境港市は、公共工事の入札時に提出を求める工事費内訳書について、労務費や材料費、法定福利費などの記載を義務付ける。公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の改正を受けた措置で、7月1日以降に発注する工事から適用。なお、当面は記載がない場合でも失格とはしない。
新たに「工事費内訳書徴収要領」を制定した。入札参加者に工事名、工事場所、入札者の所在地・商号、入札価格、工事費の内訳などを記載した内訳書の提出を求める。土木系工事では、閲覧用設計書の工事区分・工種・種別・細別に対応する内訳に加え、材料費、労務費、法定福利費、安全衛生経費、建設業退職金共済契約に係る掛金などを記載事項とした。建築・設備系工事も、種目・科目・中科目に対応する内訳と労務費等の記載を求める。
工事費内訳書を提出しない場合や、内訳書の合計額が入札価格と異なる場合、必要な積算区分の記載がない場合などは失格となる。一方で労務費等の記載漏れに対する失格措置については、事業者側への周知や浸透状況などを考慮し、現段階で時期未定とした。
