県発注の工事成績で上昇傾向がとどまらない。25年度に完成検査した土木系工事の平均値は過去最高の83・7点となり、7年連続して上昇。前年83・1点を0・6ポイント上回った。また、営繕工事(建築・設備)の平均は78・92点で、前年78・39点から0・53ポイント伸びた。(別表参照)
県工事検査課が24日までに集計結果をまとめた。
25年度土木系工事の全体検査件数は518件。「令和5年災」の災害復旧工事がピークを過ぎて前年の578件から60件減少した。
内訳は「1500万円以上」487件の平均83・7点、「1500万円未満」31件の平均83・0点。
管内別では八頭84・4点、米子84・3点、日野83・5点、中部83・4点、鳥取83・1点。トップの八頭は「1500万円未満」の平均86・5点がけん引し、一部アスファルトの高得点が影響した。
全体の最高点は92点で、県道三代寺宮下線(中郷橋)橋梁下部工事。次いで91点が4現場、90点が16現場あった。
他方、営繕工事の内訳は、建築「1000万円以上」72件で平均79・58点、「1000万円未満」37件で76・38点。設備(電気・機械)「1000万円以上」73件の平均79・95点、「1000万円未満」25件の平均77・76点。
建築の最高点は85点で、材木町団地と河北団地の県営住宅改修2件が該当。また、設備の最高点83点には、鳥取砂丘コナン空港の空調熱源機器改修(機械設備)、天神浄化センターの空調設備(電気設備)、鳥取警察署の空調設備(機械設備)の3件が並んだ。
土木系工事の評定要領は、検査の効率化を目的に今年4月から見直しており、今回の集計は全て旧評定によるもの。3月末までに中間検査を終えて、今年度に繰り越した工事は旧評定で行うため、次回26年度の集計は新旧の評定が混在したものになる。
県工事検査課では「今のところ、新評定による検査はわずかで、(点数上下の)明確な傾向は見られない」と話している。
