夏の米子を沸かせる「第53回米子がいな祭」が開幕した8日夜、米子市中心部で、万灯パレードが繰り広げられた。JR米子駅前通りを埋め尽くした総勢35基の万灯の中には、建設業界から参加したチームの姿も。昨年は雨に阻まれ、開催直前に中止となっただけに、2年ぶりの舞台に立った担ぎ手たちは、待ちわびた思いを胸に、力のこもった妙技を見せた。
通りには、継ぎ竹を伸ばして高く掲げた万灯
がひしめいた。担ぎ手たちは、手のひらから額へ、額から腰へと万灯を移
し替えながら、次々と技を繰り出した。提灯の柔らかな明かりがたゆたい、沿道に並ぶ飲食店の光と重なって、通りを彩った。
中央交差点付近の審査エリアでは、各チームが気合の入った演技を披露。特設ステージからは、軽快な祭囃子に合わせて社名や団体名にちなんだ掛け声が飛び、鳴子の音が響いた。大技が決まるたびに沿道から歓声が上がり、会場の盛り上がりは最高潮に。
様子を見守った米子がいな万灯振興会の松浦啓介会長(大松建設社長)は「昨年は雨でできなかったこともあり、皆さんそれぞれの思いが込められたパレードだったように感じる。力を入れて準備してきたことが、演技にもよく表れていた」と強調。
その上で、「やはり、この街には万灯が必要不可欠だと改めて感じた。これからも市民の皆さんの期待に応えられるよう、取り組んでいきたい」と語った。
参加者とのふれあいタイムで、間近に置かれた万灯を眺める見物客
特設ステージからチームメートに声援を送る参加者
万灯パレードの幕間に、来場者の記念撮影に応じる参加者
