画像

 県日野県土整備局と日南町の意見交換会が23日、日南町霞の町役場で開かれ=写真=、国道180号福長~菅沢工区や国道183号宮内工区など町内の主要事業の進捗状況や今後の見通しについて情報共有した。
 同局が町内で展開する主要事業のうち、バイパスを建設中の国道180号福長~菅沢工区では、1号橋は4月に上部工の架設を終え、現在は床版工を施工中と説明。併せて補強土壁工を実施するほか、本年度は2号橋の詳細設計にも取り組む。終点部付近の線形改良について意見が交わされ、町側は将来的な整備構想の維持を求めた。
 国道183号萩原工区では、事業着手後、測量などを進めるとともに用地交渉を実施している。県道横田多里線上萩山3工区では県境部の法面工を施工中で、来年度から次の区間の工事に着手し、2カ年での完成を目指すとした。国道183号新屋工区は最終工事を進めており、盆ごろまでに舗装を完了し、本年度中の完成を見込む。
 国道183号宮内工区では、トンネル詳細設計と地質調査を実施しているほか、本年度は橋梁部周辺の用地測量に着手する予定。2027年度の埋蔵文化財調査を経て、28年度ごろの工事着手と約10年間の工事期間を想定していることを説明した。
 また、日野川霞地区の河川改修や日野川霞~生山地区の調査検討、狐〓(土ヘンに谷)および吉渡谷の砂防事業についても進捗状況を共有。
 このほか、町側からの追加議題として、一般県道猪ノ子原石見停車場線沿いの新石見小水力発電所導水路を巡る課題を協議。導水路からの漏水や法面の落石対策などについて意見を交わし、今後、現地を確認しながら対応を検討することを申し合わせた。
 その後、県が運用する路面振動収集システムや2025年2月豪雪を受けた対応状況、土砂災害が発生する恐れのある箇所の基礎調査、維持管理業務の共同事業化、産官学が連携した産業人材の確保育成について情報交換した。意見交換会には、局から藤井優局長ら、町から中村英明町長らが出席した。