画像

 米子市は12月6日、JR米子駅周辺のまちづくりを考えるフォーラムを米子コンベンションセンターで開く。昨年度の住民ワークショップ(WS)で出された意見を基に、駅周辺エリアで将来実現したい風景や、にぎわい創出に向けた取り組みを考える。
 20日に開かれた、市や県、JR西日本、米子商工会議所で組織する米子駅周辺活性化連携会議=写真=で、市が開催概要やWSでの意見を踏まえた検討状況を報告。
 全2回のWSでは、約20人が4グループに分かれ、駅周辺で将来実現したい風景や、そこでの過ごし方について意見を交わした。
 意見は、駅前通りや広場、加茂川沿い、商店街や路地など、エリアごとに整理された。駅前通りでは、緑を増やして歩道を広げ、親子連れも歩きやすい空間にすることや、店舗を誘致してテラスでコーヒーを楽しめる場所にすることなどが挙がった。広場では子どもが遊べる仕掛けや屋根のある空間、水辺では夕日を眺めながらくつろげる場所や川沿いのイベントなどを望む声があったという。
 商店街や路地については、気軽に立ち寄れる店やカフェ、夜市の復活などを求める案が出た。米子駅南北自由通路「がいなロード」も南北を行き来する通路にとどめず、音楽演奏やマーケットなどを楽しめる場所として活用するアイデアが示された。
 フォーラムは午後2時から4時まで。筑波大学の石田東生名誉教授による基調講演のほか、市が駅前通りの実証実験の結果などを報告する。パネルディスカッションには伊木隆司市長や石田氏、国土交通省、米子商工会議所青年部などが参加する予定。この日の連携会議では、活性化やにぎわいの捉え方は世代や立場によって異なるとして、目指す将来像を共有することの重要性を指摘する意見があった。また、イベントなどで人を集めるだけでなく、訪れた人が滞在を楽しみ、再び来たいと思える場所にすることや、民間事業者の活動と地域経済の循環によって、にぎわいを持続させる仕組みづくりも課題に挙がった。