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 県土整備部は来年度、境漁港係留岸壁(境港市朝日町)の新規事業化を目指している。水深が浅い区間を増深し、大型漁船の係留に対応する。全体事業費は18億5000万円。
 係留岸壁の不足解消に向けて有識者で整備内容を協議、昨年度までに概略検討を進めてきた。
 境水道にある既存岸壁は約780メートルで、水深はマイナス4・5メートル~マイナス7・0メートル。うち大型船に対応できるマイナス7・0メートル区間は264メートル。
 計画ではマイナス7・0メートル岸壁をさらに130メートル延伸し、「大水深化区間」を拡大する。同部港湾課によると、旋網漁船の大型化が見込まれており、岸壁の事業化により2隻分の係留が可能になり、水揚げ量の増加につなげるという。
 現在、米子県土が詳細設計に入っているが、作業エリアは狭く難工事が予想されそう。
 想定事業費10億円を上回るため、同部は今月内の公共事業評価委員会に「事前評価」案件として諮問。整備効果が認められれば、27年度の新規事業化に向かう。事業期間は27年度~32年度。