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 中国地質調査業協会(小谷裕司理事長)の第32回技術講演会が12日、鳥取市のとりぎん文化会館を会場に開かれた(=写真)。開会あいさつで、小谷理事長は「地質調査は、事業リスク低減への投資であることを肝に銘じ、これからの調査業がどうあるべきか講演会を通じて活発な議論を」と呼び掛けた。
 今回のテーマは「多様性とジェンダーレスが拓く地盤技術者の未来」。
 会場には中国5県から技術者約260人が詰めかけ、ウェブを含む約580人が参加し、多様な人材が調和することが質の高い技術につながることを学んだ。
 技術発表者10人のうち女性は7人で、ウエスコの吉永育美さんは「GISを用いた路面下空洞調査計画の策定」について発表。吉永さんは一度業界を離れるも、異業種を経験して復帰。職人の勘と経験は、データ化によって性別や体力の壁を打ち破れると訴え、「脱経験依存」を唱えた。
 そして「異職種や子育てといった異なるライフステージの経験が、バランスのとれた柔軟な判断に結び付く」とし、「寄り道がマイナスではなかった」と語った。
 エスジーズの赤井伸江さんは「身体的性差と社会的性差の関係を考える(7割5分の法則)」と題して講演。アイコンヤマトの池谷有希さんは、自ら判断し、行動する主体性を持った働き方について持論を述べた。
 また、特別講演があり、元県土整備部次長で、鳥取県男女協働未来創造本部長の山本雅美さんが「男女協働が拓く鳥取の未来」をテーマに県の政策を説明した。