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 県鳥取県土整備事務所は箭渓川放水路の建設計画について、2026年度から用地の調査などに入る見通しを明らかにした。これまでに放水路本体や道路、樋門などの詳細設計を終えて、近く工事全体の施工計画を検討するための調査も始まるなど建設への動きが本格化している。
 鳥取市福部町を流れる塩見川の改修は、浸水常襲地帯である福部駅前周辺を中心にした整備が本格化している。放水路については、箭渓川の流下能力を向上させるため上流側600メートルに新たな河道を設置する計画で、エリア内にある県道池谷福部停車場線の一部区間を改良するほか、既存の市道が利用できなくなるため新たな道路を新設する。
 このうち橋梁整備は、橋長20メートル程度の県道橋(幅員10メートル)と橋長15メートルの市道橋を新設。また、県道鳥取福部線を起点とする市道も南側と北側の2カ所に設置する。さらに、県道福部鳥取線についても嵩上げなどの改良が必要になる。こうした工事の詳細設計も終えており、同事務所では来年度に取り組む用地調査の準備も開始している。

箭渓川放水路の建設予定地(鳥取市福部町)