山陰近畿自動車道・鳥取―覚寺間(南北線)について、平井伸治知事は12日、事業化に必要な都市計画決定を15日告示すると発表した。2027年度の新規事業化に向けて国要望をスタートさせるとし、県東部が待望する大型事業が動き出す。
南北線は山陰道と鳥取道、山陰近畿道の三つの高速道路ネットワークを結節し、ミッシングリンクを解消する。
当初、県は26年度の事業化を目指して都市計画手続きを進めてきたが、地元住民との協議を優先させるため、昨年9月に予定していた都市計画案の公告縦覧を延期。一部オン・オフランプの交差点を修正して今年2月に縦覧し、3月に県都市計画審議会を開いて計画案の了承を得ていた。
南北線のルートは、山陰道・鳥取西ICを起点に北上して市街地を通過。その後、晩稲ICから逆L字型を描いて覚寺ICまでを結ぶ延長約7・0キロ。基本的に高架構造で、ルート上には五つのICを設ける。
県道路企画課では都計決定後、「27年度の確実な新規事業化を目指して国に要望したい」と説明。来年3月の国の新規事業採択時評価に向けて、国交省や国会議員に働き掛けを強める。
