「鳥取県防災士養成研修」が県内3会場で始まり、日本技術士会県支部(平尾繁和支部長)が講演や防災ゲームなどを通じて防災士としての役割を伝えている(=写真)。研修は10月31日の西部会場に続いて14日に東部、12月19日には中部でも開くことになっており、同支部は各地区に技術士を講師として派遣する。
県危機管理局が主催する防災士養成研修は、毎年この時期に県内で開催されており、日本技術士会ではアドバイザーとして研修を支えている。このうち米子市福祉保健総合センターであった西部地区の研修には防災士を目指す74人が参加。技術士会、鳥取大学、気象台、県の関係者らが講演した。
このうち、同会の伊藤徹名誉支部長は「自主防災活動と地区防災計画」をテーマに講演。「今年も地震や局地的な豪雨災害が相次いで発生しており、防災士の役割がさらに重要になった」と話したほか、同氏が町内会などで取り組む防災マップ作りの事例も紹介。「防災士は日ごろから積極的に地域の活動にかかわることが大切。そのためには、正しい知識と正確な伝え方を身に着けることや想像と創造が防災には重要になる」と受講者に伝えた。
このあと、同支部の西村悟之防災委員長が進行する災害をテーマにした防災ゲームを通じて地域防災力の向上に向けたヒントを探った。同支部では「受講者には高校生もいた。多様な年代の人が防災に携わることで、様々な意見や考え方が身につくと思う」と話していた。
