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2020年7月16日
政府の観光支援事業「GoToトラベルキャンペーン」が22日から始まる。東京を中心に新型コロナウイルスの感染者が再び増加しているが、経済を支える意味では、有効な事業だろう▼15日に可決した鳥取市の7月補正予算案では、ウィズ・コロナ、アフター・コロナが大きなテーマとなっており、新たな暮らし、環境の整備、新たな付加価値を生み出すための整備に予算が計上されている▼生活様式の変化により公共施設の改修や、新たな設備を導入する必要もでてくるだろう。冷え込む民間需要をカバーするため、今後も積極的な投資を期待したい▼新型コロナウイルス感染拡大の防止と経済の活性化。相反するテーマだが地域経済を守るためには、2つを両立する施策を考えていくことが重要だ。(鷹)
2020年7月15日
ICT(情報通信技術)活用工事の導入に向けて取っ掛かりはできないか。八頭土木施工管理技士会(西田正人会長)が研修会をこのほど開いた▼県の実施要領は5月に改正され、「受注者希望型」を全工事に拡大。現場条件に応じて施工プロセスの一部でも取り入れられるよう緩和した▼「ICT建機を使いこなすことが目的ではない」とは県の担当者。3次元データを作成するだけでもワンマン測量や出来形管理が容易になる▼ただ「発注者指定型」を受注した業者から建機リース料が高すぎるといった声が出ている。発注者はどの工程で、どのくらいの期間、建機を投入して施工するのか精査もなく、発注するケースがあるという。受注者側は入札前に丹念にチェックして、質問書を上げておくことが泣きを見ない方策といえる。(鷲)
2020年7月14日
先日、コンピューターの性能を競い合うランキングで、日本の「富岳」が1位を獲得した▼富岳はその前身である京と比較して100倍の性能を持つという。加えて、京の反省を受けて使いやすさも重視した設計となっている。新型コロナウイルスの治療に関するさまざまな研究に使われるなど、活躍している。パソコンは日進月歩で進む技術の中でも最も早い速度で進化を続けている▼建設分野で振り返れば、道具の進歩で最も大きいのは機械化だろう。人力での作業よりも何倍もの力を発揮でき、作れるものも大きく・効率的になってきた。また、ICTの存在は技術発展の象徴ともいえるだろう。今後時代が進めば、今の我々が想像もつかない進化を遂げることだろう。そうなることを期待せずにはいられない。(雛)
2020年7月13日
昨年に続き梅雨前線の影響による甚大な豪雨被害に見舞われた九州地方。特別警報が出た熊本県では一級河川球磨川が氾濫。水嵩も勢いも弥増し、濁りきった奔流が荒れ狂う様を見るにつけ、肝が冷やされた。先日支援に発った、TEC-FORCE隊員達の安全を祈る▼岐阜県と長野県でも一時、特別警報が発令。飛騨川の氾濫による家屋への浸水も発生した。豪雨に起因する災害はいつどこで起きるか解らない。自明の事と言え、その事実を改めて叩きつけられる思いがする▼我が県も3つもの一級河川を有している。決して他人事と思えない。河川だけでなく、近場では松江市国道9号で大雨の影響による道路陥没が発生したことも記憶に新しい。災害報に接する度に脅威を再認識し、防災意識を都度新たにして備える事を心掛けたい。(梟)
2020年7月2日
「コロナ対策を優先して公共事業費は削られるんじゃないか」―公共事業の予算がどうなるのか。業界で今一番の関心事だ。それも来年度の…▼政府は21年度予算の概算要求基準に歳出上限と「特別枠」を設けない方向で調整中だという。各省庁の支出を無理に抑え込まず、新型コロナの感染状況や経済情勢を見極めて査定する考えだ▼「防災・減災、国土強靭化3カ年緊急対策」は今年度が最終年度。新型コロナの余波がなくとも、公共事業が削減される要素はある▼新型コロナは予算をかけなくても「3密」を避け、手洗い一つで予防はできる。が、自然災害はそうとはいかない。昨年は東日本台風の被害もあり、頻発する災害に対する備えはおろそかにできない。防災・減災対策を継続し、公共投資によって地域経済を明るくしたい。(鷲)
