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 倉吉市は、公立保育所再編計画を固めた。西エリアでの保育園再編について、既存施設の改修などによる合同保育の実施を基本とする方向に修正。当初予定した新園建設から、変更する形となる。
 19日に市内であった市子ども・子育て会議(会長・青木淳英鳥取短期大学准教授、16人)で示した=写真=。
 西エリアでの再編は、社、北谷、高城の3園を統合し、新たな園を建設する内容で進めたが、2024年12月の定例市議会で、多くの議員が建設候補地の選定、規模などを巡り了承できないとして、関連予算を事実上否決。
 これを受け、市は再編計画の策定時から10年以上が経過し、想定を上回る少子化が進むなど、状況が変化していることも踏まえ、見直しを検討してきた。保育所の利用定員が20人以上と定められているため、再編検討の目安となる入所児童数を20人未満と設定。
 施設の更新は、老朽化状況などを総合的に判断し、既存施設の改修などでの対応を基本とし、統合新設が有効と判断される場合は、必要最小限の規模での整備を検討するとした。
 西エリアに当てはめると、推計児童数が38年度に計29人、43年度に計21人となることが予想され、新園を整備しても短期間で20人未満に近くなるため、新設には慎重な検討が必要。既存施設の改修などによる合同保育の実施を基本とするとした。具体的には、社保育園への集約となる。
 西エリアでの再編を巡り、市は基本設計を終えており、新園の規模は木造平屋1200平方メートル程度、定員100人程度。同市横田の農地約1万3000平方メートルを候補地としてきた。