県生活環境部住宅政策課は15日の県議会福祉生活病院常任委員会で、「県営住宅上粟島団地建替事業」の入札不調を報告した。今後、入札を辞退した複数の事業者にヒアリングを行い、対応方針を検討する。
同事業はPFI手法(BT方式)を採用し、上粟島団地敷地内に3棟54戸の県営住宅を集約整備するもの。事業費は約22億円を見込んでいた。
入札には複数のグループが参加を予定していたが、全グループが辞退し、不調となった。県は8月25日以降、辞退した事業者へのヒアリングを進めている。
事業者からは、長期にわたるPFI事業で事業費の増加見通しを予測することが難しいことや、CLT工法の施工実績がなく事業リスクを感じたこと、予定価格内に収まらなかった|といった意見が出ているという。
県は10月までにヒアリングで得られた意見を踏まえて対応方針を検討し、その後、有識者から意見を聞く予定。今後の事業費や整備手法などの見直しが焦点となる。
