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 県東部農林事務所は大渕用水(=写真)の改修事業について、今年度は法面の落石対策工事に入る見通しを明らかにした。多くの落石によって水路が破損しており、最初に危険な石を除去する工事をとび等一般で9月にも発注する考え。
 大渕用水は鳥取市用瀬町美成地区の千代川から取水して、同市河原町和奈見、八日市、佐貫地区の農地に用水を供給している。しかし、供用後90年以上が経過して劣化によって漏水や破損、堆積した土砂も増えて維持管理の問題が深刻化。また、水路が山腹に沿って流れているため落石も多く発生しており、水路の補修を前にした法面対策が急がれている。
 総事業費2億8000万円を投じる改修工事は美成地区の下流から和奈見集落手前までの630メートル間で、水利施設の機能保全対策を促進し、担い手への農地集積を加速するための整備に取り組む。同事務所では「水路を補修するためには、まず法面対策を急ぐ」と話しており、落石除去工事やポケット式落石保護ネットの設置に入る。