日本技技術士会県支部(平尾繁和支部長)の年次大会と設立10周年記念大会が4日に鳥取市内で開かれた。(=写真)
大会には技術士会中国本部の福田直三本部長、県土整備部の吉野睦部長、県危機管理局の木山正一次長らを来賓に迎え会員40人が参加。今年度は「防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)」への参加や防災士講習会への講師派遣、大学や高専での講演会、防災学習などのほか、技術士会全国大会の開催に向けた準備を本格化させる。平尾支部長は「多様な人材が活躍する時代。我々も技術者倫理をベースにした活動が求められる。自然災害も相次いでおり、今後も学校や地域への防災学習、避難所での支援など、地域に根差した活動。そして、若い人材を育てるのも大きな役割」とあいさつした。
来賓に招いた県土整備部の吉野部長は「社会資本の整備にみなさんの技術と経験が欠かせない。維持管理を含むマネジメントに期待する。また、担い手の確保と育成にも協力して取り組む」。危機管理部の木山次長は「災害発生時だけではなく、防災対策向上に大きな協力を得ている。甚大化する災害にはみなさんの専門知識が必要」などと感謝の気持ちを伝えた。
大会後には島根大学の元教授で島根半島・宍道湖中海ジオパークの専門員として活躍する野村律夫氏が「神話や伝説を地質学的に見る地球神話の世界」をテーマに講演。野村氏は「古代からの伝承は地質学と親和性がある。伝承を科学的に理解すれば教育、防災などに役立つ。そして、現代の日本全区はどこでも同じ金太郎飴。この地域固有の大地、風土、文化こそ地方創生の原点」と話した。
