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 美保テクノス(野津健市社長)、同社美創会(木下辰男会長)、安全協力会が9月30日、同社多目的ホールで合同交通安全大会を開いた。参加した約100人が、交通事故防止に向け、運転時の注意点や健康管理などに理解を深めた=写真=。
 米子署などから来賓を招き、あいさつに立った野津社長は、安全に近道はなく、事故を起こさないための地道な活動の積み重ねが必要と指摘。「ほんの一瞬の油断や慣れ、焦り、思い込みによって事故の当事者になる可能性がある」と述べ、余裕を持った運転の重要性を強調。
 木下会長は、車両の安全性能向上などを背景に交通事故死者数は大幅に減少しているものの、2025年も全国で2547人が犠牲になったことに触れ、「事故は身近なところで起こり得る」と言及。交通ルールの順守と歩行者や自転車への配慮を呼び掛けた。
 美保テクノスの交通安全への取り組み発表では、駒月一成・同社交通安全委員長が、運転中のスマートフォン使用による事故の危険性を説明。
 ながら運転を防ぐため、同社が保有する全車両に運転中のスマートフォン使用を禁止するステッカーを貼付しているほか、私有車についても希望者へ配布するなど、対策を進めているという。
 講演では、中国労働衛生協会米子健診センターの前田明日香氏が、心疾患や脳血管疾患、睡眠不足など健康面から事故につながるリスクを解説。「少し眠いけど、あと少しで着くから行ける、ではなく、止まる判断が事故を防ぐ」とし、体調に異変がある場合は「運転しない」ことも安全運転だと訴えた。
 日本自動車連盟(JAF)鳥取支部の別所貴夫氏は、運転行動の基本要素や冠水路走行時の注意点を説明。冠水した道路では車両が浮いたり、ハンドル操作が難しくなったりする危険があるとして、無理に走行せず、安全な場所への退避や迂回が必要だとした。