米子市の伊木隆司市長=写真=は、市立小中学校体育館の空調整備について、体育館の改築に合わせて年1施設のペースで整備を進める考えを示した。整備完了は2042年度、総事業費約120億円を見込むという。開会中の市議会3月定例会で、戸田隆次議員の質問に答えた。
市によると、市内の小中学校体育館は34校35棟すべてで空調設備が未整備。近年の猛暑を踏まえた教育環境の改善に加え、災害時の避難所機能の強化の観点から、固定式空調の導入を進める方針としている。
整備は体育館の改修・改築に合わせて実施する考えで、伊木市長は「特に改築に合わせた空調整備は多額の事業費が見込まれることから、財政負担の平準化と財源確保の観点で、1年に1施設ごとの改築を想定している」と説明。
整備の順番が回ってくるまでの間は、当面の対応としてスポットクーラーを導入し、暑さ対策による環境改善を図る考えで、伊木市長は「これらを計画的に進めていくため、引き続き国に対し財源のさらなる拡充を強く要望し、可能であれば整備期間を短縮できるよう努力していきたい」と述べた。
体育館は災害時の避難所としての役割も担うことから、市は施設の老朽化状況に加え、市内の地理的バランスや避難所としての適性も考慮しながら改修・改築を進める方針でいる。