2020年7月1日
先日、取材先に向かう時のこと、工事中のため片側交互通行になっていた。対向車を待つ間、何気なく窓から外を見ると、現場の作業員がくわえたばこをしながら歩いていた。これをもし高校生が見ていたとしたら建設業に入りたいと思うだろうか。高校生に限らず、良い印象を持つ人がいるだろうか▼建設業はサービス業ではないが、外で多くの人の目に留まる。一生懸命に働いている人が大多数であると思うが、一瞬の気の緩みを見た人には、建設業のイメージが決めつけられる心配も▼人々の命や生活を守る工事を行い、素晴らしい建築物を建てていても、たばこ一本や座り方一つで印象が悪くなってしまえば悲しい。建設業の看板を背負っているという自覚を持って、日々の業務に取り組んでいただきたい。(雛)
2020年6月30日
今年の3月、岩美―境港間を結ぶサイクリングルート「鳥取うみなみロード」が完成した。私も取材の道すがら、コースを駆ける自転車乗りをよく目にする。颯爽と風切るその姿はコロナ禍の閉塞した状況下でも清々しさを感じさせてくれる▼先日、とある自治体でそんな自転車乗り達の安全を懸念する声が聞かれた。カーブやアップダウンが多く走っていて楽しい道である為か、山あいの観光地まで自転車で向かう人が多くなった。とはいえ幅員も十分で無く、見通しが良い道でも無いので、特に地域の高齢ドライバーにしてみると危なく思えるのだという▼早急な対応は難しいかもしれないが。サイクルツーリズムは今後のアウトドア観光を支える基盤として期待されている。お互い安全に走れるような道路整備を今後も目指してほしい。
2020年6月25日
梅雨に入り大雨・豪雨による土砂災害や河川の氾濫等の風水害に注意する時期となった。避難場所や避難経路、持ち出し用品などを再度、確認をしておかなければならない。加えて今年は新型コロナウイルスという厄介な感染症が蔓延し、いつも以上に対策と準備、そして気持ちの準備も必要▼気象庁は今年から、大雨の後に時間差で発生する河川氾濫、堤防決壊等の注意喚起するため「大雨特別警報の解除」の文言を、「大雨特別警報に切り替え」の表現に見直した。「大雨特別警報の解除」では危険が去ったと、誤解を招きかねないためで、決して安心情報ではないことを呼び掛けている▼日本に限らず世界各地で大規模な自然災害が各地で発生している近年。十分な対策と備え、そして情報確保手段等を整えておかなければ。(雀)
2020年6月24日
6月期企業短期経済観測調査の主な民間予測が出揃った。20年度設備投資計画は軒並み下振れ傾向。前回3月期に比較して、経済へのダメージがより鮮明に▼影響は県内にも。既報の宿泊施設は言うに及ばず、6月着工予定だった首都圏からの進出企業や、防疫に慎重な農業法人なども、施設整備計画を見直す必要に迫られている▼それでも一度スタートを切った事業はそうそう止まらない。ある資材メーカーは「むしろ次年度以降の計画が入ってこないことに危機感を覚える」と話す▼通常国会が明け、22日の経済財政諮問会議では21年度予算編成に向けた骨子案が示された。デジタル化推進や東京一極集中の是正、サプライチェーンの多元化と、コロナ後を意識した領域に投資が集中するが、閉塞感を拭い去れるか。(鵯)
2020年6月23日
先日、産業人材育成センター倉吉校の生徒などを対象にした懇談会が行われた。質疑応答の時間では、土木業界に就職しようとしている訓練生らが、一足先に入職した先輩たちに業界の疑問をぶつける▼危険な仕事はあるか、休みはあるかなど、年齢、経験が近いからこそ、ざっくばらんな話し合いが続く。若い人達が入職するにあたって、何に不安を感じているのかを知ることができる興味深い企画だ▼「最近の若い人は長続きしなくて」とはよく聞く話。入職しても悩みを共有できる同年代がおらず、一人で抱え込んでしまうことが多いのだろう▼若手同士が闊達に話し合い、悩みを共有できる。そのような機会を設けることができれば、担い手確保育成にもまた道筋が見えてくるのではと感じた懇談会だった。(鴨)
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