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 総合建材商社のミヨシ産業(米子市両三柳、谷野利宏社長)が、本社社屋新築工事に伴う構造見学会を開き、計約520人がCLT(直交集成板)を活用した木造4階建ての建築物の構造に触れた。
 米子市上福原で、延べ床面積3000平方メートル以上の木造建築物で国内初となるZEB認証取得を目指して建設中。施工は、美保テクノス・大松建設・大協組JV。
 在来軸組工法、フルBIMで進め、上棟を終えたことを受け、見学会を17日から3日間の日程で企画した。
 初日の会で、谷野社長が「土地を取得してから、かれこれ4年。省エネ建築、BIM、木造建築の3本を柱に進めている。独自の商品、最新の工法を採り入れているので、ぜひ見て回っていただければ」とあいさつ。
 設計を手掛ける桑本建築設計事務所の小椋章誉執行役員が概要を、ハフニアムアーキテクツ(神奈川県川崎市)の福山弘代表が耐火や耐震構造計画を説明した。
 建築基準法で木造建築物には厳しい防・耐火要件が課せられる中、耐火では床と柱に大臣認定構造を採用し、耐震壁には90ミリ厚のCLTを納めるなどしており、接合部の試験内容、解析モデル、施工手順などを映像を交えて紹介。
 本社棟は高断熱、自然光利用を、渡り廊下でつながる別棟は木造ノコギリ屋根とし造形性を追求した。会場となった新社屋の屋内には、オフィスの床に採用する、国産材を使った木質置床システム「モクユカ」、工事用道路に敷設している熱射対策のCLT敷板を展示。
 さらに、美保テクノスがBIMアニメーション動画を放映し、イメージを伝えた。新社屋は、来年2月の完成予定。