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 鳥取大学は5日、米子市西町の医学部附属病院再整備に向けた「鳥取大学(米子)医学部附属病院病棟新営基本設計業務」を公募型プロポーザル方式で公告した。参加申込期限は16日、技術提案書の提出期限は8月18日。温室効果ガス排出削減など環境負荷低減への配慮をテーマとした技術提案を求める環境配慮型プロポーザル方式を適用する。履行期間は契約締結日の翌日から2028年3月31日まで。
 再整備は、地域医療提供体制の再編や高度医療機能の集約、有事対応機能の強化を見据えて実施するもの。将来的な医療需要は減少が見込まれるものの、地域の中核病院としての役割を踏まえ、病床数は現行697床から650床へ見直す。
 新たに整備する病棟は、放射線治療棟や渡り廊下を含む鉄骨造地上11階・地下1階建て、延べ床面積約5万1000平方メートルを計画。既存建物を改修して外来病棟として活用する方針で、対象施設は鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積約2万8000平方メートルとなる。
 参加資格は単体企業または2社以上で構成する設計共同体。文部科学省の26・27年度一般競争参加資格(設計・コンサルティング業務)で「建築関係設計・施工管理業務」、「建築設備関係設計・施工管理業務」の認定を受けていることが条件となる。分担業務実施方式の共同体については、建築関係業務の担当者は「建築関係設計・施工管理業務」、設備関係業務の担当者は「建築設備関係設計・施工管理業務」の認定を受けていることを求める。総括技術者および主任技術者の配置も要件としている。
 同日公表した「鳥取大学医学部附属病院再整備事業基本計画書」によると、基本設計は2027年度までに取りまとめ、28年度に事業化を決定。その後、実施設計に着手し、29年度の工事着工を目指す。再整備により高度急性期医療や災害医療への対応力向上を図るとともに、脱炭素化や省エネルギー化を踏まえた次世代型病院の整備を進める方針だ。