画像

 国土交通省日野川河川事務所は27日、米子市古豊千の同事務所で2026年度国土交通功労者表彰式を開いた。優良業務履行団体にアサヒコンサルタント、優秀建設技術者(業務)に同社の梶原寛氏、協力企業表彰に藤波組を選び、國時正博所長が表彰状を贈った。
 アサヒコンサルタントと梶原氏は「令和7年度日野川河川事務所管内測量設計業務」で受賞。点在する設計カ所の特性に応じて適切に対応したほか、履行期限に遅れが生じないよう職員を増員するなど実施体制を整え、責任感を持って業務を遂行した点が高評価につながったという。
 藤波組は、平井工業が施工した「令和7年度日野川外維持工事」の協力企業。堤防除草で細やかな除草・集草・運搬作業に取り組むとともに、河川管理施設の応急対策・応急処理工でも丁寧で安全な施工に努め、品質確保に貢献した。
 國時所長は、各地で自然災害が頻発する中、復旧・復興に欠かせない地域の守り手として受賞者の尽力をたたえた。建設業界が高齢化や若手不足、資材高騰などの課題に直面していることにも触れ「国土強靱化に向け、共に地域の未来を築いていきたい」と一層の活躍に期待を寄せる。
 アサヒコンサルタントの村上浩幸社長は「創業から半世紀余り、国交省の県内河川・道路関係事務所からの受賞は初めて」と感慨をにじませた。「事務所長表彰を一つの大きな目標に、職員一丸となって取り組んできた成果が出た。非常に光栄で、職員のモチベーションや励みにもなる」と次を見据える。
 また梶原氏は「担い手不足と若手育成が当面の課題。技術の継承に力を入れ、再び表彰を受けられる技術者を育成したい」と話し、人材確保に意欲を示した。

村上社長へ國時所長が表彰状を手交