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 鳥取市は、鳥取大学構内(=写真、同市湖山町南)に設置を検討している動物愛護センターについて、2026年度から施設規模などの検討に入り、29年度オープンを目指し計画していることを明らかにした。
 開会中の2月市議会の福祉保健委員会で生活安全課が説明した。
 市では現在、県から借りている犬管理所(同市松並町)で犬・猫の保護、引き取りを行っている。また、閉院した動物病院(同市吉方町)を動物診療棟として借り、地域猫の不妊去勢手術を実施している。ただ、犬管理所は建設から30年以上経過し、老朽化が進んでいるうえ、狂犬病予防法に基づいた犬の抑留を目的とした施設として建設されたため、猫の収容スペースや診療・治療スペースが不足している状況にある。
 このため市では、現在の犬管理所と動物診療棟を統合した動物愛護センターの整備を検討していたところ、鳥取大学から構内の用地提供の申し出があった。
 鳥大では今年1月の役員会で用地提供について正式決定している。施設の建設候補地は市立湖山小学校向かいの駐車場付近。
 委員会で出席委員から総事業費について質問があり、同課は「施設規模などこれから検討するため不確定だが、現時点で想定している概算事業費は最大で4億6000万円」と回答し、「大学内に動物医療センターもあるため、共用できる施設は共用させてもらう方向で検討し、実際の事業費は縮小となる見込み」と説明した。また、運営主体は「市直営を検討している」とした。
 今後のスケジュールは、26年度に検討委員会で施設機能・規模、愛護センターでの業務を決定。27年度に地質調査、基本・実施設計に入り、28年度に建築。29年度オープンを目指す。