県西部広域行政管理組合は、旧灰溶融施設「エコスラグセンター」(伯耆町岸本)跡地について、立地自治体である伯耆町が取得を希望していることを報告した。同組合は解体後の土地を売却などにより処分する計画で、町からの回答を踏まえ、今後の対応を検討する。
5日の正副管理者会議での説明によると、組合は6月9日付で、財産取得の意向について伯耆町へ文書照会し、同月23日付で回答を受けた。伯耆町は「財産取得の希望は有る」と回答した一方、町議会での議決事項であることから、不動産鑑定評価による譲渡額などの条件を確認した上で、最終的な取得の是非を検討すると回答。
この日の会議では町側が、「6月議会で議員にも説明した。議会から特に反対意見はなかった」と補足した。
旧灰溶融施設の解体撤去工事は、2025年8月から27年2月までの18カ月間で実施中。施工は東亜建設工業・金田工務店・津田建築JVが担当し、請負金額は9億1549万0400円。
進捗状況の報告もあり、工事では、ダイオキシン類などへの対策として作業範囲を密閉・負圧化し、付着物の除染を実施しており、低騒音型建設機械の使用や散水による粉じん抑制など、環境対策を講じながら進めているといい、施工中の騒音、振動、水質などの環境測定は、すべて基準値を満たしていると説明した。
現在は、管理棟の建物・基礎、工場棟内の設備、煙突の解体を進めており、進捗状況は概ね当初の予定通りとしている。
