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 日本技術士会県支部の伊藤徹名誉支部長は、鳥取市にある青翔開智中学・高校で防災に関する授業の講師に招かれた。「防災マップから学ぶ地学」をテーマに54人の中学1年生を対象にした理科の授業で、生徒に防災の大切さを伝えた。(=写真)
 伊藤氏は最初に防災マップを作成するうえで自然災害につながる地形、地質などを調べながら水害や地震災害について学ぶ重要性のほか、防災マップの内容などを説明した。授業では災害の発生源、ハザードマップと防災マップの違いに続いて、学校周辺で想定される被害について航空写真や国土地理院の地図を見ながら予想される災害を生徒がまとめた。
 また、後半の実習では低い土地が危険なことを理解するため断面図を作成したほか、地震発生時に懸念される家屋やブロック塀の倒壊、電柱の位置、水路の大きさなど地図では読み取れない情報についても記入した。授業の最後には普段から確認しておく安全な避難経路を調べ「地学の知識が災害時に役立つ」ことを生徒に伝えた。伊藤氏は「実習を取り入れた授業は初の試みだったが、生徒はうまく断面を描いていた。今後も若い人が防災活動に取り組む環境づくりを進めていきたい」と話していた。