衆院選鳥取2区は、自民党前職で経済産業相の赤沢亮正氏(65)が8期目の当選を果たした。中小企業の生産性向上と賃上げ、防災庁の設置、事前防災の推進、女性活躍と女性参画の支援などを主張。他候補に大差をつけ、追随を許さなかった。
立憲民主党元職で新党の中道改革連合に合流した湯原俊二氏(63)=2期=、共産党新人で党県常任委員の福住英行氏(50)と3氏による対決。2024年の前回選と同じ顔ぶれで、5度目。
公明党が立憲民主党と新党の中道改革連合を設立し、赤沢氏はこれまでと異なり、公明党の支援を受けられない選挙戦となったが、現職閣僚としての実績や知名度を生かし、得票率を前回選と比べ0・5ポイント増の62・3%に伸ばした。
期間中は、党候補の応援演説で全国を回り、地元入りは公示日と総決起大会の2日間。
妻・千晶さん、長男・亮太さんら家族をはじめ、党県連幹部らが選挙区を駆け回り、支持を訴え。中小企業の生産性向上と賃上げ、事前防災の推進などの政策を説明し、着実に票を得た。
投開票日の8日は、米子ワシントンホテルプラザで選挙結果報告会があり、選対幹部や地元建設業の関係者らが参集。
開票間もない午後8時過ぎ「当確」の報が入ると、大きな拍手が起こり、斉木正一選対本部長の音頭で万歳三唱。
同日は大雪警報が発令されており、上京中の赤沢氏に代わり、千晶さんが「足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございます。本人がほぼ不在の選挙だったが、本当に支えていただいた。皆様のお力を引き続き賜りたい」と感謝の言葉を述べた。鳥取2区の当日有権者数は44万5284人。投票率は前回(58・10%)を下回る47・54%。得票数は赤沢氏6万7736票、湯原氏3万6132票、福住氏4862票。
