米子市淀江町小波に建設する産業廃棄物最終処分場について、県環境管理事業センターは、処分場造成工事と浸出水処理施設等建設工事を一括で公告した。発注工種は、清掃施設工事、機械器具設置工事、土木一式工事、建築一式工事で、4者JVを対象に価格競争で入札する。予定価格は10月上旬に公表する見通し。
処分場造成工事は掘削工5万6300立方メートル、遮水工1万3861平方メートル、雨水排水工一式、浸出水集排水工一式、浸出水集水ピット1基、地下水集排水工一式、仮設工一式。
建設工事は、一日の処理能力が最大70立方メートルで汚泥処理方式が脱水処理の処理施設建設と、浸出水調整槽容量7480立方メートル以上の処理施設建屋(管理事務所併設)と計量棟整備が内容。工期は2029年3月16日まで。
分担施工方式(乙型)を基本とし、共同施工方式(甲型)を併用。4者の内訳は、代表者が処理施設建設の設計、施工と、建屋と計量棟の設計を担当。構成員のうち、1者が建屋と計量棟の施工、残る2者が造成工事を担当。
代表者は、県入札資格の清掃施設工事、機械器具設置工事を持ち、それぞれの総合評定値が1200点以上であることが要件。土壌貯蔵施設の浸出水処理施設工事(一日の処理能力35立方メートル以上)で、26年3月末時点で1年以上の稼働実績のある施設を施工した実績を求める。
構成員は、建屋と計量棟の施工者に対し、県内に主な営業所を構え、県格付けの土木一般A級と建築一般A級を持つことを要件とした。造成工事の構成員1者には、土木一式工事の総合評定値が1200点以上で、埋立容量20万立方メートル以上の一般廃棄物最終処分場または産業廃棄物管理型最終処分場または土壌貯蔵施設の工事を手掛けた実績を求める。造成工事の残る1者は、県内に主な営業所を構え、県の土木一般A級であることが要件。
入札参加書類、見積設計図書の提出を10月5日まで受け付け、10月上旬の予定価格公表後、同中旬に開札する予定。いずれも詳細は今後、同センターのホームページで公表するという。
入札を巡っては、造成工事、建設工事をそれぞれ公告したが、ともに不落、不調に終わったため、同センタ―は内容を見直し、一括発注する方針で再公告の準備を進めていた。当初計画で、造成工事の概算工事費は約14億円、建設工事は約35億円とされてきた。
