倉吉市は、日帰り温泉施設「せきがね湯命館」(倉吉市関金町関金宿)=写真=の大規模改修で、総事業費10億4100万円を見込んだ。2027年夏ごろの着工予定で、工期は1年半程度。29年度中の開業を目指す。
隣接する交流施設「倉吉市関金都市交流センター」との一体的な再整備を予定しており、市は今春の市長選後の肉付けとなる補正予算で、基本設計と実施設計の委託料に1518万円を既に予算化。今年度中に設計に取り掛かる。
改修事業案によると、湯命館のレストラン機能を同センターへ移設し、外部から直接利用できる「食の拠点」を形成。レストラン跡はイベント対応可能な休憩・交流スペースにし、浴室は解体して作り直す。
工事費は10億円を予定するが、中東情勢を踏まえ、変動を見込むという。事業費の大半を国の地域未来交付金や過疎債で賄う。
湯命館は1995年に完成し、鉄筋コンクリート造一部2階建て延べ床面積1506平方メートル。
長寿命化改修を検討する時期を迎えた一方、併設する交流センターとの機能の集約化、適正規模、整備内容の調整が必要となっており、在り方の検討が進んでいる。
