建設業の魅力を小学生に伝えようと、藤原組(鳥取市千代水)は8日、市立久松小学校(同市東町)で出張授業(=写真)を行った。7月から請け負う「わらべ館」(同市西町)の改修工事を通じて、3年生児童46人に建設業の仕事や役割を紹介した。
先生役を務めたのは、藤原正弥常務ほか、監理技術者の塚川百合さんと現場代理人の大谷翔さん。児童たちは、藤原常務が自ら制作したというアニメ動画を鑑賞。キャラクターの「わらっち」が、国鉄若桜線の敷設をルーツとする藤原組の95年にわたる歩みや、わらべ館の改修内容をひも解いた。
1995年完成のわらべ館は、約90年前にあった旧県立図書館の外観をモチーフに復元された。塚川さんは、同社の歴史と重ねながら「次の世代に引き継ぐために改修工事を進めている」と説明。建設業の役目について「道路や建物を造るだけではなく、まちの歴史やみんなの暮らしを守っている」と伝えた。
また、教室とわらべ館の改修現場をオンラインで結び、実際の職人が外壁を打音検査するようすも披露された。
締めくくりに、藤原常務は「建設業に興味をもってもらい、将来、思い出して私たちの仕事を手伝ってくれれば」と優しく語り掛けた。
