鳥取市公設地方卸売市場(鳥取市安長)の改築事業が完了し、竣工式が20日、現地で行われた。式典には深沢市長や平井知事、舞立参議院議員ら約60人の関係者が出席し、施設の完成を祝った。
あいさつで深沢市長は「東部圏域の食の流通拠点として、関係者と連携しながら機能・役割を発揮していきたい」と述べるとともに、「限られた工期の中で設計・施工を進めてもらう」と事業関係者に謝意を示す。
同市場は1973年の開設以降、地域の基幹的な流通拠点として機能してきたが、施設の老朽化や耐震性の確保、コールドチェーン対応などの課題が顕在化。これらの解消に向け、現地で全面改築を進めてきた。
施工はYAHATA(中山忠雄社長)を代表とする事業者グループが担当。整備施設は鉄骨造1・2階建て、延べ床面積約1万5000平方メートルの花き棟・青果仲卸業者棟などで構成。動線計画の見直しにより物流効率の向上を図るとともに、衛生管理機能を強化。加えて、災害時の事業継続を想定したBCP対応機能も備え、拠点機能の高度化を図っている。
中山社長は「事業に取り組む4年間、物価高騰やコロナ禍などさまざまな課題が生じる中、要求水準を維持しつつ情熱を持って取り組む」とした上で、「さらなる地方創生につなげ、鳥取を元気にしていきたい」と呼びかけた。
