画像

 県土整備部は「土砂洪水氾濫」対策に取り組むため、危険リスクの高い流域の抽出作業を進めている。本年度は県東部地区に次いで、中部、西部の流域でも抽出する準備に入る。
 土砂洪水氾濫は、上流で発生した土石流が、下流域の河床に堆積して洪水を引き起こす現象。最近では「平成30年7月豪雨」の際に、広島県呉市の大屋大川で発生しており、広範囲にわたり土砂と泥水が氾濫した。
 同部では昨年度末から中電技術コンサルタントに委託し、県東部地区を対象に危険流域の抽出作業に着手。引き続き本年度は中部、西部地区でも抽出に入るため、まず地形データをもとに数値地図を作成する。事業費は1億円。
 同部治山砂防課は、国予算の成立を待って発注準備に入ると説明。予算配分がありしだい、工区分割も視野に検討し、5月連休明けにも測量業務2社JVを対象に業務を公告する。
 リスクの高い流域の抽出後は、流木対策と合わせて施設配置計画の策定に役立てるという。