県鳥取県土整備事務所は、塩見川改修事業に伴う箭渓川放水路の建設に向けた用地の調査に着手した。昨年度までに放水路本体や道路、樋門などの詳細設計を終えており、工事を前に用地の補償交渉が本格化する。
鳥取市福部町を流れる塩見川の改修は、浸水常襲地帯である福部駅前周辺を中心にした整備が本格化している。放水路については、箭渓川の流下能力を向上させるため同町細川~高江間600メートルに新たな河道を設置する計画で、整備予定区域を走る県道池谷福部停車場線の一部区間を改良。また、既存の市道が利用できなくなるため新たな道路を新設するほか、橋長20メートル程度の県道橋(幅員10メートル)と橋長15メートルの市道橋についても設計を完了している。このほか、エリア内に広がる農地については生産基盤整備の計画も持ち上がっている。
同事務所では地権者などと調整しながら用地調査を進める。
