減少に転じるまでは終息への道筋が見えない。県内の建設業への影響が大きくなることも考えられる。緊急事態宣言が出された7都府県の状況も注意深く見ていかなければならない。(鷹)
2020年4月13日
新型コロナ特措法に基づく緊急事態が宣言され、お隣り兵庫県が対象となり、井戸敏三知事は全県を対象に外出自粛などの対処方針を決めた。但馬地方と縁の深い鳥取県東部も影響があろう▼目に見えない敵とは長期戦の様相を呈しており、自粛行動が経済に与える打撃は大きい。だからといって、ここぞとばかりに景気浮揚に公共事業を叫ぶのも気が引ける▼加点をもらうことが目的ではなかろうが、県格付けの加点研修に中止を求める声が出てきた。建設技術センターや土木施工管理技士会主催の各講習も4月開催は延期に▼「加点講習よりも総合評価のCPD(継続学習制度)」と話すのは県土総務課。過去5年間の実績加点は、コロナの影響で講習を受けられなかった場合にどう措置するのか。いまから対策が急がれる。(鷲)
2020年4月9日
新年度が始まり、一週間が経過した。今まで顔なじみだった取材先の担当者が異動などによって新しい担当者に代わり、名刺交換をする場面が増える▼名刺には、91㍉×55㍉という限られた寸法の中に多くの情報が詰まっている。顔写真付きのものもあれば名前のみのシンプルなものもある。官公庁の名刺には、その地域の観光名所の風景を紹介する写真が入っていたり、業者の名刺には、会社イチ押しの商品の名前などが入っているものなど様々だ▼業者の中には、あえて特徴的な名刺を作り、会社名や名前を印象付ける業者もある。たった一枚の名刺でも、工夫を凝らすことで営業の武器と成り得るのだ▼過去に名刺交換をした方々がいずれ昇進し、またどこかで再会できることを願い取材に励みたいものだ。(雛)
2020年4月8日
各企業で行われた華々しい入社式から、今日ではや一週間。世界は感染症問題で大きく揺れているが、新入社員にとっては日々の業務や研修活動をしっかりこなしていく事もまた切実な問題だろう。焦らずじっくり精進して欲しい▼毎年個性豊かな顔が並ぶニューフェイス。ある企業では、この度初めて外国出身者を採用した。母国の大学や日本語学校を優秀な成績を修めて卒業した人で、向学心も非常に高い。社長さんも、これまでに無い知識経験を有するルーキーの入社に期待の眼差しを向けていた▼国籍や専攻にとらわれず、これまで以上に多様な人材を雇用して強みを活かしてもらうことが、次代への発展を目指す上で肝要だ。各企業に取り込まれた新しい風が、やがて業界全体を盛り立てる追い風となってくれる事を願う。(梟)
2020年4月7日
緊急事態宣言がきょう7日にも見込まれる新型コロナウイルス感染。世情は混乱状態だ▼鳥取・島根両県では感染者は出ていないが、経済活動への影響は大きく景気は減速する一方。県の1ー2月期での経済動向も、住宅建設系が2カ月連続マイナス、設備投資も減少など景況悪化の数値を示し先行き不透明感を漂わせる。その中で、本紙受注市況NEXTの1ー2月期の受注状況は、公共事業の大型工事発注等によって件数は減少しているものの、金額は増加し堅調に推移している▼地域経済を支える公共投資。今後、建設民需の減速が見込まれる中、公共事業の促進と増大、重要性・必要性を感じさせられる▼肺炎感染が世間を騒がせてから約3カ月、一日も早く元の生活や経済活動が取り戻せる日がくることを願う。(雀)
2020年4月3日
新型コロナのウイルス危機は、消費の減速、株価の乱高下、観光・旅行業から飲食業、製造業に至るまで経済全域に大きな影響を及ぼし、社会は混乱状態。肺炎不況の深刻さは日に日に増大している▼特に、景気減速は日を追うごとに増しており、県内でも住宅関連の部材調達が遅れ、物件が「引き渡せない状態だ」という声が聞かれる▼政府は緊急策として大型の経済対策を打出しているが、真に今こそ超大型の公共投資を出動する時といえる▼全建協の近藤会長、日建連の山内会長も「民間発注の急減を埋め合わせるためにも公共事業量の大幅増額を」。「今こそ公共投資の出番だ」(本紙既報)と語るように、自然災害への備えと併せて、景気回復を下支えする公共投資の増大と大胆かつ機動的な促進が求められている。(雀)
2020年4月2日
新年度初日、各企業が一斉に入社式を開いた。真新しいスーツに身を包み、緊張の面持ちで辞令交付を受ける新入社員の姿は毎年印象に残る▼3月末、示唆に富んだデータが公開された。全国求人協会が19年度卒の大学生・院生を対象に昨年3月・12月と追跡調査を行い、就業意向の変化を調査したもの。注目すべきは入社時点で既に26・4%が転職を意識している点▼大卒・院卒に限り、かつオンライン調査のため就職市場すべてを網羅したとは言い難いが、それでも一つの指標。入社時の意欲は就職活動の充実度と相関関係にあり、また9カ月後に就業継続へ転換したのは1割ほどという▼今後この1割をどれだけ増やせるか、また勤続意欲をどう維持するか。企業側からのアプローチには一考の余地があるだろう。(鵯)
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