鳥取市水道施設協議会(中村佳紀会長)は24日、鳥取市水道局(武田行雄水道事業管理者)と懇談し、交通誘導警備員の設計計上額と実際にかかる費用との乖離(かいり)に改善を求めた。
「設計単価と実行予算が合わない上、計上人数が足りていない」。協議会側は、計上額と警備会社に支払う額との差が負担になっていると訴えた。
これに対し水道局は、「国や県の基準に合わせて計上している。警備員の配置人数に変更が生じれば、協議の上、設計変更で対応したい」と答え、理解を求めた。
指名競争入札では、協議会が指名選定基準を開示するよう要望。市発注工事では、受注した業者が再度の指名が入りにくくなっている一方で、水道局発注工事は受注業者が繰り返して指名されていると指摘した。
水道局は「選定要綱」を公表していると回答。その上で、A級が24社あり、同じ日に複数件発注すれば、指名が重複することもあり得ると説明した。
また、協議会が予定価格の事後公表を求めたのに対し、水道局は「事前公表の希望もあり、両方に答えるのは難しい。市長部局(鳥取市)の状況をみながら判断したい」と答えた。
このほか協議会は、B級案件の工事量確保を要請。水道局は次期格付けでA・B級の発注基準額の見直しも考える意向を示した。
懇談には中村会長や武田水道事業管理者ら12人が出席。武田管理者は年間を通じた発注につながるゼロ債活用について、「来年度以降も続けることを考えていきたい」と述べ、2~3月に発注して春先から着工できるメリットを強調した。
警備員計上額などで意見交換した懇談会(=鳥取市水道局)
