県は、今年度から沿岸に接してあるイワガキ増殖礁の移設に取り組む。巻貝による食害で、カキが付きにくくなった増殖礁を回収して適地に移設する。5カ年計画の事業費は約5億円。
「夏輝」のブランドで知られるイワガキの水揚げ量の増産につなげようと、県は2012年から16年にかけて県内沿岸に増殖礁2520基を設置。ところが稚貝の食害被害に遭い、増殖効果が見込めなくなっているという。
県水産振興課では、今年度から東部と中部地区の沿岸に設置してある900基あまりの増殖礁を適地に移す。
今年度は約200基を3件に分け、9月早々にも「港湾工事」を対象に工事発注する。増殖礁は1基当たり11・5トンの六脚ブロックで、回収して陸揚げし、ブロックの清掃まで。据え付けは、来年度以降にあらためて発注する。近く発注する工事は次の通り。
▼網代地区=80基、約2500万円▼泊地区=59基、約2200万円▼夏泊、船磯地区=60基と75基、約3500万円
