平井伸治知事は7日、県庁で国交省中国地方整備局の山本大志局長と懇談し、米子―境港間の高規格道路や山陰近畿自動車道・鳥取―覚寺間(通称南北線)の早期整備を要望した。
ルート帯3案が示されている米子―境港間について、平井知事は「都市部を通過することに疑いはなく、地元としても緊密に協力していく」とし、南北線では「都市計画決定ができて、下地はととのった」と述べ、早期事業化を訴えた。
これに対し、山本局長は「地域から必要とされる良質で実効性のある社会資本整備に向けて、関係者が役割分担してしっかりと取り組んでいく」と応じ、来年度の概算要求では国交省全体で1・44倍を要求し、予算確保に努める考えを説明した。
このほか県側は、皆生海岸の侵食対策で、県が管理している区間の和田・大篠津海岸の直轄事業化を求めた。
一方、平井知事は、政府による『脱補正』の予算編成について「補正予算で対応していた国土強靱化予算が、当初予算に完全に乗ってくるのか」と不安視。さらに「当初(予算)に回ってくれば、債務負担の活用がないと年度後半に仕事が止まり、非効率になる」と懸念を伝えた。
平井知事の要望に応じる山本局長(写真中央)
