県測量設計業協会(大西幸人会長)と鳥取大学が主催する郷土づくりシンポジウムが20日に倉吉市内で開かれた。「今後の地方におけるインフラメンテナンスを考える」をテーマにした講演のほか、県内で土木を学ぶ高校生や大学生を対象にした出前講座も紹介された。
今年のシンポジウムには、会員のほか国交省、県土整備部の職員や鳥取大学、倉吉農業高等学校の生徒ら約200人が参加。大西会長が「本日は、鳥取県内だけでなく全国の先進的なインフラメンテナンスの取り組みについて発表があるので、それを各社に持ち帰って今後の活動につなげてもらいたい。その一つ一つが安心安全な郷土づくりになる」とあいさつ。
講演では、県内の高校、大学での出前講座の様子が紹介され、続けて同協会の信岡宜暁技術委員(アイコンヤマト)が今年6月に視察した長崎県長崎市の道守制度を活用したインフラメンテナンスについて講演。鳥取大学が進めているとっとり道守養成を先進的に取り組んでいる、長崎大学の講座の内容や現在進められている長崎駅周辺や長崎スタジアムシティ事業との連携を解説=写真。
このほか、県土整備部の吉野睦部長が「鳥取県におけるインフラマネジメントと体制構築」、国土交通省中国地方整備局の高橋渉道路情報管理官が「国交省のインフラメンテナンスの取り組み」、鳥取大学大学院の黒田保教授が「地方創生ラボ(仮称)の取り組み」についてをテーマにそれぞれ講演した。
